…んはぁ、はぁ、はぁ、はぁ、……
甘い声で士郎は目が覚めた。いや目は覚めたが、意識は何処かに置き忘れてき
たのだろう。士郎の意識は機能していない。ただ、眼という器官を使って目の
前の光景だけが網膜に焼き付けられているだけ。ゆえに、士郎は自分が何をし
ているのか分かるはずも無い。
士郎の目の前には絹のような白い肌をした少女が一人。一糸纏わず、両手を縛
られ腰を突き出すようにこちらへ向けている。二つの柔らかそうな肉の山。そ
の谷間に、不浄の菊座と桃色の秘裂。ぬらめく秘裂が士郎の網膜に焼きついて
はなれない。
冷たく機械のようだった士郎の身体に熱が戻ってくる。ドクンドクンと鼓動が
蘇る。
――五感が戻った。
無意識に士郎は彼女の腰の肉を掴んだ。
――熱い。
彼女の身体は熱く火照り、その身体は羞恥のためかほんのり紅く染まっている。
息を吸い込むごとに彼女の臭気が喉を潤す。
――甘い。
その味はひどく甘い。しかし、それだけでは士郎の心は満たされない。士郎は、
彼女の不浄へと顔を近づける。
「はあぁっ、シ、シロウ。そこは…。」
士郎を呼ぶ声が聞こえる。士郎を呼ぶ少女に覚えはあったかもしれない。し
かし、今はそんな事は思いだせない。いや、思い出す必要すらない。士郎の頭
にあるのは、ただ目の前の“モノ”を貪りたいという欲求だけ。
「い、いやぁ、シロウ…そんなところは…汚い…。だ、だめぇ…。」
彼女は何をされるか気が付いたのか、必死で声を出し、士郎を止めようとす
る。
彼女のアナルに舌を這わせる。這わせた舌をゆっくりと秘裂へと滑らす。
ぬちゃという音。
彼女の秘裂から溢れる淫水と士郎の舌が奏でる音。その音を聞きたいがために、
士郎は彼女のアナルと秘裂の間に舌をはわし続ける。
彼女は逃げる。
舌を這わせる度に彼女の身体がびくんと跳ねる。
士郎は彼女の身体を押さえ、逃がすまいとしがみ付く。
ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ…
彼女の秘裂から溢れる淫水は止まることを知らない。湧き出る泉のように静
かに漏れていた淫水も大河のように溢れ、流れ、内股に筋を作る。
「ああ、はぁ、ああぁ、あぁぁぁ……。」
士郎の舌の動きに呼応するかのように彼女の息は早くなり、声は大きくなっ
ていく。
士郎は彼女のアナルに舌を差し入れる。
「だ、めぇ……はぁ、ふああぁぁぁぁぁ……。」
彼女の身体が大きく仰け反る。それと同時に彼女の身体が大きく震える。
しゃぁぁぁぁぁぁぁ………
そんな音を発て彼女の秘裂からは黄金の飛沫が吹き出る。彼女のそれは止ま
らず床を濡らす。彼女は顔を床につけ肩を震わせその恥辱に耐えていた。
――甘美。
その光景に目眩すら覚える。穢れの無い少女を汚していく快感。
士郎のする事に反応し、淫猥な姿を見せる彼女。
士郎はそんな彼女の腰を両手で掴み、恥部が良く見えるように持ち上げた。
「く…、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、…シ…ロ…ウ。」
息も絶え絶えに、彼女は辛そうに言葉を紡ぐ。
しかし、いまの士郎にそんな言葉は聞こえない。士郎はもう一度彼女の秘裂
に舌を這わせた。
そこには独特の臭気。淫水には含まれる事のない臭い。その臭いに士郎の分
身ははちきれそうになる。
ずずっと音を立てながら淫水を啜る。
彼女からの抵抗はもう無いに等しい。辛うじて小さく身体をくねらせ逃げよ
うとする。
しかし、士郎に押さえ込まれた彼女は成す術無く士郎の愛撫を一身に受ける。
