イ『ねぇタイガ、素朴な疑問なんだけど、聞いてもイイ?』
藤『ん〜?ふぁぁふぃぃ〜〜?(なぁ〜にぃ〜?)』
桜『藤村先生、口の中に物を入れたままは行儀が良くないと・・・』
凛『そんな事、いまさら藤村先生に言っても仕方がないでしょ?桜』
藤『あぁ〜、今遠坂さんさらっと酷い事言ったぁ〜。ぶ〜ぶ〜っ!』
凛『はいはい、どうもすみませんでした。それで何を聞くつもりだったの?』
イ『うん。あのね、タイガはどうして”そんなに”食べてるのに太らないのかな〜って。』
藤『え〜?私そんなに食べてないよぉ〜。みんなが食べてないだけだと思うな〜。食べないとスクスク育たないんだから、みんなももっと食べなきゃダメだよぉ〜。』
セ『私もそう思います。凛も桜も小食すぎるのではないでしょうか。それではいざという時力が出ないのではないかと思うのですが』
イ『だってさ〜、凛、桜。』
桜『な、なんでそこで私なの?イリヤちゃん・・・』
凛『そ、そうよ。桜はともかく、何で私までっ!』
桜『ね、姉さんっ!? それってどういう意味・・・・』
イ『え〜?だって桜、脱衣所でよく体重計に乗りながらブツブツ言ってるから、何か参考になるかな〜って思ったんだけど・・・・意味無かったみたい。あ、それは凛も同じだったわね・・・・って、もしかして秘密だった?ごめんなさい(ふふふ・・・)』
凛『な、何言ってるのよっ! わ、私はそんな事してないわよっ! 桜じゃあるまいしっ!!』
桜『ね、姉さんっっっ!!??』
セ『凛、私にも判り易く説明して欲しい。体重は重い方が安定感も増しますし、力も出る。しかし今の話から判断すると、体重は軽い方がイイという様にしか聞こえませんでした。私には理解しがたい事なのですが』
凛『お願いだから食っちゃ寝娘は黙っててくれるかしらっ!!??』
セ『そ、それは心外だ、凛。訂正して欲しい。私はマスターである凛に負担を掛けまいとして普段の魔力消費を抑える為に睡眠を取っているだけです。食事にしても魔力の補給が目的な訳ですから、先程の言葉は不当な評価だと思います』
士『あ、あのさ・・・』
桜『そうですよ姉さん。確かにセイバーさんは良く食べるわりにはグ〜グ〜寝てますけど、それは八つ当たりじゃないんですか?』
セ『さ、桜もそう思ってたのですか?し、心外です・・・・これは言うまいと思っていましたが、桜とて食べてる量は実際のところ私と変わりないではありませんか? 夜食と称して大きなおにぎりを毎晩2・3個食べていることを知らないとでも思っていたのですか?』
桜『なっ、何で知ってるんですかっ!?』
凛『そうそう、桜もセイバーも食べすぎなのよ”私と違って”。それに私、体重なんて気にした事無いもの』
桜&セ『『なっっっっ・・・・』』
イ『そうよねぇ〜。凛は体重よりも胸の大きさの方が気になるんだったわよね〜』
凛『な、なんですって?このつるぺたブルマー!!!』
イ『あ〜、ぜんぜん気にならないなぁ。ほら、私まだ成長途中だし、容姿的には既に約束された様なもんじゃない? 前途有望だから今はロリでも平気なの。逆に”そこまで”育っちゃうともう後が無いから大変よねぇ〜』
士『イリヤ、そういう逆撫でする様な事は・・・』
凛『な・・・・ぬぁんですってっっっ!!??』
桜『ふっ・・・・・』
凛『ちょっと桜。今の勝ち誇った様な笑みはどういう意味かしら?』
桜『え?何の事でしょう・・・・クスス』
セ『桜、今のは何故か私も釈然としないものを感じました。是非とも説明をしていただきたい。』
桜『いえ、私は”胸が大きい”ので多少体重があっても仕方が無いのかなって思っただけですよ?”ちょっとだけ胸が大きい”ので・・・・クスッ』
凛『あ、今なんかカッチーンと来たわ。なによ、桜なんて胸が大きいだけのエロ担当じゃないっ!デカきゃイイってもんじゃないのよっ!』
士『あ、あのね・・・食事はさ・・・・』
セ『私も同意見です。大き過ぎる胸は戦いの際には邪魔にしかなりません。機能的に考えても大きい事に長所は無いと思います。』
桜『ふ・・・・そんな事言ってるから先輩に愛される回数が少ないんですよ、お二人とも』
凛『な・ん・で・す・っ・て!!???』
セ『それはどういう事ですか?胸が大きい方がシロウにより愛されるという事でしょうか?確かに胸の大きい桜はシロウと3回行為に至っています。私は2回で凛は1回・・・・これは胸の大きさに比例しているという事になるのですね?私は2回で凛は1回・・・・フッ・・・』
