暗く暗く光も一際通さない暗闇の中で一人の老人が立っている。
紅と黒のローブをまとい長く伸びた白い髭を生やし手を真赤に染め
ながら何かを行なっている。
グチュ、グチョ、グチャ、グシャ
老人の前には巨大な竜の骸が横たわっている。
グチュ、グチョ、グチャ
「ふむ、この実験材料もこれまでか。」
老人は動かしていた手を止めた。
「まぁ、よかろうこれで竜言語魔法の研究も終えたことよ。」
老人はニヤリと笑い目を細める。
「フフフ・・・これで幻想種共の実験もすべて終えたことになる。
これでワシは更なる高み昇ることができる。」
そして次の実験材料をどうしようかと考える。
「二十七祖しか残っておらんが奴等に手を出すのはまだ早すぎる
どうしたものか。」
すいません。まちがえて押してしまいました。
もう一度再投稿します。