運命はその晩に始まった
それは本当に魔法のように現れた
目映い光の中、それは、俺の背後から現れた。
思考が停止している。
現れたそれが、青年の姿をしていることしか判らない。
蒼き槍兵の槍を打ち弾き、土倉の外へと追いやり、
腰を落としたまま動けなかった俺にこう問い掛けた
「――聞くが、貴様が我のマスターか雑種」
酷く偉そうな口調でそういった
ともに誓い
「おろかな雑種よ。事情を聞くのはいいが我を待たせるのはいい度胸だ。」
「ああ。事情はイヤというほど思い知らされた。聖杯戦争の事もマスターの事もな」
「ふん、それで、これから如何するつもりだ雑種。」
「・・・ああ。俺に務まるかどうかは判らないけど、マスターとして戦うって決めた。
半人前の男で悪いんだけど、俺がマスターって言うことで納得してくれるか、」
「――ふん、仕方がない。我の為にその魔力を渡せ雑種。ならば少しはこの力を貸してやろう」
「そうか、おまえがそういってくれると助かる」
ほう、と軽く深呼吸し改めてギルガメッシュへ向き直す
「それじゃ握手しよう。これからよろしく頼むぞ」
ともに笑い
「そのミートボールを我のものだ虎の女!」
「男の子だったらけちけちした事いわないのギルちゃん」
「ギルちゃんと呼ぶなと言っとろうがタイガー!!!!」
「タイガー言うなー!!!」
「二人とも朝からケンカしないでください」
「・・・はぁ。まだあまりがあるからそれを温めてくる」
「「はやくな雑種(ね、士郎)」」
「「・・・はぁ」」
ともに遊び
「むぅ。。イカサマだ。なぜ我のところばかりにババがくるのだ」
「だって、ギルっちうっかりミスが多いんだもん。七並べ弱すぎ」
「先生そんなはっきり言わなくても」
「貴様もそう思ってるのだな紫の女」
「いえ、けっけしてそんなことは」
「無様ね英雄王」
「くっ、貴様だって同じような負け数ではないか、赤い女」
「なんですって金ピカ」
「おいおい、やつあたりは見苦しいぞギルガメッシュ」
「もう一勝負だ。今度こそ我が勝つ!」
ともに戦い
「怯むな雑種」
「そういわれてもこのプレッシャーは!!」
「くっ、我の邪魔だけはするなよ雑種!」
「言われなくても判ってる!」
「二人とも覚悟は良い?私のお気に入りのティーカップを壊したんだからね」
「「敵は赤い悪魔だ!」」
ともに泣き
「バトラッシュもう疲れたよ。。」
「「うう・・・」」
「遠坂先輩、どうしたんですかあの二人」
「いや、たまたまあった、フランバースの犬のビデオを見て感激して泣いてるのよ」
「はぁ。。らしいといえばらしいですね」
「なにやってんだか」」
「「なんで死んでしまったんだネロー」」
ときに傷つけあい
「ギルガメッシュ、なんでおまえは聖杯を欲しがるんだ」
「。。。我が友エンキドゥが死んだ時に我は悟った。我もいつかは死ぬのだと・・。
だから我は求めたのだ、死ぬことない体を」
「そんなもの求めた所でどうにもならないって判ってるんだろう!ギルガメッシュ」
「黙れ雑種。貴様に我の気持ちなど理解できるはずなかろう!!!一人残された苦悩など」
「判るから言ってるんだろう!」
ともに励まし合い
「ちくしょう。。どうしてもっと俺はあの時。。。」
「嘆いてるひまはないぞ衛宮士郎。我に後悔をするよりも前を進めといったのは貴様ではないか!」
「ギルガメッシュ・・・」
「ふっ、間桐桜の作る飯は我も気に入ってるのでな。死ぬには惜しい人材だ」
「判った。確かに嘆いてるひまはないな。ありがとうギルガメッシュ。」
「ふん。。。」
そしてお互いを認め合う
「行け衛宮士郎!間桐桜を助けるんだろう」
「すまない、ここは頼んだぞギルガメッシュ」
そう言いながら、士郎は桜の下に向かっていく
「ふっ、頼むか。。我に頼み事をして良いのは、我が友エンキドゥだけだったのだが。。