凛『おい、そこの英霊・食っちゃ寝!! 今、頭の中でどんな想像しやがりましたか?』
セ『凛、その呼び方はいくらマスターとはいえ承諾しかねます。私はただ現実の確認をしたまでです』
凛『へぇ〜。どんな”現実”なのか是非聞かせてもらいたいものね』
桜『クスッ・・・・姉さん、いくらなんでもみっともないですよ。遠坂家の当主がそんなでは問題あるんじゃないですか?別に”貧乳”でも問題無いじゃないですかぁ〜・・・・ぷっ!』
凛『へぇ〜・・・頭の悪い巨乳娘が、言う事だけは立派だ事・・・・』
藤『ね、ねぇみんな?食事は楽しく食べた方が美味しいと思うのよ。だから、仲良く・・・ね?』
士『そ、そうそう、食事はさ・・・・楽しく・・・さぁ・・・』
凛『枯れ果てた人は黙っててもらえますか?藤村先生!!』
桜『藤村先生は既に関係ない世代ですので黙っていていただけませんか?』
セ『私も同意見です。タイガは賞味期限が切れています。私なら賞味期限の切れた食べ物に手を出したりはしません』
藤『な、なによぉ〜、私だってまだまだ若いんだからぁ。士郎ちゃんだってなんのかんの言ってもちゃんと女として意識してくれてるんだからぁ〜っ!!ね?士郎ちゃん?』
士『あ、いや、うん・・・・そう・・・だと思う・・・』
凛『藤村先生、貴方ほどの年齢になって”社交辞令”というものがどういうものか判らない訳ないですよね?』
桜『藤村先生はそんな事気にしないで”色気無く”食べる事に専念していた方がイイと思いますよ』
セ『そうですね。タイガは良く食べる。あの荒々しい食べっぷりは、まるで男性のようだ』
藤『う・・・・うわぁぁぁぁぁ〜〜〜〜んっっっ!!!みんながいじめるから、残りのご飯全部食べてやるぅ〜〜っっ!!』
セ『むっ、それは承諾しかねます。せめて私の分は残して置いていただきたい』
凛『そこのぐーたらサーヴァント、なに自分の分だけチャッカリ確保してるのよ』
セ『くっ・・・グータラとはどういう意味でしょうか?出来れば専門用語は避けて頂けるとありがたいのですがっ!!』
凛『血管浮かせて尚そんな事ほざくのね・・・・そんなだから自分の国に裏切られるのよ、アーサー王?』
セ『なっ!食事と国は関係無いではないですかっ!凛は言っている事が滅茶苦茶ですっっ!!』
桜『そうですよ、姉さん。いくらこの中で一番胸が小さいからって、そんなにひがむ事無いじゃないですか。別に”恥ずかしい事”じゃないんですからぁ〜』
凛『あ〜、どうしてもそっちに結び付けたい訳ね。胸が大きいのが何だってのよ。Hが3回ったって、自分で誘いに行った淫乱娘なだけじゃない。私はちゃんと士郎に愛してもらいました〜』
桜『ええ、そうですね。そして先輩は私に溺れました。それはもうメロメロです。なんと言っても自分の今までの信念を曲げてまで私を助けてくれたんですから。もうあれは愛以外の何物でもないですね。ところで姉さん。姉さんだけなんですよ?先輩に乱暴にされたのは。これって・・・ホントに愛されてたんですかね・・・・クスッ』
凛『そ、そんな事無いわよっ! ちゃ、ちゃんと好きだって言ってくれたもんっっ!!ね?士郎!!??』
士『え?あ、いや、うん・・・・』
桜『え〜本当にぃ〜? でも、私の事を淫乱呼ばわりしたわりには自分も淫乱だったんじゃないですかぁ?先輩の前で自慰行為にふけるなんて・・・・姉さんの言う”淫乱”が先輩に愛されないというのなら、それだって十分”淫乱”だと思うんですけど・・・・それでも愛されてたんですかぁ?姉さん??』
セ『確かに私の時に一人で何やらしていましたね。あの状態で私しかシロウは抱かなかった・・・これは即ち凛に”魅力が無かった”という事なのでしょうか』
桜『あら、セイバーさん、よく気付きましたね。そうですよ、姉さんは先輩にこれっぽっちも愛されてなんかいないんです。言ってしまえば使い捨てですね』
セ『使い捨て・・・という事は、手元に置いておくほどの価値が無いという意味でしょうか?』
桜『ええ、その通りです。』
セ『そうだったのですか、凛・・・それでこんなにも心を乱していたのですね・・・同情します。しかし辛い記憶も、きっと時間が解決してくれるでしょう。喉元過ぎれば何とやらです。熱い物を食べた時には食べ物が喉を通り過ぎる際とても気持ちがイイという事ですね』
