多分フェイ・・・ト? その一


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1: なたす屋 (2004/04/11 00:10:31)[ark-hryk at ezweb.ne.jp]

1.このSSはできれば弓ファンの方は読まないで下さい。
2.万が一読んでしまった場合、湿疹、発汗、嫁姑戦争、子供の飛行が起きる可能性があります。
3.保管場所は子供の手の届かない所でもいでください。


たぶんフェイ・・・ト? 第一話




「あれ?」

聖杯戦争、それに打ち勝つためのサーヴァント。

私、遠坂凛は確かにそれの召喚に成功したはずだ。

あの手ごたえは間違いないはず。

それなのになんで目の前の魔方陣には誰も・・・

ドガアアアアアアアアアアア

その時、居間の方から破壊音が聞こえた。

私はあわてて居間に向かう。

一番大事な時にへまをする遠坂家の呪い。

それがこんなときにも出ることに涙を流しながら・・・





「このーーーー!!」

歪んで開かないドアを蹴り開ける、居間の中は酷い状況だった。

埃が舞いその大半は見えない。

だけど、見えている部分だけでもボロボロの状態はわかる。

「・・・これ修理にお金かかるかも」

そう思うと涙が溢れそうだ。なんせ遠坂の魔術はもの凄くお金がかかる。

「ってそれどころじゃない!」

ここには破壊の原因がいるはずだ、そうサーヴァントが。

徐々に埃が薄くなってきた。

私は目を凝らす・・・影が見えた。

影は立ち上がりこちらに近づいてくる。

かなりの長身、銀の髪をオールバックにしている。

その身体は鍛え上げた鋼のように引き締まり、獣の俊敏さを発揮するだろう。

頭には先端が丸い針金・・・針金?

よく見ると・・・いやよく見なくてもおかしい。

頭部は透明なヘルメットで覆われているし身体は全身銀色のタイツ。

太股には青い稲妻模様、胸の辺りには平仮名で『さいきょー』

手に持った怪しげな光線銃がキラキラと輝いている。

「HAHAHAHAHA!! YouがMeのマスターですか?」

その物体(絶対同じ人間とは認めたくない)はにこやかに話し掛けてきた。

な、何!? この状況はなんなの!!

「あんた何!! ま・・まさか」

「HAHAHAHAHA、Meはキャプテン・アーチャ−」

「もしかしてサーヴァントなの? ねえ!?」

「Meはキャャャプテェェェェン・アァァァァチャァァァァ!!」

「いや、質問に「キャャャャプテェェェェェン・アァァァァァチャァァァァァ!!」答えなさい」

「キャャャャャャプテェェェェェェェン・アァァァァァァァチャァァァァァァァァァァァ!!」

「・・・・・・」

「キャャャャャャャャャャプテェェェェェウゲホウ!?」

私の渾身の右フック!!

目標沈黙、ただちに追い打ちに入る。

マウントポジションからの滅多打ち。

「認めない!!こんなのが私のサーヴァントなんて、ぜぇったい認めないんだから!!!!!!」




・・・これが私の聖杯戦争第一日目だった。


──────多分続く──────



後書き

・・・やっちゃった(笑)
未来からきたキャプテン・サーヴァント
正体はもちろん○○○です

2: なたす屋 (2004/04/11 03:44:55)[ark-hryk at ezweb.ne.jp]

お詫び


すいません、タイトルに傾とMが抜けていました

傾:壊れギャグ M:凛

深くお詫びいたします


第二話では青タイツ対銀タイツの予定です

・・・は!! ひょっとして兄貴ファンにも怒られるかも


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