「へぇ、じゃあ妹さんは小遣いくれないのか」
先生はお茶菓子を食べながら驚く。
「全くもらってないのか?」
月姫さんが念を押すように聞いてきた。
これは『怒・・・?弐式』の続き物となってしまいました。
昨日のゴタゴタから何とか逃れ、学校に登校できた。
「やっぱ学校が落ち着く・・・」
俺は机に突っ伏して平和を堪能していた。
「そうだなぁ何だかんだ言っても学校で遊ぶのが楽しいな」
俺に同意する聞き慣れた声。
思考回路がこの声の該当者を割り出す。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・有彦?」