あんま長すぎるスレッドにしたら読みづらいから十話ごとにスレッドを立てることにした。
というわけで逝ってみよう
夢を見た。
……………………………………でも、覚えてない(爆)
捏造サーヴァント参上!!!
第十一話
「…………まぁ、いっか」
「始めまして・・・・ですね、わたくし、スナイ・パラディオンと言います」
現在、衛宮家リビング。俺、マスター、衛宮士郎、セイバーのメンバーに間桐桜と藤村大河の二人追加。
配置で言えば、
俺 テ 衛宮士郎
l 藤村大河
セイバー ブ 間桐桜
ル
マスター(遠坂)
な感じ。
俺が総白髪になって微妙にショックを受け、自己脳内補完をした後の状態。
腹が減ったと、リビングにやってくれば……まぁ、大騒ぎしてた。
どうやら、俺達サーヴァント組+マスターがここに泊まっているを知らなかったここの住民らしい。
知ってるぞ知ってるぞ、確か、主人公の姉代わりな藤村大河と後輩の間桐桜だ。
さて……この大騒ぎ……とりあえず、水でも飲んどくか……
で、最初のシーンに戻る……と、
大騒ぎしたせいか、みんな疲れている。
だから、俺みたいに傍観者になっていとけばいいのに……
「はぁ……藤村大河です」
「間桐……桜です」
「よろしくお願いします……あっ、こちらは妹のセイバー・パラディオンです」
セイバーが、何を言ってるのですか、と言いそうになったのを口をふさいで防ぐ。
こんなところでポカしてたまるか。
「実は私たちは、以前、切嗣氏の世話になりまして、その際の礼をしようと日本にやってきたのですが……」
「切嗣さんの?」
「えぇ、私たちは孤児でして……小さいころに切嗣氏に助けられたのですよ」
切嗣さんならしそうな事ね、とぼやいている。
ふふん、これぐらいの情報は知っている。衛宮切嗣は正義の味方であった事ぐらい。
マスターと衛宮士郎、セイバーが胡散臭げな眼でこっちを見ている。
そりゃ、そうだろう。衛宮切嗣のことなんて今まで誰もしゃべっていない。
後で説明する的な視線をぶつけといてこの場はどうにかする。
「今では、ちゃんとした仕事に就き、暇も出来たので切嗣氏に礼を言いにきたのですが……」
ここで寂しげな表情! リビングが静かになる。
コレが目的だ!! 変に勘ぐられたり、探りを入れられては困る。
勢い良く、止まることなくごまかせ!! では……行くぜ!!!
「実際こちらに来て途方にくれていたところ、ご子息の士郎君が日本にいる間はこちらにいてもかまわないといってくれたのでご厄介になっているのです。まぁ、断る理由も無いのでしばらくご厄介になっています。あぁ、大丈夫です。それほど長居はしません。私も公務員ですから……。あっ、私はイギリスで警察官をやっておりまして、妹は西洋剣術の講師をやっております。いや、しかし切嗣氏に聞いていたのですが日本の気候は穏やかですね。あちらと違いますよ。そういえば、昨夜こちらの士郎君の料理をいただいたのですがおいしいですね。貴女方は毎日食べているのでしょう、いや、うらやましい限りです。あぁ、それと……………」
一気に捲し立てる。区切ることなく言い切る。
ちょっと、怪しいところを一気に流せ! 疑問を持つ暇を与えるな!!
途方にくれる? 宿泊場所も決めずに日本に来たのかよ!
いてもかまわない? いきなりきた外国人二人組みに対して警戒もせずいきなり泊めるか?
イギリスで警察官? いきなりやってきて、こんな流暢に日本語しゃべるか?
西洋剣術の講師? どんな職業だよ!
気候が穏やか? ……イギリスの気候は知らん。
飯がうまい? 食ってねぇよ!!!
マスター(遠坂凛)がいることの説明にはなってねぇ!!
という数々の疑問を流す、流せ、流しきれ!!!
その後も、友から「お前、詐欺師になれ」と言われるほどの俺の話術を展開して、
なんとか場を誤魔化すことに成功しました、まる
あんま誤魔化しきれないような気がする。
なんか全員倒れ伏してるし……
後書きっぽい
今回はちょっとどころかかなり無理やりな展開になってしまった。短いし。
コレが限界だ_| ̄|○