#45 - 空の境界 > 恋愛 , 訪問者TOP50です



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- (20084)

両儀“色”祭 投稿SS#30(ロスタイム突入中)

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「予告なんてつまらないだけだろう。早送りしろよ」
「これも見た方が気分が盛り上がるよ」

 言いつつ、お茶受けの煎餅に手を伸ばす。
 それを口に運ぶのと同時に予告が終わり、凝ったCGのタイトルが表示され――。


                        絡み合う幹也と式が映った。
2

両儀式朝餉 - (19529)

台所に入った途端、式が振り向いて睨み付けてきた。
「結局寝てないな? 幹也」
 その通りながらも何か言い返そうとして、だけど、厳しい目付きに意気を削がれる。

***

 朝ごはんは一日の活力です。 きちんと食べましょう。
3

ハライセ-The Counter Of Love- - (19053)

私に開いた穴を、幹也が埋めてくれた。
 あいつといると、満たされた。
 だから――幹也を疑えば、そんな幸福たちまでが泡沫に消えてしまいそうで。
 会いたいと強く願いながら、決して会おうとしない矛盾を、私はもう一週間も繰り返している。


西奏亭への頂き物、四話構成の長編です。
式と幹也の関係の揺らぎ、そして……。
式幹の関係が好きな方には少し辛い場面もあるかもしれませんが、読み始めたなら、最後まで読んで貰いたい作品です。
4

十六夜 - (15548)

「ふふっ」
 軽い吐息がその口元からこぼれる。その振動は空気を伝わって、僕の耳たぶを揺らしているような錯覚さえ覚えた。普段の彼女の笑みとは少し違った色を帯びている。たとえるならそれは薄紅色。ピンクほどあからさまじゃなく、それでいて清らかな艶っぽささえ含ませたその声は、いつまでも、何度でも聞いていたいと思わせるような心地よい音色だった。

という艶っぽい出だしですが、ほのぼのです。
酒に酔って幹也に絡む式。その本意は─────
5

神隠し〜しじょうさいていのちわげんか〜 - (14638)

前・後編です。完結したので登録します。

人は魔法なんか使わなくても、一方的に自分が会いたくないと強く願えば、簡単に『いなくなって』しまうことができる。失踪には二種類あって、ひとつは全ての繋がりを断ち切って消滅することを望むもの。もう一つは─────
6

遅れてしまったチョコレート - (13230)

少し遅れてしまったバレンタインのお話です。

――――――
「あの、式……?」
「あのさ、幹也」
恐る恐ると口をひらく僕の言葉を遮って、
式は左手で軽くナイフの柄を指弾きながら、小さく笑って、訊いた。


「これ、誰から?」、と。
7

ジャイアニズム - (11672)

瑞香さまから、AcidRainにご寄稿いただきました。
ほのぼのバカップルな二人をお楽しみください。

―――――――――

僕はかなり神妙な顔つきだったと思う。
 今考えてみれば、はっきりしないことが多い。それだけ気張っていたんだと思う。
 喉はカラカラでひりついていたし、なにより彼女を目の前にして、僕は動転していたのだと思う。まず話題をふって、それから感触をさぐって、そして切り出そうと色々画策していたのに、すべてオジャン。
 彼女を目の前にした途端、僕は唐突に口にしていた。

「し、式……結婚しよう」
8

お姫様はご機嫌ナナメ - (11657)

全く。こんなに散らかった部屋じゃ落ち着いて眠ることも出来やしない。たすきを手にとり裾を捲り上げて、流しに向かう。
「まったく、どうしようもないヤツ」
 …やっぱり返答がないことに、室内に響く足音がひとつしかないことに、やけに大きく聞こえる時計の音に、少しだけ苛立ちが混じっているのは――きっと気のせいに違いない。

ほのぼののような、甘々のような式と幹也。
Gallary⇒TYPE-MOON⇒Short Storyからご覧いただけます。
9

黒桐式 - (11263)

週末、あたりまえの行為として情交する式と幹也。
特別なことではなくなっても、想いの満ち足りる経験であることに変わりはなく。

激甘ですw
10

両儀式、眼鏡をかける? - (10795)

目が悪くなってしまった式に、幹也は眼鏡をプレゼントしようとするのだが……。

名は体を表す。
そのままの内容です。
11

それからのこと。あるいは、これからのこと(そんな二人の場合) - (10735)

