注意：このＳＳは士郎君の一人称です。ご都合主義満載です。弓好きなのにでてこないかもしれません。
最近作者の体も電波で出来ているのかもしれないことに気づきました。
ではでは〜どうぞお楽しみいただけたら幸いです
人には泣きたいときがある。
たとえば朝から猫科の猛獣に襲われたり。
たとえば現況がずいぶん前にいなくなっているのに黒い後輩に睨まれたり。
たとえばなしくずしに住み着いたアカイアクマに虐められたり。
たとえば良きライバル良き学友と思っていたらアカイアクマと戦えるほどの猛者だったり。
たとえばその体の何処に入っているのですか？とエンゲル係数について語ってやりたい騎士王とか。
例を挙げだしたら限が無い。
それでもオレは男の子だ！
この程度で泣いていたら今までの人生で干からびている。
故に・・・もう少し手加減してください。
fate/stay night もし０５
朝については思い出したくもない、オレがなにをしたというのだろう？
虎は吼え、花は黒く染まり、アクマは笑い、なぜか美綴は涙ぐみ、獅子は食う。
・・・美綴に萌えたのは内緒だ。
ああオレの心のオアシスはお前だけだよ赤いの。
赤いのはオレが不憫になったのかとても同情的な目をして食事の準備等で助けてくれた。
ん、昨日のパクリというのは取り下げることにする。
最初は敵意に満ちていた、まーサーヴァントの立場からすると当然か？
だが寝る時の部屋割りの結果一緒に寝ることになり、オレの過去を話していたらえらく同情された。
どうやら赤い髪の魔女や宝石の爺さん等等オレの知り合いのことごとくを知っていたためのようだ。
「お前はお前の人生を歩んでいるのだな。
・・・強く生きろ。
もう私が言うことは何もない。」
ちょっと皮肉屋だがモウマンタイだ。
ん、赤いの今日からお前はギルッチに続いて二人目の戦友だ。
そして今登校している訳だが視線が痛い、殺意で人を殺せるなら衛宮士郎は百度死んでいる。
それも当然、
学校では優等生にして高値の花の遠坂。
校内守ってあげたい部門一位の桜。
男勝りで姉御肌だが文句なしに美人の美綴。
造形美の極限とも言えるセイバー、何故か学校に憑いていくと言って聞かなかった・・・。
この４人に対して男はオレ一人。
ん、ハーレムか？ ハ−レムなのか！？
神様！信じてないけどありがとう！！
でも・・・出来れば平穏を下さい。
喧騒は校内でも続く。
親友の一成には
「衛宮っ！正気に戻れ！」
と言われ。
慎二には救急セットと
「死ぬなよ、お前がいなくなると僕が桜に殺される。」
と励ましの言葉をもらった、ん、さすが心友だ。
同時に桜はそんなことはしないだろうと心の中でつっこんでおいた。
元暗殺者？の葛木先生からはなぜか自分の婚約祝いだと菓子折りをもらった。
普通逆なのではないだろうか？
今度相手の女性の写真でも見せてもらおう。
その他大勢から脅迫状やら応援の言葉やらをもらった。
いやはや、やっぱり学校はいいね。
昼休みになりオレは学校を抜け出す。
向かう先には
「遅いぞ！雑種！」
王様発言と我と書いてオレと読ませる戦友が待っていた。
「ん、悪いな。
まーその分弁当には力を入れたから許せ。」
そう言いながら三段のお重を渡す。
「ふんっ！
当然だな寧ろもっと豪華にしろ。」
神速で弁当を食べながらそんなことを言う。
今日もいつも以上に王様だな〜と思いながら昼食を食べる。
ん、平和だ・・・何か忘れてるか？
「もっと、精進しろよ雑種！」
と誉められてからギルッチとわかれた。
学校に戻りつつ
そう言えば完璧に忘れてたがあいつもサーヴァントだったと思い出す。
しかも前回の、ならセイバーにも会ってるのかな？
ま、今度会った時にでも聞けばいいか。
そして・・・
ああ、この学校は・・・地獄だ・・・。
戻って見るとそこには朝の面々が当社費３倍のプレッシャーを出して佇んでいた。
ＢＡＤエンド・・・いやＤＥＡＤエンドなのか？
袴姿の虎姉とブルマ姿のまだ見ぬ義姉が見える・・・なんでさ？
そんなことを脳内で妄想していると
攫われました
目隠ししたナイスバディのお姉さんに・・・・・・グッジョブ！
続く・・・のか？
あとがき
どうも久遠です。
今回は学校日常編・・・だと思いたい。
きりがよかったので短めですがきってしまいました。
そして、また注意が意味なし、そっこーで弓でてるし。
そして女性陣のセリフなし！野郎はしゃべってる！
どうか笑って、もしくは見なかったことにして見逃してくれると助かりますです。