聖杯戦争 Mオリキャラ 傾シリアス H多分ある


メッセージ一覧

1: アカツキ (2004/03/31 09:33:37)[akiyuki at ybb.ne.jp]

この作品はパクリや原作とぜんぜん違う作品に成っているかもしれません。
したがって文句のある人は別にいいです。

この作品の特徴
サーヴァントは13騎に増やしている所
剣の騎士『セイバー』
槍の騎士『ランサー』
弓の騎士『アーチャー』
盾の騎士『ガーダー』
不死の騎士『アンデッター』
拳の戦士『ファイター』
銃の戦士『ガンナー』
凶戦士『バーサーカー』
騎馬兵『ライダー』
暗殺者『アサシン』
預言者『リーダー』
魔術師『キャスター』


これらのサーヴァントの真名をは募集中

2: アカツキ (2004/03/31 17:49:09)[akiyuki at ybb.ne.jp]

―――1月26日―――

気がつけば、赤い風景の中に居た。
一面は燃える火の海。
黒コゲになった家々と、黒コゲになった人々が焔の中から見え隠れする。
その中を、歩いた。

―――タスケテタスケテタスケテ―――

瓦礫の下敷きになった人の声を無視して進む。

―――イタイイタイイタイイタイ―――

焼け焦げた身体をかきむしって苦しむ人を見捨てて進む。

―――クルシイクルシイクルシイクルシイ―――

焔に肺を焼かれた人達の声を背中に、ただ歩く。
だって、瓦礫に潰された足を引きずって、体中の火傷の痛みに耐えて、肺なんか既に呼吸をしているのか不明なほどに焼け焦げた7歳の子供なんかに、人を助ける事なんて出来るはずもなかったのだから。
ただ、生きなければと思った。
誰もが死んでゆく地獄のような惨状の中、自分だけが生きているのだから。
まわりを見捨てて自分だけが生きているのだから。
両親や双子の兄が命を賭して、生きろと告げたのだから。
多くの人を踏みつけにしておいて。
同じように苦しむ人々を地獄に置き去りにしておいて、諦めるのだけは、生きる意志を捨てるのだけは、そんな、苦しんで死んだ人達全てを裏切るような挫け方だけは、しちゃいけないと信じたから。

「・・・・・・はぁ・・・」

グラリと身体が傾き、荒い呼吸が漏れる。
漏れると言う事はまだ息をしていて、ならばまだ歩けるのだと気がつく。
だったら、歩かなければならない。

「苦しい・・・なぁ」

そんな事も言えなくなった人達の分まで、生きぬかなければならない。

―――けれど、唐突に限界は来て。
無様に大地を背にして倒れ伏す。
胸にはぽっかりと、空虚な穴。
それが肉体の損傷なのか精神の欠落なのか、もはや区別すら出来なくなっていた。
空には雨を暗示する黒い雨雲。
この様子なら一日燃え続けた火事も、鎮火に向かうだろう。

「―――――――――」

言葉も無く、何かを求めるように天へ向かって手を伸ばす。
もちろん、掴める物など何も無くて。
そして――――――


「っつ・・・はぁはぁはぁ・・・夢か・・・」
こうしてオレは悪夢から開放された。・・・いやな夢を観た、アレからもう10年は経っていると言うのに。人はよく口にする『時間が解決してくれる』と・・・
確かにここ3年はあまり見なかったが最近また見るようになった。
今思えばこれから訪れる『聖杯戦争』の前触れだったのだろう。

如何いう分けかオレを引き取ってくれた物好きな爺さん『衛宮切嗣』の命日からもう五年が経過していた。
かなりの遊び人だったらしく俺を引き取るまではこの広い家で一人暮らしをしていたらしい。
「自分は魔法使いだ」と初対面に対して意味不明なことを口走ったこの爺さんに引き取られることに最初は抵抗が有ったが実際に切嗣の魔術を見て俺も魔術を志そうと思い切嗣の下で7年、切嗣が死んでから独学で3年
それだけの時間を使ってようやく手に入れたのは魔術の基本中の基本で有る『強化』の魔術だけである。これすらも50%の確立でしか成功せず、しかもかなり時間が掛かる。
切嗣が1秒以下で出来た強化も10分以上かけてやって出来るか出来ないか程度である。

