捏造サーヴァント参上!!! 第六話 傾:シリアス


メッセージ一覧

1: 鉄鎖 (2004/04/11 02:55:53)[chainseal at hotmail.com]






拝啓、某戦争好きの少佐へ

貴方の演説、驚きました。

まるで体の電撃が走ったかのように身震いしてしまいました。

「私は戦争が好きだ」

くぅー、この狂った時代、狂った人間が正常なのかもしれません。

狂うの定義なんて何処にもありませんからね、誰が狂い誰が狂ってないのか。

結局全員が狂っているのかもしれません。

ところで今俺は、死闘を繰り広げているのですが・・・・・・

平和的解決は望めそうもありません(泣)





捏造サーヴァント参上!!!

第六話
「俺は・・・・・・・どうすればいいんだ」






ダァン
            ガキィン

夜の校舎に金属音が響き渡る。


ダァン・・・ダダァン

           ギィン   ガガァン


その音は一定の間隔をあけ、周囲の大気を震わしていた。





その音を作り出すのは二人。

蒼き槍兵、ランサー。

黒き狙撃者、スナイパー。

その二人の命を懸けた闘いを見る者は不謹慎ながらも美しいと思うに違いまい。

それほどまでに、二人の戦いは、激しく、そして、美しかった。




ダァン
           ガィン

スナイパーが撃ちだす漆黒の弾丸をランサーがその手に持つ槍を用いて弾き飛ばす。

ただその二つの行動を二人は繰り返す。

スナイパーはランサーを間合いに入れさせないように狙い撃ち、

ランサーは己の間合いに飛び込もうと隙をうかがう。

永遠に続くと思われた戦いを終わらせたのは、他でもない当事者、

ランサーだった。

「てめぇ・・・・・・・ふざけてんのか!」

苛立ちを隠さぬ口調でスナイパーを罵倒する。

「・・・・・・・・・・・」

罵倒された漆黒の外套をまとう男、スナイパーはその顔に苦々しい表情を浮かべた。

「何故、急所をねらわねぇ!!!」

俺が望むのは真剣勝負だ、とスナイパーを睨みつける。

事実、スナイパーが撃ち、ランサーが弾かなかった弾丸は全て、

ランサーの足元に撃ち込まれていた。

また、ランサーが弾き飛ばした弾丸も、

ランサーが槍で弾き飛ばしやすい位置に撃ち込まれていたものだった。

「・・・・・・・・・・・・・・・」

罵倒されたスナイパーは反論もせずただ、悲痛な顔を浮かべるだけ。

「・・・・・・ちっ、腰抜けが・・・・・・

 ・・・・・勝負、決めさせてもらうぞ」

そういうと奇妙な構えを取る。

一見、隙だらけだが、その実、圧倒的な必殺の意思がスナイパーを襲う。

「ゲイ・・・・・・・

ランサーが紡ぐ真名と同時に、辺り一体がランサーの魔力で包まれる。

 ・・・・・・・・・・誰だ!」

ランサーが第三者の存在に気付き、ほんの一瞬、隙を見せる。

刹那、ランサーは己の失態に気付く。

闘いにおいて隙を見せるということは死と同意義だと知っているからだ。

しかも、このような一流の戦士同時の戦いでは、それは確実である。

だが、その絶対のチャンスにおいてもスナイパーは行動を起こさなかった。

「ちっ・・・・・・」

そういうとランサーは、その場に佇むスナイパーを睨み付け、

いずこへと消えていった。









「ランサー!!!」

顔をうつむかせながら落胆しているように見えるスナイパーに、

突如、声がかけられる。

戦闘を見守っていた、スナイパーのマスター、遠坂凛である。

「・・・・・・・・・言いたい事、あるんだけど」

「・・・・・・・・・・すまん」

「いいわ、今はランサーを追うわよ。

 今度はちゃんとやりなさいよ」

「・・・・・・・・・・わかっているさ、マスター」











俺の後書きは俺のもの


今回は試験的なSSです。
苦手な三人称(この言い方で合ってたっけ?)に挑戦しました。
客観的な立場から見たものは難しいです。
次回はやっぱし、誰かの視線から見たもので書きます。
まぁ、実際、この書き方・・・・どうです?






スナイパー ステータス、改訂版
(前回のパラメーター設定は無茶がありすぎました。いくらサーヴァントでもねぇ)


真名      春日シノブ
マスター    遠坂凛
クラス     スナイパー


筋力   E      耐久   E
敏捷   D〜EX   魔力   C
運    E      宝具   B

クラス別能力

クイックドローA      0.04秒の早撃ち

連射B+           秒間15連射可能。ただし連射時間は三秒だけ。
               いくらサーヴァントだからといって、
               一時間も二時間も撃ちっぱなしは無理

ピンホールショットC     一つのポイントを連続して撃ちぬく技術。
               現在のスナイパーの技術では三連続が限度。
               この技と連射と同時に使用すると、
               ゲームがバグる。だから、あまりしない。

遠距離射撃C+        2キロ以内の標的を確実に狙える遠距離射撃の腕前。
               アーケードゲーム「ゴル○13」はクリア済み。


詳細:現実世界からいつの間にかやってきた捏造サーヴァント。
   もともと、銃の腕前は凄かったのでスナイパーとして現界してるらしい。
   どうやら、召喚されたときに聖杯からある程度の知識を与えられた模様。
   ごっつい、ご都合主義。
   時々、謎の声が聞こえる電波系。現在は記憶喪失の振りをしているらしい。
   ごまかしの王道である。



保有スキル

大食いD         質よりも量派。食えるときに食っとけ!!

シックスポインツC    頭、右腕、左腕、心臓、右足、左足、
             これらを一呼吸で連続して撃ちぬく。
             「ザ・ハ○ス・オブ・ザ・○ッド」プレイ中に取得。

電波B          時々、頭の中に声が聞こえる。
             しかも、それに乗っ取られたりする。

近眼B+         眼が悪い。眼鏡外したら、
             クラス別能力のクイックドロー・連射以外のランクが
             E−どころか零と化す。
             無論、狙いなんかつけれないから、
             クイックドローなんて無用の長物。
             連射は数撃ちゃ当たる戦法と化す。

?????        ?????????????????????????


宝具

コンフリクト・シャドー(矛盾であり向かい合わせの魂)D

       ヘルシ○グ、アー○ードの愛銃、ジャッカルっぽい銃。
       魔力使用は召喚させた時と引き金を引いたときのみ。
       持ってるだけなら別に魔力消費はしない。省エネ宝具。
       魔力その物を弾丸として撃ちだす。
       撃つ際に溜め、すなわち、魔力を込めた量に比例して威力が上がる。
       最低威力E、最大威力C。


???????

       ????????????????????


記事一覧へ戻る(I)