まぁいい。。頼まれたからはしっかりやらねば英雄王の名が泣くというものだ」
「我が名は英雄汪ギルガメッシュ。我が前に立ちふさがった事をあの世で後悔するがいい!!」
別れがどれだけつらくとも
「どうして俺をかばったんだ!ギルガメッシュ」
「ふ。。友が死ぬところをもう見たくなかったからだ」
「ギルガメッシュ・・・」
「ふん。。それじゃ、女どもと仲よくな…衛宮士郎。。」
少年は歩みつづける
「ねえ、士郎、ギルっちはもう帰っちゃったの?」
「ああ・・・。」
「そっかぁ。さびしくなっちゃうね」
「ああ。。でもさみしがってばかりじゃ、あいつに笑われるからな。」
原画 武外 崇
シナリオ 奈須 きなこ
音楽 KOTE & MUMBER201
友情育成ADV
Fate/Gilgamesh night
近日発売予定
汝、友との誓いを証明せよ
※ そんな予定はありません
前作から一年
「何だって遠坂!!」
「聖櫃・・この冬木で聖櫃を使おうとする奴らが居るのよ!!」
あの熱い奴らが
「貴様がイリヤスフィール・フォン・アインツベルンだな」
「だったらなんだって言うのよ」
「我等の悲願の為、一緒にきてもらう」
「いやぁぁ!!!助けて士郎!!」
「イリアを離せ!!」
今度はSLGで帰ってきた
「苦戦してるようだな衛宮士郎!」
「おまえはっ!!」
「話は後だ、一気にけりをつけるぞ!」
前作以上の大事件(シナリオ)
「なぜ、、おまえはあの時、還ったんじゃなかったのか」
「ふん、、我の助けは不容だったか衛宮士郎?」
「ありがとう」
「ふん、おまえのためにやったのではない。ただ奴が気に入らなかっただけだ」
「耳まで真っ赤にしながら言っても説得力ないぞギルガメッシュ」
「五月蝿い!」
平穏な日常の一こま
「マーボーはいやだマーボーはいやだ」
「大丈夫だギルガメッシュ。俺のはあそこのように酷くないぞ」
「そうよギルっち、士郎の腕を信じなさい」
「本当だな。。絶対だな。。嘘をついたら針千本のませるぞ衛宮士郎」
通常戦闘による援護攻撃や援護防御
「騎士王よ援護は任せてもらおう」
「してもらえるのは有り難いのですがアサシンのあなたがどうやって?」
「ふっ、楽しみにしておけ。私には<地蔵ミサイル>がある」
「はぁ。。たのみますよ・・」
FATE独自に<サーバントシステム>と
「バーサーカー・・私を守ってくれるの?」
「■■■■■■」
「ありがとうバーサーカー・・」
そして絶対的ピンチを切り抜ける切り札
<令呪システム>によるマスターからの援護
「桜、指示を御願いします」」
「分かったわライダー」
遠坂桜の名において命じます。ライダー全ての敵をなぎ払って
そして今作最大の目玉はかつての強敵(とも)と
ADVパートによってともに戦うパートナーとなることだ!
「加勢するぜ嬢ちゃん」
「ランサー、敵だったのになぜ?」
「俺は嬢ちゃんみたいな女が好きだからな」
「バっ、バカなこと言ってんじゃないわよ!!!!」
「クックッ」
決めろパートナーとの必殺コンボ
「いくぞキャスター、援護を頼む」
「判りましたわ、宗一郎様」
「うむ」
合わせろ友情の合体攻撃!
「足手まといになるなよ英雄王」
「ふっ、誰にそれを言ってるつもりだ偽者」
「念の為だ、気にするな」
「つくづく口の減らない男だ」
「行くぞ英雄王、全回路開放(フルバレッドオープン――
「行くぞ偽者、王の財宝開放(ゲート・オブ・バビロンオープン――
「「全てを打ち砕く無限の剣雨(アンリミテッド・フラグメンテイション・ブレード・レイン)」」
隠し要素も盛沢山
「こっこれは!!」
「そう、これはかの埋葬機関第七位が好んだという
『メシアンのカレー特別食べ放題券』だ」
「これがあの有名な・・・」
「これを彼女に渡せば力になってもらえるはずだ」
もちろんタイガー道場も健在だ!