そこにあるのは、士郎が彼女の淫水を啜る音と、啜る度に聞こえる彼女の喘
ぎ声。
もう我慢は出来ない。膨らんだ欲望を彼女に始末させよう、士郎はそう考え
た。
彼女の前に立ち両手で顎を軽く持ち上げた。ぷるんと艶やかな唇。口元には
涎。彼女の眼は虚ろで目の前の士郎を哀しそうに見ている。
彼女の柔らかな唇にペニスの先端をつけた。
ふに、と柔らかな感触と彼女の温度、そして吐息。
何か言いたげな口は小さくもごもごと動く。その動きが士郎のペニスに小さ
く刺激を与える。
それだけで士郎は絶頂へと達しそうになる。
ゆっくりと腰を突き出す。彼女の口はさしたる抵抗も無く士郎のペニスを飲
み込んでいく。彼女の口内のぬるりとした温かさ。蟲のように蠢く舌。その舌
は幹に絡みつき溢れる樹液口を突付く。半分飲み込んだところで彼女は自らゆ
っくりと頭を前後に動かししゃぶり始める。
ちゅ…ちゅる…ちゅ…ちゅる…
規則正しい音を立てて彼女は士郎のペニスを愛撫していく。
「そう、そうだ、上手いよ、セイ……バー。」
士郎自身が発した言葉に、朦朧としていた意識が急速に醒める。
目の前に士郎のペニスを咥え、しゃぶるセイバー。
「え、なん…で…?」
士郎には理解できない。どうしてセイバーが士郎のモノを咥えているのか。
何も考えられない。目の前の光景を否定するために意識を殺そうとする。士
郎の目の前が眩む。
――そうだ、これは悪夢だ、悪夢なんだ、夢なんだ…。
士郎は頭の中でその言葉を繰り返した。しかし、確かにセイバーの口内の温
かさと吐息を感じる。それは紛れも無く本物。じゃあ…。
「あらあら、切れてしまったのね。」
士郎の背後から女性の声が響く。その声はとても残念そうには聞こえず、む
しろ喜んでいるようだった。
士郎にはその声には聞き覚えがある。
「キャスター、これはお前が…!」
「ふふふ、ご名答。言ったでしょ、いい思いをさせてあげると。気に入って
もらえたかしら。」
口元を微かに歪めキャスターは笑っている。そんなキャスターに士郎は叫ん
だ。
「やめろ、俺はセイバーにこんな事をしたいんじゃない!!」
「あっははははははははは……。そう、それがどうしたの。これは私が楽し
みたいだけよ。聖女と呼ばれた者が淫らに堕ちていく所をね。セイバーも好き
な者に犯されるなら本望でしょう。だから、貴方の意思なんて関係ないわ。だ
からそう、こんな事だって出来る。」
そう言うとキャスターは右手を士郎へと向ける。
その刹那、士郎の両手が意思に反してセイバーの頭を掴む。
士郎は無理矢理セイバーの奥へとペニスを突き立てる。苦しそうに顔を歪め
るセイバー。しかし、それとは裏腹に士郎は、達成感と快感を感じている。
「どう、嬉しいでしょ。好きな娘を自分のモノに出来るのだから。」
「うっく、はあ…、や、やめろ…キャスター!!」
士郎は叫ぶ。しかし、キャスターはその光景を楽しそうに見ている。
止まらない。士郎の動きは止まる事は無い。セイバーの口内をペニスで犯し、
苦しめる。
「セイバー、離れるんだ!頼む、離れてくれ…。そうしないと、俺はセイバー
を…。」
「ふふふ…汚してしまうとでも?」
キャスターが士郎の言葉を続ける。なおもキャスターは続ける。
「既に、セイバーを汚しているくせに白々しく言えること。あの事が夢だと
でも思っていたのかしら。貴方はセイバーのプライドをズタズタにした張本人
よ。セイバーの後ろの穴をよくもあれだけ犯しておいて…。」
と、嬉しそうに語るキャスター。
「んんん…、ちゅぷ…、はぁはぁはぁはぁ…シロウ…、気持ち…いいですか。」
士郎とキャスターのやり取りも目に入らないのか、セイバーは士郎のペニス
