注意1:fateもしは電波製なのです。
注意2:一部キャラが壊れています。
注意3:前振りも電波製です。MXが発売延期したことは関係ないのです。
以上の注意点に気をつけ読んでもよいと思った方は下へどうぞ。
「君の知っている衛宮士郎は死んだ……。
私の、いやオレの生きた証受け取って欲しい」
「アーチャー、いえ、シロウ。
それはかっこつけてます」
「違うんだよ、セイバー」
「…………」
「言峰に紅洲宴歳館泰山のマーボーを山ほど食わされてね。
これを食べてみてくれ」
「……!!」
「不味いだろ?
味覚がね……ダメなんだよ」
「もう君に料理を作ってあげることはできない……」
「……シロウ、これはこれでおいしい。
御代わりをお願いします」
「……は?」
上記の文は本編とは関係ありません。
fate/stay night もし20
昨日の修羅場から一転して本日はほのぼのとしている。
「久しぶりだな雑種、
ありがたく思えこれは土産だ」
そして昼食を食べ終えのんびりしていると久しぶりにギルッチが来た、
どうやら今回の旅は京都だったらしい。
ちなみに呼び鈴は鳴っていない。
「おう、ありがとさん。
生八つ橋か、すぐお茶を用意するよ」
「ああ、玉露以外は飲まんぞ」
そんなことを言ってくる、
うむ、とっておきを出してやろう。
「ギルガメッシュ、旅に出てたとはどう言うことですか?」
「ん、セイバーか。
我も十年も現界しているのでな、戯れに赤毛の猿と旅に出ているのだ」
そうそう、なんでも数年前からその赤毛の猿さんとやらとパック旅行に行くのが、
ギルッチの趣味になっているのだ。
確かイヌとかなんとか言う名前だったはずだ。
「今回この国の古都に行ったのだがな、
我に相応しい建物を見つけたぞ」
……おそらく金閣寺だな。
「それはよかったですね英雄王。
シロウ、聖杯戦争が終わったら私もこの国を見て回りたいのですが?」
「いいぞ、もうすぐ春休みにもなるし皆で行くのも悪くないな」
そうそう聖杯戦争が終われば、
終われば?
終わったらサーヴァントって英霊の座に帰るんじゃなかったっけ?
……ギルッチの例もあるしなんとかなるか。
「いえ、出来ればその、シロウと二人で行きたいのですが」
イエイ!
かわいいこと言うじゃないですか。
「ああ、それぐ――、
「ちょっと待ったーーーー!!!」
――って遠坂?」
いきなり人のセリフを遮るなよ、
しかも「ちょっと待ったコール」かよ。
ネル○ンですか?
「なんですかリン、私は今シロウと大事な話をしているのですが」
「何勝手に話し進めてるのよ。
いい、士郎は私と旅行に行くのよ!」
おーい、何時の間にそうなったんですかー?
「なっ!?
リン、それは了承できません!
それでもその意見を押しとおすと言うなら、
仕方がありません、我が聖剣の露と消えてください」
そう言ってエクスカリバーを掲げる騎士王。
お願いですから室内では使わないで下さい。
「セイバー、茶ぐらい落ち着いて飲めんのか?
ふん、それでよく王が務まったものだな」
ギルーッチ!
その微妙に最初止めてる様で最後に挑発するのはやめてくれ!
「ギルガメッシュ、貴方は黙っていてください!」
「そうよ金ピカ!
ちょっとぐらいお金持ちだからっていい気にならないでよね!」
遠坂さんそれは関係ないのでは?
それにギルッチはちゃんと家に食費を入れてくれてるぞ。
「ほう、我と対峙すると言うのか?
よかろう、その身で我が最強の宝具を受けるがいい」
そういいつつエアを出すギルッチ。
その岩盤削岩機の如きフォルムの世界を切りさいた剣……いつか剣製してやる!
でも室内で使うなって、部屋の掃除を誰がすると思っているかな。
そろそろ止めなきゃならないな、
「いい加減止めないと、
今晩の夕食抜くぞ?」
オレの発言と共に、
「何を言っている雑種。
我がこのようなところでエアを使うわけがないだろう」
額に汗を垂らしながら言い繕う英雄王。
「そ、その通りです!
騎士王とも言われた私がおいそれと聖剣を使うとでも?」
さっき思いっきり振りかぶってたよアルトリア。
「そうそう、私はどちらかと言えば被害者になる訳だし」
いや、お前は立派な加害者だよ遠坂。
とりあえず今やらなきゃならないことは、
エアとエクスカリバーの発動直前の余波によってちらかった部屋を片付けること。
……いっそのこと全部強化しとくか?
続く・・・のか?
あとがき
どうも久遠です。
久しぶりに金ピカ登場。
以上です。
どうか笑って、もしくは見なかったことにして見逃してくれると助かりますです。
使用ネタ
前振り
劇場版ナデ○コ ラーメンのレシピを渡すシーン
>ちょっと待ったコール ネル○ン
言わずもがなとんね○ずのアレです