注・この物語はくぅさんの許可の下『剣の騎士はお姉様。』を取り込み、オリジナルを加え一から再構成したものです。
注2・これは以前投稿した物の微修正版です。
Fate/stay night 〜白金の魔法騎士〜 第00話(予告&前話)
〜〜運命の出会い、そして未来へ〜〜
交通事故で家族を失い天涯孤独な身となった少年の前に放浪の老人が現れる。
「坊主、・・・・ワシの養子に来るか?それとも孤児院に行くか?」
「・・・・おじいさん、・・・・だれ?」
「・・ん?・・ワシか?・・・そうさなぁ、・・・・・・・『魔法使い』じゃよ。」
「こんにちわ。」
「こんにちわ、・・・・お姉ちゃん誰?」
「私ですか?・・・私の名前は・・・。」
「・・・・?」
「私の名前は、アルトリアといいます。・・・よろしく、シロウ君。(微笑)」
「・・・あっ・・よっ・・よろしく、アルト・リアお姉ちゃん。」
「リアで良いですよ?」
「・・・・・じゃあ、リアお姉ちゃん!!」
年月は少年を青年と変える。
「爺さん、・・・・・俺を殺す気かよ・・・。」(息も絶え絶え)
「ん?・・・はっはっはっ、お前があれ位で死ぬわけがなかろう?」(ニヤリと笑いながら)
「・・・・・・・・下級の雑魚とはいえ、一万体の死徒相手が『あの位』かよ・・・・・俺は人間なんだぞ。」
「・・・親父・・・。」
「ん?なんだい、士郎。」
「さっきのリアお姉ちゃんの事の話なんだけどさ・・・何となくだけど理解できたような気がする・・。」
「そうか・・・。」
「んでさ、親父・・・俺!!・・リアお姉ちゃんを守れるくらいに強くなって、リアお姉ちゃんの正義の味方になる!!」
「・・・・うん、・・それが士郎の夢なんだね・・」
「うん!!」
そして一つの出会い。
「ほれ、成人の餞別じゃ。」
「・・・・ん?剣の柄?」
「<・・・・この魔力の波長は・・・・、貴方が私のマスターですか?>」
「おわっ、・・・・ってあんた誰?(汗)」
「はっはっはっ、気に入ったかの?」
「・・・・爺さん、これは一体・・・(滝汗)」
「ほっほっほっ、後は若い者同士の話しじゃからの老いぼれは退散じゃ。」
「おい、爺さんま「<貴方が私のマスターなんですね>」・はい?・・ってその服装で屈むな!・・・・顔を近づけるなーー!!」
「士郎・・・。」
「なんだよ、親父?」
「『リアお姉ちゃんを守れるくらいに強くなって、リアお姉ちゃんの正義の味方になる』と言う誓い忘れていないよね・・・。」
「当たり前だ、忘れるわけ無いさ『リア姉の正義の味方』になってそして・・・その・・・。」
「はは・・。・・・そうか良かった・・・。」
「・・・親父?」
「士郎・・・・、正義の味方になるのも良いけど士郎も幸せにならないと駄目だぞ。」
「・・・・・・・ああ、分かったよ・・。リア姉の正義の味方になってかつ、俺自身も幸せになるさ・・・絶対!」
「・・・・・・・・ああ・・・・、ほんとう・・に・・・よかっ・・た・・。」
「・・・・・・・・・・・・親父?・・・・・・・・おい、・・・・・・親父ーーーーーーーーーーー!!!」
そして旅立ち。
「行くのかの?」
「・・・・・・ああ。」
「『ブルー』の嬢ちゃんや『黒の姫』が黙っておらんぞ・・・。」
「・・・(ビクッ)、・・・・・・・・・。」
「まあ、お前が良いと言うのであればワシは何もいうまいて・・・。」
新たな地で新たな出会い。
「ここか・・・・。」
ピンポーン
「はーい。」
ガラガラ
「こんにちは、衛宮切嗣殿はみえるか?」
「・・・・・はい?」
教えを受け
「お願いします、俺に魔術の指導をお願いします!!」
「・・・・どうした、いきなり・・・・・。」
「・・・俺」
「ん?」
「俺・・・、俺!『正義の味方』になりたいんです。」
「・・・・・・・・・はい?(汗)」
そして、・・・・・・・運命の時が来る・・・・・。
「―――――問おう。貴方が、私のマスターか?」
運命の問い
「―――これより我が剣は貴方と共にあり、貴方の運命は私と共にある。――――ここに契約は完了した。」
そして
「・・・・・・また会えましたね、シロウ。」
再会。
あとがき
どうも、桑ジュンといいます。m(_ _)m
この作品ははじめてのTYPE−MOON系の小説書きです。
くぅさんの許可の下『剣の騎士はお姉様。』を引き継ぎ&貰い受けまして、再構成することになりました。
元とは違いオリキャラ設定を織り交ぜて再構成してあるので、だいぶ変わっているとは思います。^^;
コンセプトの「大人のアルトリア」という所は変わっていませんが^^;。
今回は予告も兼ねた序章です。
余り数をこなしていない分変な所も有ると思いますが、頑張りますのでよろしくお願いします。
本文の中では顔文字を使わない方が良いという意見が有り、それもあって微修正しました。