あとがき

 これは「テレビのある情景」「テレビが消えた情景」「テレビがついている情景」の3つをまとめたものです。
 まとめた、といっても、特に改訂などはしていません。

 ただ前別々で、飛ばすことができたアダルティックなシーンについては、今回もとばせるようリンクしました。

 これが、瑞香が捉えている琥珀さんです。

 イタズラというものは、やはりこういうもので。
 クスリとか暗躍とかはイタズラではなくて――。
 琥珀さんがするイタズラってこういうのだろうな、と思いますね。

 後書きというものは、作者が顔を見せているので、あえて聞かせていただきますね。
 最後の「テレビがついている情景」で琥珀さんがうかべた笑みはどのような笑みだったのでしょうか?
 困った顔の志貴さんを思い浮かべたとき、浮かべた――「それ」
 それは向日葵のような笑み、なのかもしれません。そっとした微笑なのかもしれません。やはり、あはーなのかもしれません。

 想像した笑みが、あなたの琥珀さんの本当の笑みです。
 それを想像して、楽しんでいただけば、作者としてとてもとても幸せなことです。

それでは別のSSでお会いしましょうね。


追伸
 化粧したまま学校へ行ってしまった志貴くんは、その後、どうなったのでしょうねぇ……(苦笑)

さらに追伸
 もしよろしければ「ないものねだり」も同時に読んでみてください。
 翡翠さんと琥珀さんがうまく、別々でありながら同じに描けていたらな、と思います。

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