「志貴……」
下に敷いてあるタオルとは別のを取ろうとベンチの下で膝立ちになっていた
志貴に、シオンが呼びかけた。
「ん……?」
ちょうど、志貴はシオンの膝の間を覗き込むような格好となっている。絶好
の状態だった。
「志貴、白に白だからどこに出したか分からないんですよね?」
「ん……そうだけど?」
よく分からない受け答えに志貴が疑問符を並べる中で、シオンは満たされぬ
欲望と女の疼きの為、行動に移した。
「なら……」
シオンは笑みを浮かべると、自ら股間の水着をずらして、さっきまでそこに
ペニスを突き入れられていた中心を志貴に見せつけると、その花弁を両手で左
右から押さえて……小陰唇からクリトリス、膣口に尿道口、更に奥の襞までが
はっきり見えてしまいそうな程に開いていた。
にちゃっと先程の泡立つ程の愛液の名残が音を立て、いやらしく響いて刺激
的な光景が志貴の目の前に示される。
シオンは少しだけ恥ずかしく思いながら、それでも精一杯いやらしい言葉を
紡ぎ出した。
「ここに……わたしの、その……おまんこに、出してください」
「なっ……」
志貴は目の前で突然恥ずかしげもなく華を開き、自分を誘うシオンに言葉を
失った。
「ピンク色のここに出せば、志貴の白い精液を中に出したってすぐに分かりま
す……」
シオンの欲望は、無邪気に淫靡だった。
膣に……中に出されたい。
皆と同じように、志貴の一番気持ちいいを自分の中で達して欲しかった。
それがシオンの感じていた満足できない理由。
それを志貴は色で示してくれたから、シオンは志貴をまた誘惑する事が出来
た。
そして、その誘惑は確実に成功した。
「シオン……いいかい?」
志貴は収まりかけていた血がまた一瞬で沸騰するのを感じていた。
それは反則過ぎる、と思っても自分にはそれを回避する術を持たない。
「ええ、志貴の好きなように……」
赤らめて頷くシオンの上にもう一度体を寄せると、今度はシオンの脚を頭の
横に来るまで折り曲げ、いわゆる『まんぐり返し』の状態にした。
「あ……こんな……」
思いも寄らぬ格好に、しかしシオンは期待の目を浮かべる。
志貴は水着の生地を力を入れてどかし、目の前でてらてらになったシオンの
花弁を開いて、まだ全部戻りきっていないペニスで上から垂直に貫いていた。
ずぶりと穿たれるような感覚に、シオンの体は全身で反応する。
「ああっ! 志貴……!」
ぴくぴくと脚を震わせ、シオンはそんな志貴の一撃に喘いだ。更に、貫かれ
て今度は志貴が自分の襞の蠢きで元気を取り戻したという実感に、志貴への愛
おしさをより高め、感じていた。
「シオン、シオン……」
「んっ、んんっ! 志貴、さっきよりも凄い、です……!」
志貴は求めるままにシオンを抱いた。最初からぐちゅぐちゅと大きな泡音と
共にシオンの膣を行き来して、その快感に溺れた。
「あ、あ、ああ、あああっ! 志貴、志貴ぃ……!!」
シオンの喘ぎ声を効く度に、ピッチがどんどん早くなっていく。ベンチの上
で半立ちになったまま志貴は腰を上下させて、先程よりも深くシオンの膣で暴
れた。
「いい、です……! 凄く……志貴を、感じますっ!」
シオンも望んでいるという事実に何も志貴を縛るものがなくなった今、膣で
果てる事への不安を失った志貴は雄としての行動に邁進するのみだった。
「ああっ! もっと……もっとして……ください!」
「ああ……」
シオンは少し無理な体勢の息苦しさも忘れ、来るべき結末に早くも陶酔して
いた。積極的に脚を開き、少しでも奥へ志貴を導こうと背を丸める。