冬を迎えたある日。幹也の問いに対する式の答は

――――――
「それで、式。結局、何処の大学を受けるの?
 いい加減教えてくれてもいいんじゃないかな」
紅葉の季節が過ぎ去って、空からは時折、白いものが降るようになった頃。
幹也は今までに何度も繰り返してきたその問いを、また私に向かって投げかけた。

幹也の部屋に、食卓代わりに置かれた机。
その上に参考書を放り投げると、私は呆れた気持ちで隣に座る男の顔を見上げて、息をついた。

「……そんなの。勝手に調べればいいだろ」
12

そんなおかしなプレゼント - (10066)

はだわい3.に寄稿させて頂いた作品です。
仕事で忙しそうな幹也と、それに不満げな式に。

――――――
「倦怠期じゃないのか。お前達?」
 伽藍の堂という名前よろしく、ガランとした事務所。
その主であるトウコは、雑誌らしきモノの頁を繰りながら独り言のようにそう言った。
13

在処 - (9957)

殺人考察(後)のその後。
病院から退院してきた幹也の面倒を見ることになった式。
再会した日の夜を迎えた二人は――。

以前登録したSS「希う心」の続編にあたります。
14

卒業式で言いたいこと - (9545)

「式、卒業式はいつなんだい?」
 コイツが唐突にそんなこと聞いてから、この話は始まった。


・Blade様から頂いた投稿SSです(TOP→頂き物より)
15

式と幹也とバスタオル - (9234)

SCRAWL様の所へ投稿したSSです。
宝物の中にありますので、そちらへ移動して下さい。
私のいただいたキリ番リクエストの画像と合わせてお楽しみ下さい。
……つーても、タイトルと紹介がどうしても一致しないだろうけど(苦笑)


「なあ、幹也。」
「なあに?式」
「そろそろいいかな?」
「? うん。でも、何が?」
たった4行で結婚が決定するなんて、普通は思わない。いや・・・・・・普通に考えていた僕が、 馬鹿だったんだろうな。
16

終幕のその先の - (8700)

原作全7章+未来福音の各章その後の話を時系列順に書いています。
完結したので登録です。MENUの短編連作に置いてあります。
17

Mermaid Smiled - (8586)


 ――藤乃ちゃんは、感覚を取り戻している。
 詳しい経緯は知らないが、藤乃ちゃんが望み、橙子さんがそれに応えた、ということらしい。
 須らく、望みは果たされた。

***

 秋月 修二さんからお預かりしました。
 幹也が藤乃を恋人として選んだのなら、という前提に立っています。その点で本編に準じてはおりません。

 深夜のプールに、二人……
18

したさき - (8002)

「藤乃ちゃん、舌を伸ばしてみて」

 幹也さんの言葉。
 唐突と言えば唐突。
 いつもなら、何かを言われようと、幹也さんの言葉にならすぐに反応する。
 けれど、今はちょっと戸惑ってしまった。


 ……幹也×藤乃前提のお話となっています。ご承知おきを。
 手も握らないお話ですが、18禁っぽいの嫌いな方もスルーを。
19

「お・し・お・き」 - (7557)

両儀“色”祭 投稿SS#27(ロスタイム突入中)
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「あの〜」

僕の情けない声が虚しく響く。
それでも自体は何も変わりは無しない。
仕方なく、もう一回呼んで見る。

「あの〜。鮮花さん?
コレは一体どう言う事でしょうか?」
20

ひかり - (7260)

7章の後日談。白純に投与された麻薬の後遺症に苦しむ幹也と、それを見守る式のお話。
21

休日明け - (6998)

明日から学校だ〜と、まずぼやいてみたり(汗

日曜日の夜
幹也が帰るとそこには式が!
とくにヤマもオチもない超短編です
22

チョコストロベリー・ハーゲンダッツ - (6488)

それは密やかな、快楽衝動。
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鮮花調教伝 〜快楽残留〜 - (6006)

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#26

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声が、聞こえる。
何かを堪え、押し殺している声だ。
わたしこと、黒桐鮮花はその声で目が覚めた。
枕元に置いてあるデジタル時計は、日付が変わったばかりである事を示している。
声は続いている。
声の他に、ベット全体が軋んでいる音も聞こえている。
ふと、考える。
音はこの部屋……――――――黒桐鮮花と浅上藤乃の相部屋から聞こえている。
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両儀家というものII - (5834)