「どんどんいくわよ!」
「はい師匠!!」
「チェストーー−−!!」
原画 武外 崇
シナリオ 奈須 きなこ
音楽 KOTE & MUMBER201
友情育成ADV+SLG
Fate/Gilgamesh night2
−英雄汪の帰還−
近日発売!!
汝、友との想い(ちかい)を貫けるか
※やっぱりそんな予定はありません
Gilgamesh nightがはじまって以来の大事件
「貴様が切嗣の息子か」
「だれだ!!っく体が…」
「いっしょに来てもらうぞ」
1&2の主人公、衛宮士郎が
「大変よ、シロウが居なくなったの!!
「なんですって!」
何者かに連れ去られてしまったのだ!
「いったいどうすればいいのよ…」
「らしくないぞ赤い女。貴様がそんなだとこっちまでおかしくなる」
「ギルガメッシュ・・・」
残されたもの達は力を合わせ想い人を助けに向かう
「姉さん、行きましょう。先輩だって私たちの事をまってるはずです」
「そうよリン。何もしないで終わるなんて貴方らしくないわよ。」
「そうね、やられっぱなしは主義じゃないわ」
1&2以上の壮大なバトル
「情報は得たのかライダー?」
「ええ、やつらの基地のひとつがシドニーにあると言うことがわかったのよ。モンク」
新たなる友との出会い
「僕の名はエンキドゥ。クラスはバードだよ」
「貴方がエンキドゥなの?話はギルガメッシュから聞いてるわ」
新たなる強敵(とも)との出会い
「俺の名はキラー。全てを殺す為に生まれた男だ」
「くっ、さがって!こいつは<直死の魔眼>保持者よ」
「教えてやろう、これが物を<殺す>という事だ」
そして、操られ敵として立ちはだかる衛宮士郎
「マンフロイサマニ、サカラウモノミナコロス」
「正気に戻って士郎!」
「引くぞ赤い女。今はそれしかない!」
「イヤよ。シロウが目の前に居るのに引けるわけないじゃない!!!」
「今はそれしかないぜ嬢ちゃん}
「だって!」
「辛いのは自分だけだと思うな赤い女。一番辛いのは衛宮士郎自身なんだからな!!!」
「ギルガメッシュ・・・」
「マンフロイめ。。我が刃をともに向けさせたことを死を持って償わせるぞ!!!」
戦いの舞台は格闘ゲーム。
「セイバー。。おまえは俺には勝てない」
「なぜそう言いきれるのです?」
「あたりまえだ。剣で銃に勝てる訳がなかろう」
「なめられたものですね。私に出会った不幸を呪いなさい!ガンナー」
エナジーシステムでキャラクターの潜在能力を引き出せ!!
「ふっ、今宵の月は良さのわからぬものに、この場に居る資格は無い」
最大奥義<多重屈折地蔵ミサイル>
分岐によって使うキャラクターが変わるというチェンジシステム
「すまねぇ桜の嬢ちゃん」
「大丈夫ですランサーさん。今度は私が戦います」
「まったく。。坊主は果報者だぜ」
場合によっては2対2のタッグマッチにだってなります!!
「行くわよ秋葉」
「その命令口調はやめなさいといってるでしょう。イリア」
「ふん。そんなこと言ったってむだだもんねー」
決めろ華麗なる連続コンボ
「ちょっと本気だすわよ。防ぎきれるかしら?」
止めだ愛と友情のツープラウントンアタック
「決めるぞ第七位」
「判ってます言峰神父」
「「偉大なるスパイスへ道(グランド・スパイシー・ロード)」」
隠し要素は当然のこと
VSモードでは敵として戦ったキャラクターだって使えます!!
「誰もが恐れる我が剣の威力、その身をもって知りなさい!!
