────目覚めはそれなりに快適だった。
体はふらつくしあちこち痛いが、こなした戦いを思えば五体満足なだけでも御の字だろう。
……そういえば自分は戦いが終わってすぐに気を失って今気付いたばかりだ。にもかかわらず目覚めたのが自分の部屋ということは───
「……遠坂かな」
そうだ、彼女しかいないだろう。自分だって疲れ果てていただろうに大の男一人、柳洞寺からここまで運んでくる彼女のタフさには敬服するしかない。
───早めに礼を言っておいたほうがいいだろう。でないと恐ろしいことになりそうだし。
家は静か。彼女はもう家に帰ってるんだろう。
腹が減っているのでとりあえず何か食べて、それからすぐに出ることにしよう。
無意識に二人分の食事を作って気付く。
────そうだ、セイバーはもういないんだった。
彼女はサーヴァントだ。本来人の身では使役することの出来ない存在である筈の英霊、それを聖杯の力で無理矢理に使役させた、マスターより強力な使い魔。そんな在りえない存在であった彼女は聖杯が無くなった以上、消えるしかない。
───結局別れは言えなかった。あの夜突然現れ、自分を幾度も救ってくれた少女。全てが終わったらまた会おう、そう約束したのに何も言わず去ってしまった。
────戦いは終わった。
────だけど心にポッカリと穴が開いてしまった気がする。
あいかわらず空腹ではあったが食欲はすっかり無くなってしまった。
足は自然と彼女との思い出を求め動いていた────
無人の道場に足を踏み入れる。
陽射しは淡く、板張りの空間を白く照らし上げている。
そこに、
見間違う筈のないヤツ……あー……うん、ヤツが堂々と鎮座ましましていやがった。
「……………………」
声がでない。
───いかん、自分を誤魔化しきれていない。
「────シロウ? 目を覚ましたのですか?」
……セイバーだ。
「もう大事はないようですね。
傷そのものは浅いものでしたから、そろそろ目が覚める頃だと思っていました」
そう、セイバーなんだよ!
「シロウ? どうしたのです、先ほどから口を開けて。
……まさか、どこか私たちには判らない傷を負っているのですか?」
セイバーだったらセイバーなんだ! だから他の事は気にするな、っていうか気付くな俺。
「え────あ、いや、そういったワケじゃない、けど」
こっちは自分を騙すのに必死で、状態回復に多大な時間を必要としている。
……何せ騙すのは視覚、人が外界から得る情報の大半を占める感覚だ。並大抵の苦労じゃない。
「セ、セイバー」
「はい。なんでしょう、シロウ」
「あ……うん。その、セイバーだよな、セイバー」
怪訝そうな彼女。……気持ちは分かるがこっちも大変なのだ。こうさっきからちらちらと変なモノが見えるし。
「見ての通りですが。……それとも、私がアーチャーやランサーに見えるのですか、貴方は」
…………セイバー。それは今禁句だ。
「────────まさか。見えない。全然、まったく、アーチャーになんて見えない」
ぶるんぶるんぶるんと首を横に振る。
……うを…酔った……
「? え、ええ当然です。シロウも傷だらけですが、今まで通り……とも言いがたいですが、シロウです」
「────────」
それで現実逃避していた頭がようやく落ち着いた。
いや、落ち着いたっていうか、諦めた。……思い切り目が合っちまったのだ。俺を小ばかにする視線と。
「────────」
とりあえず、息をつく。……なにかやたらと重いため息だった気がしないでもないが……
まあ、とにかく長く胸にあったものを吐き出して、
「───おはようセイバー。また会えて、良かった」
「おはようシロウ。私も、こうしてシロウと挨拶ができて嬉しい」
華やかに笑う。
ああ、少し気が軽くなったよ……
「───おはようアーチャー。また会えて、俺はとても嫌な気分だ」
「ふん、私とて貴様の顔など二度と見たくなかったわ」
────そう、そこにはアーチャーもいやがったのだ。
とりあえず簡単に話を聞いてみたところによれば、だ。
まあつまり────遠坂が無茶をした、ということらしい。