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#15

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 ふたりは黙ったまま、蒼白い世界にいた。
 式の部屋。
 黴臭い人気のない部屋。
 温もりも、暖かみも、なに一つない部屋に、ふたりはいた。
 ふたりしかいない世界。
 ふたりの身体は雨に濡れていた。それよりもなお、心は濡れていた。
25

夢見た先に - (5476)

和音さんからご寄稿頂いた空の境界SSです。

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「……で、僕の所に来たのかい?」
「ええ。折角だから、兄さんの部屋でも掃除しようかと思ったんですけど」
 私は兄である黒桐幹也のアパートに押しかけ、いや遊びに来ている。
 そう、これまでみたいに待っている必要はどこにもない。会いたいならこっち
から
乗り込んでしまえばいいんだ。
「そんなに散らかってないだろ?」
 幹也は戯けていった。
26

雨に降られて - (5189)

浴衣祭り第3弾です

藤乃ちゃんとお祭りに出かけた僕は、夕立に会ってしまった
たった2人で雨空を見上げながら語ることは……

楽しんで頂ければ幸いです
あと感想のカキコ宜しくお願いします
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『CC式』 - (5150)

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#10
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 我ながら天才的と言える発想だ。
 でも、それを伝えようと式の方を向くと……そこには何かものすごく警戒した獣のような顔があった。
「ど、どうしたの?」
「お前がその顔をしたときは、絶対良くないことが起こるんだ」
「酷いなぁ。僕が今まで、式の嫌がる事をしたことがあったかい?」
「…………」
 沈黙。肯定の印。
 でもこれはただの肯定じゃない。
 一杯ありすぎていちいち例を挙げる気になれない、という沈黙だ。
28

二人の軽井沢 - (4550)

「ちょ、ちょっと待て、幹也! お前、一体どこに入るつもりだ!?」
 橙子の依頼で荷物を取りに来た黒桐と式は台風に直撃され、やむなく「とある場所」に泊まることになり・・・。
 タイトルそのまんまなので・・・元ネタは云わずもがなですね(^^;。
 初SSで拙い作品ですけれど、宜しくお願いしますm(_)m。
29

『男と女』 - (4433)

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#12

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目を式の方に向けて、雑誌を閉じる。
そして、幹也は立ち上がり、式の方に向かう。
両手を彼女の頭に乗せたバスタオルに置き、おもむろに拭き始める。
式は黙って拭かれている。
目を下に向けて、時折、拭いている彼の顔を見て。
両手は、ベッドのシーツを掴んでいた。
30

オンガク - (4410)

秋月さんから、AcidRainにご寄稿いただきました。
式と幹也の日常のワンシーン。

―――――――――

「式も、音楽聞いてみれば? 気に入るかもしれないよ?」
 科白と行動に、何の関係があるのかを問いたくなる。息がかかるほどの距離、卑怯者。何だってこんなに落ち着いてしまう。幹也なら何かしてきそうなことくらい、解りきっているはずなのに。
「オレは、あんまり興味無い」
「モノは試しだよ。気が向いたら、聞いてみるのもいいんじゃないかな」
31

賭け - (4157)

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#19
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「賭け…ですか?」
 夕日が街の影に隠れようとしている夕方。橙子師はいきなりそんな事を言い出した。
「そうだ。賭けだ」
 季節は夏。梅雨明けの空気が開いた窓から流れ込んでくる。今夜も、暑くなりそうだった。
 私は橙子師の事務所へ「授業」を受けに来ていた。
「何についてです?」
 ちなみに、先ほどまで話していた内容は、とても賭けに応用できるような内容ではなかった。と言う事は、何か突発的な事なのだろう。
 橙子師はシャツの胸ポケットから煙草の箱を取り出し、一本銜えて火を付けた。
 煙が風に流されて空気に溶ける。
「黒桐と式がどこまで行ってるか」
32

百花繚乱 - (3968)