凛『ぐーたらサーヴァントの分際で、よくもそこまで馬鹿にしてくれたわね・・・あんたにはお仕置きが必要ね。当分あなたへの霊力供給をカットするわ。半英霊のあんたは霊体化出来ないから、霊力ギリギリになった時の苦しみは結構なもんよぉ〜〜〜〜くくく・・・・』
セ『そうですか・・・それでは仕方が無い、シロウに供給してもらう事にします』
士『え?』
凛『なっ、なんでそうなるのよっ!?』
桜『そ、そんなのダメですっ!!』
セ『マスターである凛からの霊力供給が無くなってしまえば私は現界している事が難しくなる。そうなれば他から霊力を供給してもらうしかないではないですか。そしてそれを教えてくれたのは他でもない、凛、あなたです。幸いシロウと私の相性は良い様です。私を見て”綺麗だ”と言っていましたし・・・シロウもなかなか可愛い所がありますね。昔預かった獅子も可愛かったのですが、シロウも負けてはいませんね。あ、そうそう、シロウが”綺麗”と言ったのは確か私だけではなかったでしょうか?あれはどういう意味なんでしょうね?ふふふ・・・』
凛『ちっ・・・なかなか鋭い反撃してくるわね』
セ『戦いというものは隙を見せたら負けなのです。凛は確かに一流の魔術師ですが如何せん甘すぎます。そんな事では先が思いやられます』
凛『あんたはいつからアーチャーになったのよっ!! こうなったら・・・・そうね、当分ご飯抜き。断食してもらうわ』
セ『なっ、それは卑怯です、凛! 兵糧攻めなど一流の魔術師の取る策とは思えませんっ!!』
凛『そんなの関係ないわ。だって”隙を見せてはいけない”のでしょう?』
セ『くっ・・・・さすがは我がマスターといったところですか・・・』
桜『そんな事より先輩ですっ! 私は先輩と・・・アレ・・・するのは認めませんっ!!』
凛『・・・なに今更純情ぶってるのよ、一番淫乱のくせに。』
桜『先輩の前でオ○ニーしてた人に言われたくありませんっ!!』
凛『あら、随分とストレートに言うのね、純情な桜ちゃん?』
桜『・・・どうやら姉さんとははっきりさせなければいけない事があるようですね・・・』
凛『ええ、いい加減目障りだと思っていたのよ、桜。そしてそこの食っちゃ寝もねっ!!』
セ『マスターを裏切るというのは心苦しいのですが・・・・魂まで貴方に渡した訳ではありません。もっとも私は負けるかもしれませんが・・・・令呪を使用するなどという”卑怯な”事をしそうですからね、凛は』
凛『ふんっ、あんたみたいな食っちゃ寝サーヴァントに、そんなの使う必要ないわ』
セ『よくぞ言った、凛!!』
桜『そんな暢気な事言ってると飲み込んじゃいますよ?』
凛『なっ、桜、それちょっと反則じゃない?』
セ『その通りです、桜。不意打ちの上に相手が杏里真由とは卑劣極まりない・・・・・』
桜『戦いは先手必勝じゃないですか。それに杏里真由ちゃんは私自身ですから問題ありません・・・・ふふふ・・・・』
凛『ちっ、腹黒化してるわ・・・・』
セ『ここは一か八かでエクスカリバーを・・・・凛、イイですね?』
凛『ばっ、馬鹿言わないでよ。私ごとここら一帯を焼土と化す気?』
セ『ちっ、引っかからなかったか・・・・』
凛『なに黒セイバー化してるのよっ!!』
桜『え〜と、じゃぁ圧倒的な戦力差で二人とも飲み込んじゃいますね。安心してください、あちらの世界であんな事やこんな事でしっかり満足させて差し上げますので・・・・』
セ『ここまでか・・・覚悟を決めてください、凛』
凛『じょ、冗談じゃないわ、何があったって士郎は私のモノなんだからっ!!』
士『あ、あのさ、もうその辺で止めにしないか?』
凛『士郎は黙っててっ!!!』
桜『先輩は黙っててくださいっっ!!!』
セ『シロウは黙っていていただきたい!!!』
士『す・・・すみません・・・・』
イ『ね?言ったでしょ?シロウ。女なんて怖い生き物なんだから。こんなのに引っ掛かっちゃダメよ。
でも安心して。私がちゃ〜んとシロウの事守ってあげるから(はぁと)』
士『そ、そうだな・・・もう俺にはイリヤしかいない・・・・女は恐ろしい・・・・』
イ『くくく・・・・洗脳成功っ!!ちょろいもんね・・・・』
凛&桜&セ『『『ちょっと待ちなさい色ボケロリ娘っ!!!!』』』
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あ〜もうキャラ暴走しまくりなので、怒らないでください。
だってこういうの好きなんだもん・・・。