「……はあ。聖杯無しでサーヴァント二人と契約ねえ。……そんなこと本当に可能なのか?」
聖杯有りの状態でも、セイバー一人にさえまともに魔力を供給出来なかった我が身を思うと、なんかもう不肖の弟子でゴメンナサイって感じだ。
「無理に決まっています。
今の私たちは本当に現界しているだけです。とても戦闘などは出来ないでしょう」
淡々と告げるセイバー。それにアーチャーが続く。
「そこまで能力を落としてはもはやサーヴァントとは言えん。
……つまり凛のやったことは自身も含め、三人の役立たずを生んだだけ、ということだ」
で、挙句の果てに本人は魔力不足でぶっ倒れている真っ最中、と。
……そういえば遠坂も気を失ったってことは、結局俺を運んでくれたのは彼女じゃないってコトになるんだが……その辺は問いたださなかった。
運ばれる者二人、運ぶ者も二人。どう組み合わせても気に食わないものにしかならないからだ。
具体的に言えばアーチャーに負ぶわれる俺とか、もっと嫌なのは遠坂に触れるアーチャーとか。
「───まあ並の魔術師なら聖杯が在ったところでサーヴァント二人を養うことなど出来ません。
そう考えれば凛の才能はやはり凄いものと言えますが……」
だからって自分まで動けなくなっちゃ意味ないだろうに……
「まったく、遠坂もなに考えてるんだか。
セイバーはともかく、なんでこんなヤツまで……」
「ッ!? シロウ!」
「セイバーは黙っててくれ。
───アーチャー。俺はお前を許してないからな。お前は遠坂を何度も裏切ったんだ。
……一度目、二度目の裏切りはまだいい。キャスターを欺くため、俺を殺すため、その二度には目的があった。
だが三度目、お前は慎二に彼女を渡した!」
そう、それがどうしても許せない。
幸い、ランサーのおかげで遠坂は事無きを得た。
だがもし彼女の身に何かあったら。そう考えるだけで堪らなく恐ろしくなる。慎二と、慎二に遠坂を渡したコイツに殺意を持つ自分がいる。
「ふん、それがどうした? 間桐慎二はどこまで行っても小物だ、やる事などタカが知れる。
ヤツではどうあがいたところで『遠坂凛』を傷付ける事は出来んさ」
「───────ッ! ふざけるな!! アイツは女の子なんだぞ!!? どんなに強がってたって、傷付きやすい女の子なんだ!!!」
そうだ。アイツはどれだけ傷付いても平気な顔して、自分は魔術師だからって我慢するけど、やっぱり女の子なんだ。守ってあげなくちゃいけないんだ。泣きたい時に泣かせてあげなきゃいけないんだ。
アーチャーは何も言わない。ただどこか遠くを見るような目をしてじっとしている。
長い沈黙の後、ヤツはようやく口を開き、
「────ああ、そうだな。
だが、私にとって彼女は魔術師だった。私など及びもつかぬほど強く、気高く、誰の助けも必要としない魔術師だった。私は救われるばかりで、一度も彼女の助けになれなかった。
……忘れるな、衛宮士郎。そこが私とお前の違いだ。
理想に溺れ、裏切られ、全てを磨耗させるほど後悔し、己の全てを呪わねばならなかったオレと、お前の。決して忘れてはならない、絶対の違いだ」
───そう言うアーチャーの顔には何の感情も浮かんでいなかった。
有るのはただ、全てが風化し色の失せた過去の記録。
その時自分が何を思ったか、それすら判らぬ哀しき絵。
故に想いは生まれず、空虚な昔を思うのみ。
「……再契約するつもりなど毛頭なかった。
オレにはもはやココに留まる目的がない。権利もない。
彼女にもそう言ったのだ」
「だが、凛は納得しなかった。
私は彼女を裏切った。だからこそ残って償わなければ許さない、とな。私の都合など知ったことではないそうだ」
「彼女がそう言うのだ。残るしかあるまい? 私には凛と契約する資格がないが、彼女の言うことに逆らう資格もまたないのだからな」
ヤツはそれきり黙ったまま。目を閉じ、口を閉ざしたその姿は、もう語ることなど無いと雄弁に告げている。
だが俺は納得いかない。遠坂が何と言おうとコイツは許せないし、何より俺はアーチャーの事が大っ嫌いなのだ。
で、一方的に睨みつけていたんだが────
くぅきゅるるうぅぅぅ♪