「早く起きすぎたな・・・明日は休みだし・・久しぶりに土蔵の整理でもするかな・・・」
土蔵はよく鍛錬するときによく目にするが最近は中を整理することは殆ど無かったため整理することにした。
「それにしても・・・」
口にすることも出来ないほどひどかった。ほこりを積み上げて出来ているのではないかと錯覚するほど酷い有様だった。一瞬止めようかと思ったが如何いうわけかそんな気も失せて整理を始めることにした。
「・・?・・」
ふとそこに眼をやると一つの本が落ちていた。それには切嗣の字で、『聖杯戦争』と書いてあった。
「聖杯・・・戦争・・・?」
その言葉を口にしながら本を捲って行くと一つの魔法陣が有った。その魔法陣に手をやると本の脇で指を切った、その血が魔法陣の上にたれ落ちると急に本から強烈な風が吹いた。
「おわぁ・・・?・・・?!」
その風に驚きながらなにが起こったか分からず困惑しながら本の方を見てみると光の粒子のような物が人の形をかたどって行くのが分かる。
風が収まり始めるとそこには一人『人の様な物』が存在していた。
「なぁ・・・?」
オレがその言葉を口にしようとしたその時
「何なんだお前は!!」

それがコイツとオレの最初の出会いだった。

3: アカツキ (2004/04/01 20:02:15)[akiyuki at ybb.ne.jp]

本の中から急に人が現れた。
見た感じは13〜4歳位の女の子で
外人とは違う太陽の様な金髪のショートヘアーでその肌は清流の様に澄んでいて
その黒い眼は一見小動物の用だがその眼の奥には強い何かを感じる
身の丈はだいたい130〜140センチ位でオレを見上げながら
「何だとは失礼だな・・・それより切嗣はどうした?・・・まったくあの男は・・・おい小僧!切嗣は何所に行った?」
と人に向っていきなり小僧と言ってくる。
「小僧って・・・そっちの方が明らかにオレより年下じゃないか!・・・爺さんは何所に行ったかだって?・・・それよりお前は何なんだよ?!」
「質問しているのはこっちだ!小僧!」
妙なプレッシャーを感じながらも
「人に物を聞くときはまず自分から名乗る物だろ!」
と負けずと言い返した。
「ワシか・・・ワシはバーサーカー、かつて聖杯戦争を勝ち抜いた天下無双のサーヴァント。真名は聞いたらビックリしてちびってしまうだろうから秘密じゃ」
サーヴァント?バーサーカー?真名?
わけの分からない事を年寄り染みた口調で喋るこの小動物の話を口をポカンと開けながら聞いていた。
「それより小僧、切嗣は何所に行った?・・まったくあの男は人を呼んでおいて・・・」
「あんた・・・爺さんの知り合いなのか・・?」
どうやらこの小動物は爺さんの知り合いらしい
しかしこの小動物は何者なのだろうか?あの現象は確か昔聞いた使い魔などを召喚する時の現象によく似ている。
しかし人間の姿をした使い魔の話は魔術師の世界でも聴いたことが無い。
「小僧、切嗣はどこだ?早くワシを案内するなり、アイツを連れて来るなりせんか」
「じ・・・爺さんは・・・死んだ・・・3年前に・・・」

「小僧!馬鹿な事をぬかすな!あの若造がそう簡単に死ぬはずが無かろうが!」
バーサーカーと名にそぐわない小動物がオレの胸元を掴んでその言葉を否定する。
「でなければ誰がワシを呼んで・・・ひょっとして貴様が・・・」
「おっ・・・おい?!」
そこまで言いかけて急に倒れだしたので仕方なく

まったく驚いた、いきなりワシを呼び出したと思ったらワシの前には全く知らん小僧が居るし、切嗣は死んだらしいし何がなんだか・・・ああ何だか凄くいい匂いがする。
「う・・・ぅう・・ん」
「眼が覚めたか、小動物」
気が付くと見慣れた天井が見える。切嗣の家の天井だ、どうやら自分は布団の上で寝ているようだ。あの小僧がなにかを持ってこちらに向っている。
「急に倒れてどうかと思ったが、大丈夫みたいだな」
そう言いワシに向って微笑んだ。
「それより腹減ってないか?一応おじや作ったけど・・・」
「う・・うむ、あ・・ありがたく頂く」
そう言い差し出されたおじやを食した。
「・・・む・・・」
う・・うまい、だしのとり方も火を通り具合も完璧で、思わず顔を緩ませてしまった。