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#18

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私の体の下で、式が暴れてる。
少しはおとなしくしなさいよ。
このバカ式。
この期に及んでまでジタバタしないでよ。
未だ式は私から逃げようと足掻いてる。
もう。
往生際が悪いわね。
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春の季節 - (3938)

http://www.geocities.jp/mmm1543650381637/
作者:雅(masa)様  
短編読切 遠坂凛
これは夢だ。何故ならば私はあいつのことをもう忘れているから。だから、これは夢だ。

 アイツは皮肉屋だった。


 大嘘吐きだった。

 大言吐きだった。
 それでも―――――。

      *
 自分のサイトでは初めてのものになります。
 拙いものですがどうかよろしくお願いいたします。
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独身男の誕生日/三十路女の誕生日 - (3029)

気分転換に煙草を買いに行こうと、腰を上げ、扉の方へと向かう。
ふと、気分が向いて、先ほどの潰れた煙草の箱を取り上げて、ごみ箱へと入れ直そうとすると、壁に掛かっているカレンダーに目が留まった。
                    (三十路女の誕生日より)
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 頭をかきながら、男が内ポケットから携帯を取りだし、電子音とともにボタンを押すと、音は鳴りやみ、また静寂があたりに響く。
 そして、僅かに明るみを増した携帯画面に目をやると、男は苦笑しながらひとりごちた。
「まったく、幹也のヤツも相変わらず律儀だな」
                    (独身男の誕生日より)
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35

『薄紅色の風』 - (2922)

幹也とおでかけした鮮花。
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<1999年7月7日> - (2489)

七夕の日の式と幹也のやりとり。
ばかっぷる、です。
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堕天 - (2425)

両儀“色”祭 投稿SS#28(ロスタイム突入中)

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 私は予定通り礼園女学院の中で時を過ごし、自分の意思で生徒会長を務め
 そして、ここで、

 ―― 私はあの人に出会った。

登場人物に指定がないのでここに書きますが、
玄霧先生と黄路さんです。
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-2月17日- - (2283)

今日が特別な日だなんて、俺は知らなかった。



SS五作品目になります、短編しか書いていないのであしからず。
アフターストーリー的な何かです。
よろしければ足を運んで見てください。
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交感神経 Change Change Change. - (2228)

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#2

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 私が眼を覚ましたのは、事務所にあるいつものソファーの上だった。天井を見上げた私は、首を捻った。
 おかしい、線が見えない。いや、それだけではない。視界がとても狭くなっているし、景色もどこかぼやけている。
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/反意綜合(裏) - (2186)

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#23

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昔、人間って生き物は今の二人分の体を持っていて、今よりずっと優れていたって伝説がある。
調子に乗りすぎて神の怒りを買い、全員二つの体に分けられて、男女になったそうだ。
だから、そうやって分けられた半身を人は捜し求めるんだって。
あるべき姿に戻ろうとするんだって。
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愛淫罵唾 one river. - (1411)

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#14

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 壱河が私の方を振り向かないのには、もう一つ理由がある。
 私が六時ぎりぎりまで部屋に戻らなかった理由を、知っているからだ。私は、女生徒達とほぼ毎日逢引していた。
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鮮花開眼! 「おねえさまって呼んでもいいですか?」 女学院のいけない放課後 - (1374)

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#22

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「黒桐さん」
「え?ええ、何の話だったかしら」
クラスメイトから声をかけられ、我に返る。
「どうしたの?黒桐さん今日はなんだかうわの空よ」
そう、あの出会いの後。気になって仕方が無いのだ。
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『夜ニ彼ノ人ヲ想ウ』 - (1114)

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#13

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夜のベッドの中。
 微かな部屋の明かり。
 暗がりの中の僅かな光。

 思い浮かべる。
 光を。
 わたしのさして長くも無い人生で、優しく瞬いていたものを。
 わたしの兄さんを。
 そう、幹也の事を考える。
44

黄昏色の約束 - (930)

瑞香さんよりいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・17作目です。


「……どうしたんですか?」

柔らかい微笑みのまま、秋隆はいう。
俯いて覗き込んでくるその柔和な笑顔が織は大好きだった。
やさしく見守るような視線。
ほんのりと浮かんだほにかむような笑み。
柔らかなまなじり。
45

( Happy Birthday to You ) - (736)

フライングですが幹也誕。
幹也の誕生日を祝いたくて夜明け前からうずうずする式。
短いです。

data end.