を愛撫しつづけて居る。喉の奥まで沈め、吐き出す。それを繰り返す、繰り返
す。士郎の精を絞り取るかのごとく、セイバーは続ける。
「くっ、……セ、セイバー・・・、は、離れ・・・。」
「んん、んんんんんんんんん……。」
耐え切れずに士郎はセイバーの口の中に白濁液を放った。青臭い白い液体が
セイバーの口内を蹂躙していく。
コクッ、コクッ……
セイバーはそれを嚥下していく。セイバーの口内に納まりきらなくなった白
濁液が口元から垂れる。それは幼さを残す顔には、酷く淫猥で、士郎の欲情を
駆り立てる。
セイバーは口の中の白濁液を残らず飲み干すと、ペニスの幹に残った物を吸
い出そうと口をすぼめ、吸い上げる。
そのえもいえぬ感覚に士郎のペニスは硬さを取り戻す。それを確認してか、
セイバーはペニスから口を離し、後ろを向き、四つん這いになり士郎のペニス
を握る。そして、セイバーはゆっくりと自分のアナルへと近づけていく。
「セイバー、ま、待て、それは…。」
――だめだ…。
士郎はそう言おうとした。しかし、口が、身体が動かない。辛うじて動く目
でキャスターの方を見る。相変わらずキャスターの唯一見えている口元が嘲笑
うかのように歪んでいる。
ひたと、セイバーのアナルにペニスの先端が触れる。
ピクッ、とセイバーの身体が小さく震えた。
「ほら、セイバーが待っているわ。楽しませて上げなさい。…そうそう、処
女は私のものよ、貴方は後ろの穴だけ…。それで十分でしょう、聖女のアナル
なんて普通味わう事なんて出来ないわ。」
キャスターの声に士郎の腰がゆっくりと前へと進んでいく。士郎は何とかし
ようと身体に力を込める。しかしそれも無駄。キャスターの圧倒的な魔力に敵
う筈も無く、士郎の身体は最早取り戻す事など出来ない。
「あ、ふぁぁぁぁ………ん…。」
士郎のペニスがゆっくりとゆっくりと然したる抵抗も無く沈んでいく。セイ
バーのアナルの肉襞は士郎のペニスを容赦なく締め上げる。
「クッ…、セイ…バー……。すご…。」
余りの強さに士郎は思わず声を上げる。セイバーの締め上げの強さはすぐに
快感へと変わる。士郎は腰を動かす。肉と肉のぶつかる音。その動きは次第に
速くなり、突かれる度にセイバーの喘ぐ声が響く。
士郎のペニスはセイバーの中で今にも暴発しそうな勢いで膨れ上がる。
「んん…あああああっ…、シロウ…。…もう、もう私…、イ、イクゥゥゥゥ
ゥゥ……。」
「だ、出すぞ、セイバー…!」
どくっとセイバーのアナルに白濁液を流し込む。
「ふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…ん。…はぁ、はぁ、はぁ・・・あ、熱い
…。おしりがとっても、熱い…。」
うわ言のようにセイバーは呟く。その眼は何も見えていないようだった。た
だ、士郎の方を呆けた微かな笑顔で見ている。納まりきらず、アナルから溢れ
出た白濁液を手で取り、愛しそうに眺め、口に運ぶ。
「んん、ちゅ…、ぷはぁ、はぁ、はぁ、……美味しい…。シロウの精液…。
もっと、ホシイ。」
そんなセイバーの姿を見て士郎は繋がったまま項垂れる。そして、その口か
らはセイバーに対する謝罪の言葉が紡がれる。
「すまん、セイバー。俺は…キャスターに操られてて…、お前を…。」
その言葉を聞いたキャスターは、本当におかしそうに笑った。
「あっははははははは………、私は何もしていないわよ。入れる前からはね
…。これは、貴方の意思でセイバーを犯したのよ。さぞ愉しかったでしょう。
セイバーも悦んでいたようだし。」
「ち、違う…。俺は何も…。」
――無かったのか?