なんて、可愛らしくも豪快な音を聞かされてはどうしようもない。
音の発生源、自身の腹を押さえたセイバーは顔を真っ赤にして俯いている。
「───はあ……。
とりあえず飯にするか、セイバー?」
彼女はか細い声で「すいません」と言った。
居間。
ちゃぶ台にはさっき作ったトースト。ただし一人前。
空の皿の前には遠坂さん。こくこく牛乳飲んでやがりましたとさ。
「……おい」
「あ、士郎も起きてたんだ。
おはよう。体は大丈夫?」
めったに見せてくれない、実に貴重な、素直に可愛い笑顔。
ええ、なんかもう勝手に飯食ってたコトなんてどうでもいいです。
お口についてる白ヒゲさんがラブリーです。
「───やれやれ。凛、疲れているのも判るがレディとしてそれはどうかと思うぞ」
などと言いながらナプキンを取り出し(どこに持ってたそんなもん)遠坂の口を拭くアーチャー。
────やはり貴様は俺にとって言峰以上の敵だ。
「ちょ…子供扱いしないでよ!」
怒鳴る遠坂。やれやれってなポーズをとる我が怨敵。コクコク頷き食事中のセイバー。
───あれ、俺の飯は?
「なんでって……サーヴァントは最高の使い魔なんだから、わたしがそう簡単に手放すわけないじゃない」
仕方なくもう一枚トーストを焼き(セイバーが物欲しそうだったが最後の一枚なので無視)簡単に食事を済ませて、何故セイバーたちを現世に留めたのか問うた俺。
それに対しての遠坂の答えがコレなんだが────
「納得できない」
「───なんでよ」
「確かにサーヴァントの能力は凄いけど、今の状態じゃ全然力使えないだろ。セイバーもアーチャーも言ってたぞ、今の自分たちは役立たずだって。
遠坂がそれを理解してない筈ない。だから、そんな魔術師として答えて挙句失敗してる理由なんかで納得できるわけないだろ」
そう、魔術の基本は等価交換。優秀な使い魔ならば必要な対価もまた凄まじいものになる。だから残すなら一体が限界。それ以上を求めても対価がでかすぎて結局何も得られない。彼女ほどの魔術師がそんなバカな真似をするはずがないのだ。
ゆえに俺が求めるのは、冷酷になりきれない、根っこのところで俺以上にお人好しな少女、遠坂凛としての答えなのだ。
「むぅー。士郎のクセにまともなコト言って、なんか生意気」
お前は俺をなんだと思ってる。……メチャへこむ答えを聞かされそうなので言わないけど。
「で、ホントの理由は?」
「……別に、理由なんてないわよ。ただ残って欲しかった。だからそうしただけ。
なに? 士郎は反対なの?」
「そりゃ俺だってセイバーが残ってくれるのは嬉しいさ。
でも、アーチャーが残るのは気に食わない」
「なんで? 役に立つわよ、茶坊主として」
「───待て、凛」
抗議の声を上げる茶坊主候補。───まあ確かに今のはちょっと酷いかな、とか思ったり。
「遠坂は腹立たないのかよ、コイツはお前のこと裏切ったんだぞ?」
「最後には助けてくれたじゃない。それに、消えられたら文句も言えないし償いもさせられないでしょ」
反論はしない。ただ、むすっとした顔してるって自分でも分かる。
「……なによ」
「別に。随分アーチャーの肩持つんだなって思っただけだ」
───情けない。こんなのはただの嫉妬じゃないか。
「───士郎? あの…なんか怒ってる?」
「怒ってなんかない」
そういう俺の声はしかしかなり不機嫌だった。
「───まあ遠坂がそこまでそいつをかばうならもう何も言わないさ。でもあんなに酷い目にあわされて、それでも許すなんてよっぽどそいつが好きなんだな。
ああそういえば、全部終わったあと真っ先に駆け寄ってたもんな。そりゃ好きなんだろうな」
……まいった。どうにも止まらない。遠坂が俺以外のヤツ───アーチャーは俺と言えない事も無いが───に好意を示すのがこんなに不快だなんて……どうやら俺は独占欲が強いらしい。いやまあ、ランサーのときに薄々は感じていたんだけど。
「な、そんな、だって…………」
「だって」と繰り返し続ける遠坂。追い詰められた表情をして今にも泣きそうな────
ああもう! なにやってんだ俺は! 子供みたいな、みっともない嫉妬で一番大事な人泣かしてどうすんだよ!!