……が、志貴は己の心の欲望はそうであっても、どうしても体がついていか
ない悲しみを抱えていた。あれほど泳いだ上に一度交わっているだけあって、
体力が足りずに途中で動きのリズムがゆっくりと落ちてしまっていた。
「……志貴?」
「ああ、何とか……」
シオンが不安そうに見ると、志貴ははぁはぁと肩で息をしながらそれでも積
極的に腰を突き立ててくれている。しかし、滴り落ちる汗が自分の頬を濡らす
のを見て、わたしが楽をしている様な気がすると、少しだけ罪悪感を感じた。
それなら、わたしがもっと積極的になればいい。
わたしがこの状況を望んだのだから、志貴に尽くしてあげないと……
「あっ……待って、志貴……」
腰を捻るようにして、シオンが自分の意志を示した。
「ぐっ! ……シオン?」
ちょうどその動きがいいところに当たってしまい志貴が声を上げたが、シオ
ンがこちらをしっかりと見つめているのに気付いて、動きを止めた。
「志貴……」
志貴と繋がったままシオンは体を起こすと、志貴をベンチに座らせた。
「今度は、わたしが動く……っ」
と、志貴の脚の上に体を乗せて、シオンはずぷりと抜けかかっていたペニス
を改めて自分の中に挿入した。
「あっ……これ、いい……」
「くっ……」
自分の体重で志貴のペニスが突き刺さってしまうのがわかり、シオンはから
だを仰け反らせる。快感に意志が簡単に砕けそうだったが、何とかそれを堪え
ると、目の前の志貴に向かって微笑んだ。
「こうすれば……もっと気持ちいいし、志貴も楽だから……あっ」
はぁはぁと呼吸をする度奥を突かれてるようで、シオンは途切れ途切れに言
葉を漏らすと、ゆっくり自分から動き出した。
くちゅ、くちゅっとシオンが積極的に動く度、下向きに開いたシオンの膣で、
溢れた蜜が志貴の茎を伝うようにしてタオルを濡らした。
自分の意志で志貴のおちんちんを飲み込んで、動かしてる……その思いがシ
オンを少し混乱させ、志貴のおでこにキスを降らせながら
「んっ、ふうっ……ん、ここも、してください……んっ」
志貴の手を自分の胸に導いた。
「あっ……直接、ふうっ……触ってください……」
シオンがおねだりをすると、志貴はシオンの肩に手を掛けて、シオンの白ス
ク水を向くようにして胸まで降ろした。
さっきまで窮屈だった白く可愛い胸がぷるんと弾けだし、シオンが開放感に
はぁ……と熱いため息を漏らした。
「シオンの胸、凄い柔らかそうだ……」
その光景は志貴にもとても刺激的だったから、右手はシオンの腰から尻に回
して結合部がずれないようにしながら、左手でそのふるふると可憐に息づいて
いる乳房に手を添えた。
「あっ……!」
吸い付くような感触に、志貴の指は簡単にシオンの胸に沈み込んだ。あまり
の柔らかさに少しでも力を込めると、シオンの胸がいいように形を変えて、志
貴の目を楽しませていた。
「ん……上と下で、いっぱい気持ちいい……っ」
シオンは指の動きに合わせて腰をくねらすと、ぐりぐりと志貴の大きな先端
が自分の子宮口に届くのを感じた。
「んっ……先も吸って、ください……」
触られたところから火が出そうな熱さの中、シオンはもっと快感を求めて志
貴をぎゅうっと抱き締めた。
胸の所に志貴を押しつけ、自分の胸の先を恥ずかしいと思いながらも擦りつ
けて、そのくすぐったさを感じる。
「んぷ……ああ」
志貴はシオンの柔らかさに悶えながらも、力を抜いてくれて目の前に晒され
るようになったシオンの乳首に、ねっとりと舌を這わせていた。
「あっ、ああっ……志貴、いい……っ、ふあああっ」