冬木の虎の咆吼(タイガー・ハウリング In 冬木)」
かつて無いスケールで送るシリーズ最終話
原画 武外 崇
シナリオ 奈須 きなこ
音楽 KOTE & MUMBER201
友情奪還格闘アクションゲーム
Fate/Gilgamesh night3
−全ての尊き日々へ−
近日発売!!
汝、友との絆を守りきれるか
※当然の如くそんな予定はありません
全ては騎士王のこの一言が原因だった
「シロウお腹がすきました。速やかに晩御飯を要求します」
「は?」
英雄王の一言がきっかけで始まった料理対決
おいしい料理をつくってはらぺこ王に食べさせろ!!
「どんどん作りますから。好きなだけ食べてくださいねセイバー」
「ありがとうサクラ。貴方のつくるリンゴパイはとてもおいしい」
今度は一風変わってパズルゲーム
「リン。貴方の作った天津も捨てがたい」
「当然よ。私が腕によりをかけたのだから♪」
和・洋・中の各料理のレシピにそった材料を集め
さきにはらぺこ王の満足する料理を作ったものが勝者だ!!
「何を作ってるのだ偽者」
「これは日本の伝統的料理『肉じゃが』だ」
「ほう。。我にも食べさせろ偽者」
「満足させるぞ英雄王。お腹の減り具合は充分か」
各キャラクターにより得意料理が決まっており
当然それによって料理の出来が違ってくる
「ランサー。。これが料理と呼べるというのですか?』
「魚は塩をかけてそのままが一番うまいのを知らないとはな。はん、さすがはイングランド人だ」
「くっ、いいでしょうランサー。もしまずかったときは、貴方には相応の罰を与えさせていただきます」
そうなってくるとどうしても高レベルなキャラクターを使いたがるが
高レベルなキャラクターになればなるほど作る時間や材料が多くかかってしまう
それを見極めることが勝利への近道だ!!
「それはなにをつくっているのだキャスター?」
「これはムサカというギリシアの料理ですわ」
「ふむ、食したことのないものだな。楽しみにしている」
「はい宗一郎様♪」
各キャラクターには固有スキルがありそれを使って対戦相手を邪魔する事だって可能
「くっアサシン。。どうあっても邪魔するのですね」
「ふっ、ライダーよ。地蔵ミサイルから逃げられるとでも思っているのか」
材料を間違え変な料理を作ってしまったら
言峰神父特製バーボーが待っている
「これが私が開発した新しい料理バーボーだ凛」
「開発って。。バーボーって何よ!!」
「ふむ、泰山のマーボーに加えある物を追加したのだ」
「ある物って…一体それは何なのよ!!」
「ふむ。。琥珀堂から仕入れた馬肉?を第七位から仕入れたスパイスで炒めたものを混ぜただけだ
「馬肉?って、なんで疑問系なのよ!!!!」
「なに?ただ馬肉かどうかわからないだけなものだ。些細なことだ」
「いやぁぁぁーーーーーー」
「恨むならおまえの固有スキル『うっかりEX』をうらむがいい」
2対2のタッグマッチで他を圧倒する料理を作っちゃえ
「そっちはおねがいタイガ」
「まかせて!すっごいの作っちゃうんだから」
「「スペシャルゴールデンタイガースペシャル(タイガー道場一直線))よ」」
特別キャラクターまじかるアンバーの参戦で戦いは一気に加速する
「あは〜☆TYPEM〇〇N界の一の料理人の称号はそう簡単に渡せません!!」
原画 武外 崇
シナリオ 奈須 きなこ
音楽 KOTE & MUMBER201
友情料理合戦パズルゲーム
Fate/Gilgamesh night外伝
−騎士王ははらぺこ王?−
近日発売!!
汝、友のお腹を満足させられるか
※当然そんな予定はまったくありません
あとがき
バーボーと指摘され若干手直しをしました
最初はバをバー○ーカーの煮汁にしようかなと思いましたが、それはさすがに料理としては呼べないかなと想い
馬肉?にしました。
しかし、泰山のマーボーを超える料理バーボー・・
間違っても俺は食べたくないなぁ
後当初予定していたネタなのですが一旦中止します
もっと面白そうなのを考えつきましたのでw
これやったら怒られないかなぁ・・・・