「とお────」
謝罪しようと、彼女の名を呼びかけたその時。
「…………だって、だってコイツだって士郎じゃない! 捻くれてて素直じゃなくて皮肉屋でちっとも可愛くないけど、それでも士郎なのよ!? 見捨てられるわけないじゃない!!」
「───度々待て」
俺の目をまっすぐ見つめる彼女の瞳。潤み、熱の篭もったそれに見える感情。懇願、決意、───俺への気持ち。
気高く、美しく、そしてたまらなく愛しいその瞳に引き込まれる。
「……遠坂…それってつまり……」
「……ばか……」
「───やれやれ、私たちの存在を忘れているなこれは」
「ふふ、いいではないですか。見ていてとても微笑ましいですし。私はこの二人を見守るためにココに残りましたから」
貴方は違うのですか?
目で問いかける。
「言った筈だ。私は残るつもりなど微塵もなかった。
────正直、償い云々もどうでもよかった。私を引き止めたのはそんなものではないのだ」
それは?
「ふ、幾たびの戦場を越えその本質すら変容したと思っていたのだがな、この身はやはり衛宮士郎だったということだ。なればオレが遠坂凛に勝てる道理があるまい。
────…まして、彼女に泣かれてはな」
ほんの数時間前。
何もかも吹き飛んだ山頂は、いつか見た荒野に似ていた。
黄金に似た朝焼けも同じだったように思う。
────そして、彼女の涙も────
『……知らない。そんなの知らない!』
憶えてなどいない。
だが自分の最期を看取ったのは彼女だったのだろう。
『権利なんて知らない! 目的なんて知らない! アンタの都合なんて知らない!』
自分の死に、あの強かった彼女が泣いてくれる。
それは、嬉しかったが悲しかった。
最後に見るなら笑顔がよかった。
『アンタわたしのサーヴァントでしょ!? 私の言うこと聞きなさいよ!
言ったじゃない、最強だって証明するって! わたしを後悔させてやるって! わたし全然後悔してないわよ!? 約束果たすまで消えるなんて絶対認めないんだから!!』
だから嫌だったのだ。
二度目の別れも泣かれているのは。
このまま別れれば、いつか自分は彼女の顔を、泣き顔以外思い出せなくなるかもしれない。
そんなのは考えることすら耐え難かった。
────それに、言った通り、遠坂凛が泣きじゃくりながら我が儘を言っているのだ。衛宮士郎が抗える筈がないではないか。
「アーチャー……貴方は、凛を───」
彼が彼女を見る目には、隠しようの無い愛情があった。
士郎と凛は離れることなく、仲睦まじく生きていくだろう。
ならばこの世に留まる事は彼にとって苦痛なのでは?
そう思い、問いかけようとし、けれど言葉途中で言い淀む。
言っても意味の無い事であるし、それに────二人を見る彼の顔は穏やかだったから。
「───なあセイバー。あの二人を見てどう思う? 彼女が側にいてくれるなら、衛宮士郎は幸せになれる、そう思わないか?」
頷くことで答える。
あの二人は幸せになる、当然だ。
自分は彼らを見守るために残ったが、それは彼らを幸せに導くためではない。彼らの幸せな姿、それを見たかったから残ったのだ。二人が幸せにならないなど考えたことも無かった。
「だろう? だったらさ、ココにこうして存在するオレは彼女を選ばなかった、そういうことだろう?