ちうちうと子供のように乳首を吸われて、シオンが快感に震える。志貴は上
手く強弱を付けながらシオンの乳首を交互にねぶり、甘噛みし、時には歯を立
てて軽く抓るように愛撫した。
心地よい感触で反応を返すシオンの右の乳首全体を含むようにして味わいな
がら、手は一方の胸を撫で上げ、掌で乳首を転がすようにこりこりと責め立て
る。
「あっ……あっ! 志貴、志貴……」
あまりにもそれが気持ちよすぎて、自分だけ先にいってしまいそうになる。
シオンは自分から求めたのに逃れたい、志貴も一緒に気持ちよくしたいと志貴
を押し倒すような格好にした。
「んっ……ああっ」
騎上位になり、深く志貴が届いてしまってそれが計算外だったシオンは、し
かしたまらず腰を上下させてしまっていた。少しでも動く事で気持ちよさが紛
れてしまえば、志貴をいかせてあげられると思ったからだった。
「シオン、さっきよりもきゅうって締め付けてきて、いいよ……」
志貴が続けざまに訪れる気持ちよさにシオンを褒める。そのしるしとばかり
に今度は自由になった両手をシオンの両胸にあてがって、腰の上で動いてくれ
ているそのリズム合わせて優しくこねだした。
更に胸がはだけてある程度余裕の出来た股間部に気付き、これなら生地に邪
魔されて抜けてしまわないと、腰をペニスの先端が抜けるギリギリまで引き抜
いて、思い切り突き上げまくる。
じゅぷうと大きな音を立てて、シオンの膣は志貴の突き上げに喜んで反応を
繰り返した。内部でうねるような襞の感触は、志貴のペニスの全神経に絡みつ
き、早く射精をして欲しいと請うているようであった。
「あっ! 志貴……だめ……すぐいっちゃうよ……」
結局自ら袋小路に迷い込んでしまったように、志貴に自由に胸を触られ、腰
も下からずくんと突き上げられると、シオンはたまらず体を弓なりに反らした。
「ん……シオン、いっちゃっていいよ」
志貴は嬉しそうにその姿を見つめて声を掛けると、シオンは切ない顔で叫ん
だ。
「あんん……いや、志貴と一緒じゃなきゃいや……!」
そうしながらぎゅーっとペニスを搾り取ってくるような感触に
「ああ、俺もいくから……」
志貴はこみ上げてくる愛しさと、奔流に身を任せ始めた。
「あっ、あっ、ああっ……」
声を荒げながら強く腰を押しつけていたシオンが
「志貴……いく……うっっ!!」
最後に強烈に締め付けると、完全に体を反り返して達した。
「……くっ!」
志貴も、そんなシオンの絶頂を確かめると我慢を解き放った。
びゅくっと噴き上げるような感覚と共に、細い管を通して熱くドロドロに溶
けた精液がシオンの狭い胎内に出され、その中を遡っていた。
「ああん、あああっ……」
びくん、びくんとシオンの体が痙攣するたびに、同調して志貴の精液はシオ
ンの膣内を犯した。たっぷりと白くマグマのように滾った液体はシオンの愛液
と混ざり合って、シオンが力崩れ志貴に倒れかかると、結合部からぷちゅりと
漏れだしてしまう程だった。
「はぁ……はぁ……くぅん……志貴、志貴の精液が……わたしの膣にいっぱい
……」
鎮まらぬ快楽の波に瞳を閉じたまま、シオンは膣の中に感じる志貴の熱いペ
ニスとそこから発射され注がれた大量の精液を感じ取っていた。
「一緒にいけた……嬉しいです……」
志貴の胸に頭をもたげると、志貴の荒い呼吸がそこから伝わってきて、たま
らない一体感に胸が締め付けられた。
そんな自分の頭を優しく撫でてくれる志貴の手の感触が心地よくて、こんな
にも暑いのにしばらく離れたくないと、幸せの時間をいつまでも噛み締めてい
た。
「シオン……汗、かいちゃったね」
