後書き

 どうも、阿羅本です。今回のSSをお読みいただき有り難うございます。
 いつもは結構切った張ったが多かったモノで、ほのぼのとしたものを……と思って
書いてみましたが、皆様のご感想はどうだったでしょうか?

 で、今回は妙に紅茶のダージリンに拘ったお話になっていますが……何故かというと、
阿羅本自身がなんというか、ここ数年なんか大変なダージリン飲みと化しておりまして、
この辺ならば一席打てるなぁ、などと思いながら書いたのでした。

 ちなみに今回出て来たお茶は、ちゃんと元ネタがありまして……それは、いつも私が
行っているリーフルいう日本屈指のダージリン専門店の、2001年夏の新茶がネタに
なっております。一応試飲した結果に自分なりに忠実に書いてみたつもりですが(笑)

 劇中の紅茶のお店というのがリーフルかというと……その辺はご想像にお任せいた
します(笑)

 でも、ちとお茶に関してはマニアックすぎた気がしないでもありません。
 このお話では一応それっぽくキャラの好みを出してみましたが……私はタルボがある
年の春の新茶(ファーストフラッシュ)がこう、人生が変わるほどの衝撃のある味だった
記憶があるので、この農園がファンなのですな(笑)。シエル先輩が好きだと言ったアリヤ
も、昨今ホワイトティ(殆ど発酵しない白茶)を出してきたりと赤丸急上昇の農園です。

 ちなみに、私のイメージだと琥珀=オカイティ農園、翡翠=セリンボン農園……ああ、
訳の分からない呪文を唱えていますね、私(笑)。オカイティは変化に富んだ深い味で、
セリンボンは質実剛健で堅実な気風があります……なので、この二人には似合ってい
るかなぁ、と。
 アルクェイドはナムリンとかプッシンピンとかバラスンとかの農園がお似合いです。
豪奢な感じがなんとなく。

 さて、呪文はおいておきまして(笑)

 一応10万ヒット記念&季節ネタと言うことで公開いたしましたが……
 今回のSSも、皆様にお楽しみ頂ければ幸いでございます。

 でわでわ!!

                                      20001/7/29 阿羅本 拝