……誰を選んだのか、それとも誰も選ばなかったのか。それすら覚えちゃいないけどさ。オレの側に彼女はいなかった。いや、違うな。きっとオレが拒んだんだ。
────自分でも不思議だよ。オレはこんなに彼女のこと覚えてるのに。たくさんの絶望に削られて、擦り減って、自分でも見失うくらい小っちゃくなっちまった『衛宮士郎』の中にさえ、こんなに彼女が残っているのに。どうしてオレは……」
「────────」
己に問いかけるかのような、彼の口調。それは、彼の視線の先にいる、在りし日の少年と同じだった。
自分と同じ始まりを持ちながら、自分と違う道を歩み始めた少年。それに彼がどんな感情を与えているのか、窺い知ることは出来ない。
ただ、彼は寂しげながらも微笑っている。ならきっと、それは暗いものではないのだろう。もしかしたら、そう────彼も幸せを感じているのかもしれない。
そんな想像は、なにか温かなものをセイバーに与えてくれた。
セイバーに振り返り、続けるアーチャー。
「───ま、とにかくさ。彼女を選ばなかったオレに、彼女を求める資格なんかないんだよ。でもいいんだ。彼女を見てるだけでオレは満たされる。笑ってくれれば幸せだ。
そうだな、そう考えればセイバーが言うようにあの二人を見守るのを目的としても────」
再び視線を二人に戻し。口が止まる、体が固まる。
二人の世界は、なんというか……ヒートアップしていた。
きっとあの世界はものすごい勢いで温暖化が進んでいるんだろう。
極の氷が融け、水位が上がり、全てが流され、残った二人はアダムとイブ?
さすがのセイバーさんも微笑ましいとは言えません。
「────おい、三度待て! 貴様ら人前で何をやっているか! こら顔を近づけるなええい衛宮士郎おのれどこに手を触れているって話を聞けぇ!!」
「くすっ」
つい笑ってしまう。
さっきまでの少年は何処へ行ってしまったのか。
何と言うか、あれではまるで娘離れできない過保護な父親ではないか。
「───はて、すると私はなんでしょうか?」
もう一度三人を見る。
邪魔されて不貞腐れる息子。照れ隠しに怒鳴る娘。軽くいなす父親。
ならばそれを温かい気持ちで見守る自分は────
「───母親、ですか?」
────悪くない。
その役どころは、悪くない。
かつて父であった自分はろくでもないものだった。
だが、この新しい家族ならば。温かな想いを持つ今ならば。
きっと全てが上手くいく。
────やたらトラブルは多そうだが。
まあ、心配は要るまい。
なんとも歪で不自然な関係だが、なに、絆の強さならばちょっとしたものではないか。
この四人での生活。
それはきっと、
───春のように暖かで
───夏のように賑やかで
───秋のように染み渡る
───冬のように寄り添ったものになるだろう
風よ 鳥よ 日差しよ
彼らの新たな始まりに祝福を────────
──────────────────────────────────────────────────────────────
【あとがき】
いや、まいりました。ssに手を出してわずか十日でスランプに。コレ書き上げるのに二週間近くかかりました。しかも連載予定。次回からは題名を変えてこの四人の生活を書いていきます。
その名は、『弓パパと剣ママは士郎くんと凛ちゃんを(多分)あったか〜く見守る』。題名ながッ! ネタは結構出来てるんですけど、書くのに時間かかりそう……。予定ではどんどん登場人物増やしていってみんなで楽しく暮らしましょーな話になります。待ってるって人がいてくれればきっとスピード上がるはず?
乙女シリーズもしっぴつちゅう。
では最後に、
「皆さん! 人気投票はぜひ凛に!」
*タイトル変更。以前のは削除依頼出しました。