プールで涼んだはずなのに、家にいる以上に熱い思いを味わってしまったと
思ったが、シオンとこうやって抱き合う事が出来て志貴は満足していた。
「うん……あ……シャワー、浴びます」
シオンはあまりの交わりに気怠そうに体を起こすと、水着も整えぬままふら
ふらとシャワーに向かった。もちろん志貴もその後に続き、壁で仕切られたシ
オンの隣でシャワーを浴びようとしたが
「志貴……一緒に浴びてくれませんか?」
シオンはその手を引っ張ると、上目遣いにお願いした。
「あ……ああ、構わないよ」
志貴は少し驚いたように頷いた。
今更お互いの生まれたままの姿を晒す事に問題はないが、シャワーシーンと
いうのはそそるものを感じていて、また我慢が効かなくなると思っていたから
だ。でもシオンにそんな瞳で見つめられて、ダメだと突っぱねて一人で浴びる
など志貴には出来なかった。
一緒にシャワーに入ると、間仕切りのカーテンを閉める。途端に空間が閉塞
的になり、志貴とシオンだけの更なる密室が出来上がった。
「待ってください……」
と、シオンは志貴に背中を向けると、脱げかけだった水着を足下に落とし、
さらに水泳の為に一つに編み込んでいた髪のゴムをほどいた。はらり、とシオ
ンの美しい紫色の髪が床にまで届き、流線型を描く。
そのシミひとつ無い背中、きゅっと上向きのヒップとすらりと伸びた脚、そ
んな美しい裸体に髪が降り注いでいく姿は、さながら水の女神を想像させるよ
うな、神々しく艶のある極上の姿で、志貴は目の前のシオンにたまらず息をの
んでいた。すると、それに呼応するかのように志貴のペニスはびくっと微かに
動いた。
「志貴……」
こんな姿を見せてしまったと、恥ずかしそうに後ろをちらりと振り返るシオ
ンは、普段の姿とはうってかわって可憐な少女のそれに見えた。既に生乾きと
なってはいるが、濡れた中でこれだけの量をたたえる髪に、秋葉以上の髪に対
する美しさを感じてしまう。
「……」
志貴は言葉が出なかった。言葉と共に気が抜けて、あまりの美しさに自らが
しぼんでしまうかと思ってしまう程に見惚れていた。それなのに、体の一部分
だけにはまた血が集まるのを感じてしまう。
「志貴……」
シオンがふっと視線を落とすと、そこには志貴の頭をもたげたペニスがある。
シオンの望は、そこにあった。
「わたしに、綺麗にさせて下さい……」
シオンは呆けたままの志貴に融けそうな声を掛けると、その場に跪く。
志貴のペニスが僅かに持ち上がっている。鼻先にそれを向けられると、志貴
の雄のにおいである、少々むせかえりそうな濃い香りがシオンの鼻腔を覆った。
赤黒く光った志貴のペニスは、先程の名残を残しててらてらと二人の液にま
みれ、その先端には僅かに後れをとった残滓がぷくりとはみ出して、鈴口から
垂れ落ちて傘の方に薄く白い筋を落としていた。
「ああ……志貴……」
シオンはそんな未だ雄々しさを見せる志貴の幹に手を添え、更にはもう一つ
の手は陰嚢を下から持ち上げると、ゆっくりと唇を近付かせていった。
「……うっ」
志貴が微かに呻いた瞬間、シオンはその汚れを知らない舌先で志貴の亀頭に
ざらりと触れていた。
舌でまず志貴の亀頭を舐め取ると、そこから精液の何とも言えぬ触感とえぐ
みが口中に広がった。今まで感じた事のない存在に、思わず毒を舐めてしまっ
たかのように唾液ごと吐き出してしまいそうになるが、何とか堪えた。
それは愛しい志貴の分泌物であるのだから、一滴も粗末にはしたくなかった。
そうしてしまうならばわたしが口で……と、シオンは心に決めていたのだった。