――セイバーを犯す、快感。
――セイバーの中の、快感。
――セイバーを汚す、快感
――セイバーを壊す、…快感。
士郎の身体に蘇る快感。
確かに、居た…。セイバーを汚し、壊す事に快感を覚えていた自分。あの夢
の中でも…、いや、あれはキャスターの言ったとおり現実なのだろう。もう取
り返しはつかない。
ピシッと士郎の心に亀裂が入る。今まで信じ、積み上げてきた“モノ”が音
を立てて崩れていく。
「…、あ、あああああああああああああああああああ――。」
士郎の頭の中は白く染まっていく。もう何も考える事は出来ない。
ただの一人も守れず、初めに守ろうとした少女をいま自分の手で犯している。
それは、裏切り。
彼女と共に歩むと言っておきながら……ともに…歩む?
「はは、ははははは、あっはははははは………。そうだ、一緒に歩むんだ。
セイバーを俺のものにして、一緒にいて、一生汚しつづけてやる。」
「ふふふ……、そうよ、狂いなさい。それでこそ、聖杯戦争で勝ち残るため
の駒よ。もっともっと、セイバーを汚し、狂いなさい。貴方ぐらいどんなにな
ろうとも操る事なんて造作も無い事。さあ、セイバーを犯して私を楽しませな
さい。」
キャスターの声に士郎のペニスは膨れ上がる。
動かす。セイバーのアナルを掻き回す。
士郎の感じるものはただ快感のみ。そこには、罪悪や贖罪は無い。
士郎の心はすでに壊れた。
もう守るものなどはもはや無く、士郎は自分の欲望を満たすためにただ、セ
イバーのアナルを貫き、欲望を注ぐ。いや、士郎が出す寸前に、キャスターは
士郎を操りワイングラスの中へとその精を注がせる。
「あ、ああ、欲しい…士郎の…精液…。」
セイバーはワイングラスに注がれた精液を見て、涎を垂らす。
「ふふふ…、だめよ、これは私のものよ。」
そう言って、一口。こくっと喉を鳴らして飲み下す。
「ふふ、坊やのとっても濃くて美味しいわ。…欲しい、セイバー?」
「あ、ほ、欲しい…、飲ませて。」
「それじゃ、坊やにお尻を犯されて洩らして見せなさい。もっと恥かしい姿
を見せたら飲ませてあげるわ。」
「…は、はい。」
セイバーは完全に堕ちた。
自ら士郎のペニスをアナルに挿し込み、腰を振る。士郎の意思などは関係な
い。セイバーはただ、士郎の白濁液を飲みたいがために痴態を晒す。
士郎もまた、セイバーを犯すためだけに彼女に触れる。
――狂った牡と堕ちた牝
狂った牡は牝を犯し尽くし、堕ちた牝は狂った牡を求める。
響く音は、肉のぶつかる音と喘ぎ声。
そして、その光景を眺めるキャスターの手の中のワイングラスには士郎の精
液。
キャスターはそれを優雅に飲み干しながら、狂った牡と、堕ちた牝との行為
を愉しげに眺めていた。
/
――一日前
…ん、はぁ…はぁ…はぁ・・・
熱い吐息。私の耳にはそれしか聞こえなかった。熱い何かが身体を蹂躙して
いく。そこには痛みなどはない、むしろ快楽があると言っても良いほどだった。
私はそれを拒んだ。
しかし、拒めば拒むほど身体の熱は膨れ上がり、意識は朦朧としていく。それ
でも、何とか私は意識を繋ぎとめ抵抗をした。
…はぁ、はぁ、はぁ、…
吐息は荒くなる。
身体を駆け巡る蟲のようなもの。何かに意識を壊されていくような感覚に襲わ
れる。
耳元に熱い吐息がかかる。
その熱さで、ぞぶりと意識の半分が殺ぎ落とされた。
耳をぬらめく舌が這う。得もいえぬ感覚が側頭部を襲う。
今度は胸を掴まれた。ゆっくりと掴んだ手が胸を揉みしだく。
もう片方の手が、秘裂を撫でる。撫でる者の身体が私の身体に絡みつく。
それはまるで蛇のように絡まり、いきり勃つペニスを自ら押し当てる。
シロウの舌がつつ、と舌が身体を這い、胸の先端を愛撫する。
ぞぶりと今度は残りの意識の大半が殺された。
身体を這っていた単なる熱は灼熱となり、辛うじて残っていた意識を蒸し揚げ
ていった。
…熱い…熱い…熱い…
私の身体はマグマとも言えるほど灼熱。
意識は冷気を欲しがり、身体はより熱い“何か”を欲しがる。
――矛盾
本当は嫌なのに、意識は拒みつづけているのに…、私の身体が恨めしい。
何故、このようなことになってしまったのか…。
私の首には皮の首輪と鎖…そして目の前には…私のマスターが見下ろしてい
る…。
――何故?
