INVINCIBLE プロローグ(傾 クロスオーバー)


メッセージ一覧

1: インビジブル (2004/04/05 01:41:09)[tatsuya-y at green.ocn.ne.jp]

凍えてしまいそうな闇の、
深淵に堕ちて、
堕ちて、
堕ちて、


禁じられた真理

外なる神

自我がとけて

霧散し、

情報が、真理が、頭に、魂に、刻み、掘り込まれ、

収束

異形

封じられたもの

7つの支柱に吊るされた





そして、獣


覚醒







これは



エミヤ・M・シロウの

物語




頭痛、吐き気、めまい、胸焼け、最低の朝




体調が悪い。


原因を検索


足元に転がる空き缶から、二日酔いと思われる。


「私は未成年なんだが・・・・・・・」


顔を洗い、歯を磨く。

のんびりしているのは今日が日曜日だから・・・

ではない。

ただ、彼の朝が早いだけだ。

習慣というのは恐ろしいもので、彼は正確に計ったように五時に眼を覚ます。

コックのように、手際よく料理を作り、食す。

そして、朝の稽古を始めた。






記事一覧へ戻る(I)