fate/unlimited blade works side story (M:凛 傾シリアス


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1: yuzu (2004/03/18 01:46:27)

この物語はセイバーend後を想定しています。しょーむないかもしれませんが最後までお付き合いいただけたら光栄です。

fate/unlimited blade works side story


聖杯戦争より既に5年がたとうとしている。私、遠坂凛が時計塔に渡って4年目を迎えようとしている。

今日も自分の工房で宝石をいぢったり、宝石をイヂッタリ、宝石をイヂッタリ、していると電話が鳴った。
今おもえばこれが全ての始まりの電話だったのかもしれない・・・・。

「もしもし、遠坂ですけど。」
「ごきげんよう。ミス・トオサカ。」
「あら、ごきげんよう。ミス・エーデフォルト。」

なんでこの女が私に電話なんかかけてくるのだろう・・・。
ルディアゼリッタ・エーデフォルト。
遠坂凛の天敵にして永遠のライバル。大師父を同じくし、同じ『五大元素』の属性を持ち、同じ鉱石学科、性格まで似ているときている。
これだけそろっていて馬があうわけがない。私達は知らないが、どこかで「エーデフォルトとトオサカが同時に出席する授業はうけてはならない。」
との暗黙の了解みたいなのができてしまっているらしい。まぁ、私はどこぞの三流魔術師が馬鹿な質問しないで済むから楽でいいが・・。

「で?なんの用かしら?ミス・エーデフォルト?」
「あら、用もなしに電話してはいけないのですか?ミス・トオサカ」

む、やっぱりむかつく。相手を挑発してるのをやつはわかっているのだろうか・・・。

「いいえ。そんなことはございませんわ。ミス・エーデフォルト。ただ、私なんかに電話してくださるなんて随分とお暇なのですね。」
「うふふ。おもしろいご冗談を申しわすわね、ミス・トオサカ。残念ながらあなたに電話を差し上げるほど私はお暇ではありませんの。」

電話越しで相手の顔も見えないのに花火が飛び散っている様に見えるのは気のせいだろうか―――−――。

「いがみ合ってたところで始まりませんわ、本題に入りたいのですがよろしいですか?ミス・トオサカ。」
「ええ、そうしていただけるとうれしいですわ。ミス・エーデフォルト」
「時計塔から要請が入りました。」

――――今なんていったこいつ・・・。
こんな大事なことをなぜすぐ言わないのだろうか・・・。
熱くなってきた頭を無理やり冷静に戻す。

「わかりました。どこにいけばよろしいの?」
「とりあえず、わたくしの家まで来てくださいますか?お待ちしておりますので。」
「わかりましたわ。すぐ伺わせていただきますわ。」

そして電話を切る。時計塔主席の座を争う私とルディアゼリッタを使うのだから相当厄介な敵なんだろう。
「---まぁ、軽く終わらせてさっさと帰りますか。」
私はそう判断しルディアゼリッタ・エーデフォルトの家へと向かう。
要請の内容はこういうものだった。


最近封印指定をうけた魔術師が消えたそうだ。
それを追っていくとある男にたどり着く。そんな男を野放しにしてるわけにもいかないから、協会に属さないかと交渉を持ちかけて来い。という内容だった。ただし、相手が抵抗するならば、命の有無は不要とす。といった随分物騒な内容。ただ、名前もわかならければ何もわからないそうで、わかっているのは男の姿格好だけ。
赤い外套に白に近い銀髪、焼けたようには見えない褐色の肌。

これを聞いたときすぐに、アーチャーが頭の中に浮かんだ。でもすぐに消した。
大体アーチャーは英霊であって、今いるはずもない。ただの他人の空似であろう。



この要請を受け場所を聞くととんでもない場所を言われた。
場所は−--------。


冬木市だった・・・・。






あとがき

初投稿ヽ(゚∀゚)ノ
ぜんぜんだめ!しかも長編になんて無謀だ。。。。第一話だけで終わらないように・・・!!(何
がんばってスキルあげていきますので長い目でよろしくお願いしますm_ _m


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