もう私には…、それを考える事すら出来ない。
でも、はっきりと分かっている事がある。初めてシロウが私を押し倒した時こ
う言った。
“俺のものになり、奉仕をし続けろ”
と。シロウは令呪を使い、私にそう言った。それが本心であったかどうかなん
て今の私には関係の無い事だ。
そして私は、シロウの肉奴隷になった。彼の意思に関係なく、私はシロウに奉
仕をしつづける存在。
身体は快楽を求め、意識はそれを拒む。しかし、意識などとうの昔に壊れてい
る。幾ら望んでも身体の疼きは押さえられない。
シロウが近づいてきた。
シロウは私の口にいきり立つペニスを押し当て口内を犯す。先端からは腺液
が流れ、私の唇を潤していく。しかし、シロウの言葉が無いので私はそれを咥
える事は出来ない。
私はシロウに上目遣いでねだります。
「……」
彼の言葉に私は喜んでシロウのペニスを口に含みます。舌をはわし、口全体
でシロウのペニスを愛撫します。
シロウは私に全てを注いでくれます。シロウの精液。私にとってこれ以上な
い、ご馳走。
放たれた精液を顔で受け止め指で掬い、口へ運び飲み下します。
「……。」
シロウから言葉をかけられ、そして私はこう答えました。
「…シロウ、もっと…もっと、虐めてください。」
それが私が心からシロウに望んだ言葉。
虚ろな目をしたシロウは私の頬をそっと撫でる。
「……。」
シロウの口から紡がれるその言葉に私は従い、自ら四つん這いになりシロウ
の方へと腰を上げます。
その姿は欲情したメス犬。
私の秘裂からは止め処なく涎が垂れ、その姿を見られた私は羞恥に染まりま
す。
しかし、私は、
「シロウ、私のはどうですか?」
シロウにそんな事を尋ねる。
――無言。
シロウからの言葉はない。しかし、その言葉を代弁するかのように、シロウ
ははちきれんばかりの怒張を私の不浄な穴にねじ込みます。身体を突き抜ける
快感。例え、嬲られていると分かっていてもそんな感情は快感の渦に消えてし
まいました。
「うれしい、シロウ。もっと、もっと突いてください。私はもう、貴方だけ
のモノです。前も、後ろも全部好きにして下さい。」
そうして、私の意識はそこで……途絶えました。
只唯一、その刹那、黒いローブを纏ったサーヴァントを眼の端に捉えたこと
で私達は負けたのだと確信して…。
[Bad End...]
――あとがき
ども、稀鱗です。
裏剣祭2本目ですが、もうバッドな方向に向かってしましましたね。セイバー
だとこっちの方が書きやすいのかも知れません。
内容に関しては、キャスター姐さん笑いっぱなし…。
今回はキャスター姐さんによる間接陵辱を目指してみましたが…士郎をどう使
うかで悩みました。で、狂わせて見ようと…。で、無理矢理後ろを攻めまくる
わけで。
ちなみに処女はキャスター姐さんが守り通しています。流石だ、キャスター姐
さん。(笑
内容的には破綻しているような気がします。…いつもの事ですが。
こんな内容ですが少しでも楽しんでいたければ。
あ、ちなみにタイトルの意味は「狂気、精神異常」という意味です。
5/9
稀鱗
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