「さて……そろそろ時間だな」
志貴はずっと繋がっていた秋葉の膣から、ペニスを抜き取る。まだ元気なソ
レが抜け落ちると、秋葉の愛液の水たまりの上に、気持ち悪いくらいに白濁し
た精液がぼとぼとと零れ落ちる。
「あっ……」
喘ぐ秋葉を横に下ろし、志貴はペニスを何とかしまい込み、ジッパーを上げ
て立ち上がる。そうして、階段を3つ程下りたところで、いっこうに動かない
秋葉の気配を感じ取り、振り返った。
「ほら秋葉……早くしないと5限……」
そこまで言って、志貴の言葉は止まった。と同時に
ゴクリ
大きくひとつ、息をのむ音が志貴から聞こえた。
見れば、ちょうど秋葉がだらしなく足を広げ、その中心を俺に晒すような格
好となっていた。
そこからは、ちょうど視線の高さに秋葉の花弁が全写しとなって見える。
「?……ふふふふふ……」
秋葉は視線を察すると、にこりと笑う。そして、自分の手を花弁に添えると
ニチャリ
それを開く。更に奥からごぼりと溢れる精液が、秋葉の膣から白く顔を覗か
せ、会陰部に伝わる。
それを秋葉は指ですくうと、開いたり閉じたりしながらその粘度を楽しみ、
そして
チュパ……ピチャ……
愛おしそうに、美味しそうにそれを口に運び、舌で絡め取って舐めた。
「ん……美味しい。兄さんの精液……」
そこまで言うと、ふと志貴を見る。
「ふふふふ……兄さん。こんななのに、良いのですか?」
秋葉の妖悦な笑みは、以前にまして更に一層色濃いものとなっていた
「股間から「実の」兄の精液をだらしなく垂らしながら、私に授業を受けろと
言うのですか?もしこんなのが見つかったら……私、クラスの男子のお便所に
されてしまうかも知れませんよ?」
普段の秋葉からは信じられないような言葉を吐き、最後に
「ふふふ……」
また、嗤った。
「ああ……そうだな」
志貴の薄い理性は、そこで完全に飛ばされた。
志貴はこちらもニヤリと嗤い、秋葉をその場に押し倒すと、愛撫もなくペニ
スを膣に挿入し、運動を開始していた……
あれから、遠野秋葉が学園の制服を付けてくるようになったのは言うまでも
ない。そして、時折何処知れず消えていく兄妹の姿を、あえて追おうとするも
のはいなかった。
二人の交わる屋上階段は、生活臭のない死臭漂った空間から、性臭漂う混沌
の空間となっている。
ただ最近、つとに秋葉が思う事は
「むー、この姿も慣れてきちゃった」
と、別の制服に手を出したいなという欲望。
「それって、ただの制服プレイフェチなんじゃぁ……」
と苦笑する志貴だったが、とにかく滅茶苦茶嬉しそうだった。
(おしまい……?)
〜後書き〜
ども、古守です。
ノーパンなら短いスカート。コレ、最強。(笑
ちゅー事であまり短いスカートをはいてない秋葉ならメチャメチャ恥ずかし
がるだろうし、更にノーパンならプチ露出調教気味でいいかなーと思い、こう
なりました。
今回は表現を大事に、かなりねっとりとしたエロティックな描写を目指した
わけですが、いかがなものだったでしょうか?
……んー、最後のひとくだりからして、コレは秋葉の様々な制服プレイに発
展できますか?書いている作者もどっちに転ぶか分からない、と言う点ではま
さにカオス(笑
だけど、最近の「制服」って胸がないと可愛くないデザインが多いから……
ああ、髪を振り乱すのだけはヤメテ……
では、ぷしゅう。
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