同時に口で志貴を満足させてあげたいという、オーラルセックスへの密かな
願望が隠れていた。
志貴は何度かクンニリングスで自分を満足させてくれたが、フェラチオは自
分の中の羞恥心と嫌悪感でどうしても実行する事が出来なかった。しかし、本
を読み、琥珀の話を聞き、その気持ちは少しずつ薄れ、今回志貴を誘惑すると
きには必ず、というところまで来ていた。
だから先程も勇気を出してこうなりたいと志貴に願い出たのだった。
「これが……志貴の味なんですね……」
舌先に触れていた精液を広げ、味を確かめるようにして唾液と共に飲み込む。
こくんと喉を鳴らして少しどろっとしたものが流れ込むのを感じると、シオン
は不思議な高揚感に駆られた。
嫌悪すべきものの筈だったのに、こんなに愛しい。精液を飲み込んで体の中
から志貴に満たされたと思うと、溢れてくる志貴への愛しさは止まる事を知ら
なかった。
それは今までの自分に悔やむものだった。こんな気持ちになれるのなら、始
めからそうしていたのに……と。
「まだ、汚れています……」
と、シオンは急激に訪れる火照りを抑えきれなくなっていた。
先程よりも積極的に舌を差し出すと、今度は亀頭全体をなで回す動きに変え
た。傘の部分にこびりついた精液が濃く、そこへ舌を差し込むようにして掻き
出すと、垂れそぼった幹の方まで舌を這わせて、志貴の全てを舐め尽くすとば
かりに動く。
ペニスを持ち上げ、その裏までも丹念に愛撫して、自分の唾液をいっぱいに
まぶして志貴のペニスを懸命に口唇奉仕した。
「くっ……」
そんなシオンの奉仕が意外で、志貴はたまらずペニスを硬化させる。次第に
張りを取り戻していくそれに、シオンはうっとりとした表情を見せた。
「志貴が……わたしのフェラチオで感じてくれている……」
唇からぼうっと漏れてしまった声に、自らが誘惑された。
「もっと、気持ちよくなって……」
と、志貴のペニスを自分の口の高さに合わせると優しくキスをして決心した。
「ん……むぅ……」
「ぐ、あ……」
シオンがゆっくりと口を開け、志貴のペニスを飲み込んでいく。まるでドロ
ドロの人肌で暖められた葛の中に包み込まれたようで、志貴の声が思わず上擦
った。
「ん、んん……」
志貴から見下ろすと、自分のペニスが信じられない程にシオンの口の中に消
えていき、同時に気持ちよさが倍増した。シオンの頭が前後すると、その唇か
ら自分のグロテスクとも思えるペニスが顔を覗かせるのは、征服欲を満たす異
常な光景にも似たものだった。
シオンは喉の奥近くまでむせ込まないように志貴を飲み込むと、そこで呼吸
を整えた。シオンの鼻から抜ける熱い息が志貴の濡れた下腹部を刺激して気持
ちよくさせる。
「……大丈夫か、シオン?」
志貴が苦しそうにしているシオンを気遣うと、シオンはゆっくりとペニスを
吐き出していった。もちろんその時は唇を窄め、志貴の茎全体に自らの粘膜を
擦らせるようにして存在を感じながら。
ちゅぷ、と先端を吐き出して唇との間に糸を引かせると、シオンは嬉しそう
に微笑んだ。
「大丈夫です。志貴のは大きいから全部は無理かも知れないですが……」
そう言うと、もう一度大きく口を開け、志貴の股間に顔を埋めた。今度は志
貴の後ろに手を回し、自分とは違ってたくましい尻肉を掴みながら、積極的に
顔を押し出した。
「いいよ……シオン、上手だ」
「ん……ふ……ちゅ……」
《つづく》
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