なんか険しい表情をしてから急に風呂に入ったように顔を緩ませた。
(こんな顔もするのか)と内心プッと噴出してしまった。
「・・・ふぅ・・・美味で合った」
早っ!僅か10秒ほどでおじやを完食してしまった
「・・・どうやらヌシがワシの『マスター』のようじゃな」
「なぁ・・・」
「しかし『霊脈』が完全に通じて無いせいか『令呪』が見当たらんな」
「おいおい先から『サーヴァント』だとか『聖杯戦争』だとか『マスター』だとか『霊脈』だとか『令呪』て何なんだよ?」
先から持っていた疑問をぶつけてみた
「何じゃ・・・そんな事も知らずにワシを呼んだのか?」
「聞いてるのはこっちだ!」
早く答える用に促した。
「まあ、そう焦るな、まず『聖杯戦争』と言うのはこの冬木市を舞台にして行われる『聖杯』を賭けた魔術師同士の戦いでな、最も聖杯戦争と称される戦い自体は他の土地でも行われているらしいがな・・・。ただしこの冬木の地に置いての聖杯戦争は違う。それはワシら『サーヴァント』と呼ばれる英霊を使い魔として使役して戦う所じゃ」
「『聖杯』ってあの聖杯か?」
聖杯。
磔にされたキリストの血を受けたと言われる、最上位の聖遺物。
神の血に満たされたソレは、様々な奇跡を行うと言う。
「さぁ?」
「・・・さぁってお前なぁ・・・」
自分で言っておいて「さぁ?」はないだろう。
「まぁ呼ばれた物は仕方ない。それよりも先に霊脈を通すことが先じゃ。ヌシ、コレはもう済ませたか?」
親指を人差し指と中指で挟みながら握る。コレが何を表してるかは知っている。
「なぁ・・・急に何聞いて来るんだよ!!」
「フム、どうやらその様子では未だ接吻も未だのようじゃな」
赤面させて答える俺にニヤリと笑いながら失礼なこと言ってきた
「じゃあ『契約』のついでに女体について教えてやろう」
そう言いながらオレの額に手やると急に体の違和感に気が付いた
「なぁ・・・なんじゃこりゃーーーーーー!!!」
家中が揺れる位の叫び声が聞こえた。
「なぁ・・なぁ」
「何なんだこの体は・・・か?」
「・・・!・・・」
なぜか胸と尻が膨らみ、声も高めになっていた
「コレは仙術の一種でな・・・なに筆おろしも済ませてない用だからなワシなりの心使いじゃ気にするな」
気が付くと目の前の小動物の外見もかなり変わっていた

背丈と髪が伸び
女性らしく体が膨らみ
何時の間にか服も脱いで居た

「なぁ・・・」
「これか、これはワシの真の姿の一つでな、あの姿は魔力の消費を抑える為の仮の姿じゃそれとも、あの姿の方が良かったかの?」
「俺が聞きたいのは・・・」
急に体から力が抜けた突如、体中が熱い、まるで体中が沸騰して居るかのようだ
「はぁはぁはぁ・・・テメエ・・・な・・・にを・・・した・・ぁ・・・」
「フフフ・・・なに契約の方法は色々あるがコッチの方が手っ取り早いからな、それに・・・おなごの体の方が柔らかくていいしの」
「てめえ・・・ひゃん・・・」
この理不尽さに腹が立ち言い返そうとした瞬間オレの股間に手を伸ばしてきた
「フフ・・・こんな機会なかなか無いぞ、それにお主も楽しんでいよう?」
「あ・・ひゃあ・・・っくは・・・誰が・・あっ・・・楽しんで・・なんか・・ひゃう・・」
「ここはそう言っておるぞ」
股間にやった手の動きを早くしてそういった
「うむ・・・そろそろか・・・」
そう言って何時の間にか30センチ位の棒状の物を手にし
「ぅぅん・・・力を抜かぬと知らんぞ」
その棒状の物を自分股間に挿入した、まるでオレも良く知っているアレみたいに見える
「なぁ・・・ふぐぅぅぅ?!」
急に体が二つに引き裂かれたような痛みが襲う。

「フフ・・・やはり生娘のココは最高じゃの」
「んん・・くっ・・ぬ・・抜・・きやが・・れ・・・」
オレはその苦痛に耐えながらも抵抗した。
「安心せい・・・男の体では味わえぬ歓楽を味合わせてやる」
オレの膨らんだ乳房を舐めながらピストン運動を始めた。
「くぅ・・・あっ・・・ぁぁ・・・」
「フフ・・・なかなか・・・良いぞ・・・ヌシも・・楽しんだらどうだ・・・」
ピストン運動を続けながらオレの肉芽を刺激する
「はぁ・・・はぁひぃ・・・!!」
「くぅ・・締まる・・で・・・出る・・!!」
こうして苦痛と歓楽が入り混じった感覚が絶頂を向え気を失た。


記事一覧へ戻る(I)