fate もし21 (傾 クロス


メッセージ一覧

1: 久遠 (2004/03/21 17:23:08)

  
 注意1:fateもしは電波製なのです。

 注意2:一部キャラが壊れています。

 注意3:前振りも電波製です。MXが発売延期したことは関係ないのです。

 
  以上の注意点に気をつけ読んでもよいと思った方は下へどうぞ。
























 「アンリミテッドブレイドワークスを、

  アンリミテッドブレイドワークスを使うんだ」


 は?
 

 「我が刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)に貫けぬもの無し!」


 へ?


 「行くぞエミヤ!

  重ねアンリミテッドブレイドワークスだ!」


 「よし先に逝っているぞ!

  アーチャー!!」


 なに?


 「ししょーーーー!!!」


 「このロリ弟子がーーーーー!!!」


 なんですと?

 
 「流派! 紅洲宴歳館泰山の名の下に!」
 
 
 「私のマーボーが真っ赤に燃える!

  お前の口に捻じ込めと轟き叫ぶ!」


 「激辛! 言峰マーボー!!」

 
 「真紅麻婆豆腐拳!!!」


 
 ……この夢は地獄だ。
 






 
 上記の文は本編とは関係ありません。


 






       fate/stay night もし21



 Purrrrrrr、ガチャ。
 

 「はい、こちら伽藍の堂です」


 落ち着いた声が受話器越しに聞こえてくる。


 「あ、衛宮ですけど。

  幹也さん、橙子さん居ますか?」


 「あ、士郎君か久しぶりだね。

  悪いんだけど今橙子さん出かけてるんだよ。

  用件なら僕が聞こうか?」


 「いえ、魔術関係なんで幹也さんにはちょっと無理かと」


 「うん、それは無理だね。

  解ったよ橙子さんが帰っ――式?
  
  え? うん、士郎君だけど。

  貸せって? 解ったから無理矢理とろうとしないで、

  士郎君、式に変わるから」

  
 へっ? 式って両儀さん?

 いや! 変わらなくていいっす!


 「おい! 最近なんでこっちに顔を出さないんだ衛宮!!」


 うわーい、初っ端から不機嫌ですよ。


 「お前に投影してもらった村正は魔力供給にミスって消えちゃったし、

  最近新顔を見ていないせいで体が疼くんだよ!」

 
 いや、それはオレのせいでないし。


 「いいか、私の禁断症状が出ない内に絶対にこっちに顔出せよ!」


 ガチャン!!

 
 プー、 プー、 プー、


 ……オレまだ幹也さんに話があったのに。

 まー幹也さんなら橙子さんが帰ってきたら連絡してくれるか。


 よし、茶でも飲むか。

 受話器を置き、振り返った先に黒い桜さんがいました。

 ホワーイ?

 なんで黒くなっちゃってるとですか?


 「……先輩、今の電話の人誰ですか?」


 電話の人?

 幹也さんにしろ両儀さんにしろ仕事で知り合った人達だからなー。

 
 「えーとお得意さんかな?」


 当たり障りのない答えをしておく。


 「へーお得意さんですか、

  先輩はそのお得意さんの女性と関係を持ってるんですね?」


 ……はて?

 女性と関係を持つと言うことは男と女のアレな訳で、

 オレと両儀さんはそんな関係でないし幹也さんは男だ。


 「あの、桜さんは何か勘違いをしているのではないでしょうか?」


 精神誠意を持って下手にでて相手を伺う。

 我がスキルの一つだ。


 「……先輩、私に嘘をつくんですか?

  さっき電話越しにも疼くとか禁断症状がどうとか聞こえたんですけど」


 いや、アレは両儀さんの趣味の方の話な訳でして、

 ってなんですか!


 「おい、桜!

  その後ろにいきなり現れなさった方はどちらのはっちゃけさんですか!?」


 桜の後ろには陸に上がったクラゲのような黒い影が居る。


 「この子ですか?

  十年前からの友達で最近実体化できるようになったアンリ・マユちゃんですよ」

 
 ちょっと待て、少し前にそいつから力を奪ったとか言ってなかったか?
 
 と、思っていたら。


 行儀良くペコリと頭?を下げるアンリ・マユちゃん。

 ……うむ、人?を外見で判断しちゃいかんね。

 いい子じゃないか、オレをおいしそうに見て?なければ。

 
 「それより桜、オレはこれから……そうそうセイバーと特訓があるんだが」


 「いえ、セイバーさんならギルガメッシュさんと王様について熱く議論してます。

  だから安心して食べられちゃって下さい」


 ……セイバー! 

 マスターのピンチですよー!

 助けてプリーズ!

  
 (ダメですシロウ、私は今炬燵でミカンを食べながら、

  ギルガメッシュに王というものを教育しなければなりません)


 できもしないテレパシーで伝えてくる。

 

 その瞬間オレは走った、後ろは振り返らない、怖いから。

 
 ただ前だけを向いて、己の決断が間違いではないと信じて。


 もしかしたら今なら青いのにもスピードで勝てるかもしれない。
 

 オレがその日、冬木の彗星と呼ばれたのは別の話だ。



 

 続く・・・のか?





 あとがき

 どうも久遠です。

 似非金ぴかさんのレスに対してクロスしないと言った次であっさり撤回しました。

 電波です、これは電波のせいなのです!
 
 どうか笑って、もしくは見なかったことにして見逃してくれると助かりますです。

 使用ネタ
 前振り

 真○ッター ゴウのストナーを撃つんだ、MXにはでないけど

 第二次@ ゼン○ー 我が斬艦刀に〜 これもMXにはでないけど

 マシ○ロボ 重ねカマイタチ

 Gガソダム 熱い師弟

       石破天○拳

 


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