捏造サーヴァント参上!!! 第八話 傾:不明


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1: 鉄鎖 (2004/04/19 19:02:18)[chainseal at hotmail.com]


拝啓、**様、















・・・・・・・・・・・・・・・・・・ネタが無い。



捏造サーヴァント参上!!!

第八話
「善悪関係なし・・・・・・てか」



「マスター、どうやらさっきの死体がサーヴァントを召喚したみたいだぞ」

サーヴァントになったせいか、感覚が機敏になっている。

そのお陰か、さっきの死体の近くにやたら凄い魔力が集まっているのが分かる。

「嘘!! 衛宮君が魔術師だったなんて・・・・・・」

「嘘をついてどうする。 で、マスター。どうする?」

「・・・・・・決まってるじゃない、いくわよ」

「了解・・・・・」

そういうと俺は凛を背中に背負い、颯爽と飛び出す。

さすがにお嬢様抱っこは精神的重圧がある。

「・・・・・・・・・・・マスター」

「何、スナイパー?」

「・・・・・・・・・・ちょっと、重いな」

「・・・・・・・・・」

マスターの右手が光り始める。

・・・・・・・って、令呪!?

「すんません」

「今後、そんなたわけた事言わないように」

正直者は馬鹿を見るとはこういうことか・・・・・・













そんなこんなで俺の知るFateでの中心、衛宮宅に着きました。

着くといっても、玄関前ですけど・・・・

「・・・・・ここだ、マスター」

「中はどうなってるの?」

「ちょっと、待て・・・・!! やばい!!!」

首筋がひやりとする。これは殺気だ! そんな気がする!

「ちっ!!」

咄嗟に、マスターの前に出て、壁を飛び越えてくる人影に狙いをつける。

ランサーとの闘いの際に、出てきた武器だが、今では俺の手になじんでいる。

「なっ!!速い!!」

狙いがつけられない!

上から落ちてくる標的は狙いづらいと知って、こう攻めてきたか!?

だが・・・・・・舐めるな!

「コンフリクト・・・・・」

「やめろ、セイバー!!」

俺の銃口が敵の額に押し付けられ、敵の持つ武器が俺の首の前で止まる。

・・・・・・・・怖ぇ。

どうやら、敵さんのマスターが止めてくれたらしい。

ありがたやありがたや。

で・・・・・・そのマスターさんはどちらかな?

おっ・・・・出て来た出て来た。

・・・・・・・・赤い髪・・・・・

赤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・赤・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・赤

・・・・・・炎?



「がっ!?」

頭が、割れるようだ!!

つっ!!

頭が・・・・・・・・

ぐあっ!!!



記憶が塗り替えられる・・・・・・・・・



・・・・・・・・荒野・・・・・・・炎・・・・・・衛宮士郎・・・・剣・・・・・・・聖杯・・・・・・***・・・・・・剣製・・・・正義・・・・・・・**・・・・・・干将莫耶・・・・・・**・・・・・・・・遠坂凛・・・・・・・・戦争・・・・・・・**・・・・・・・**・・・・・・・*・・・・・セイバー・・・・・・・・・・・**・・・・*・・・・・・間桐桜・・・・・・*・・・・・・・**・・・・・・・・**・・・・・・


・・・・・・頭が痛い・・・・・・・・

ん? 奴は・・・・・・・・・衛宮四郎。

「投影(トレース)・・・・・開(オ)・・ガッ!!!」

・・・・・なんだ、俺は一体何をしている!?

なぜ・・・・・・・止めようとする?

「どうしたの、スナイパー?」

心配そうに凛が声をかけてくる。

何を言っているんだ、私は・・・・・

私は・・・・・・・・?

私は・・・・・・・・・スナイパー・・・・なのか?

私は・・・・・・・・私は・・・・・・・・


記憶が塗り替えられる・・・・・・・・・

・・・・・・・・**・・・・・・・*・・・・・・衛宮士郎・・・・*・・・・・・・聖杯・・・・・・***・・・・・・**・・・・**・・・・・・・**・・・・・・****・・・・・・**・・・・・・・・遠坂凛・・・・・・・・戦争・・・・・・・**・・・・・・・**・・・・・・・*・・・・・セイバー・・・・・・・・・・・**・・・・銃・・・・・・間桐桜・・・・・・*・・・・・・・**・・・・・・・・**・・・・・・



「大丈夫なの、スナイパー?」

「えっ・・・・・何だ?」

「ボーっとしたと思ったら、考え込んだり、調子でも悪いの?」

「いや・・・・・・・・・・なんでもないけど」

「そう・・・・・んらいいんだけど・・・・・それよりも・・・・・・衛宮君!」

「いぃっ!!と・・・・遠坂ぁ!?」

「衛宮君・・・・聞きたいことがあるんだけど・・・・」

うーん、かわいそうに・・・・・あいつ、死んだな。

女性にあんな顔させたちゃあ、男としてダメだな。

いや、それ以前に人としてダメだろ。

かなり恐怖だぞ、今のマスターの表情。

なんとなく・・・・・命の危機を感じる笑顔だ。

ほら・・・・・・・セイバーも怖がっている。

衛宮の奴に近づこうともしてないし・・・・・

おまえ、サーヴァントだろ? マスター助けろよ・・・・

まぁ、俺も人の事いえないけど・・・・あっ、俺、サーヴァントだった。










えーと、現在の状況説明。

たしかラスボス的な神父が巣食う教会の前で待ちぼうけ中。

寒〜、いくらサーヴァントだからといって、外にほっぽり出すなよ。

横でこっちをちらちら観察しているセイバーは寒くないのかな?

「なぁ・・・・・・セイバー?」

「なんですか?」

固っ!! 口調が固い!! いや・・・・こんなとこでひいてはいかん。

「セイバーは・・・・・人殺した事あるか?」

「・・・・・・・・・・・・・ありますが」

そりゃ、そうだろな・・・・・・・・・・・

女性と言ってもこんな騎士みたいな格好してるんだ。

コスプレなわけ無いから、昔の騎士なんだろうな。

人の一人や二人、殺してるだろ・・・・英雄なんだし。

「・・・・・・・・・・・・どんな気持ちなんだ? 人を殺すってのは」

「・・・・・・・・・・・・・・・なぜ、そのようなことを聞くのですか?」

「・・・・・いや・・・・・別に」

「・・・・・・・・・・・・・・・・あまりいい気持ちはしません」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・そっか」

英雄だろうがなんだろうが、人を殺すのは厭な気持ちなんだろな。

そりゃー、一人殺せば人殺し、百人殺せば英雄だ、って誰か言ってたけど・・・・・

同じ人だもんな・・・・・・・・よっぽどの殺人狂じゃないかぎり厭だろ。

しかも・・・・・・・・聖杯戦争かぁ。

普通の戦争と違い、宗教やら何やらの問題も無いよな。

ただ単に自分の望みをかなえるためだけに、他人を殺す。

・・・・・・・・・確かにその考え、賛成。

さすがに殺してまで・・・・とはいかんけどねぇ・・・・・・

はぁ・・・・・・・話も続かなければ、心の整理もつかねぇ。

どうすっかなぁ・・・・・・・・・・









その教会からの帰り道、ごついおっさんに殺されかけてます。

はっはっはっはっ・・・・こんなHeavyな状況、止めて欲しいです。

















おぉ、後書き! 貴方は何故、後書きなの?


久しぶりの更新、約一週間ぶりか・・・・
今回、士郎視点を書こうと思ったのですが・・・・・・無理でした。
こうなったら、終始スナイパー視点でいったれ!
途中の意味不明の描写・・・・・気にしないでくだされ。


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