fate もし03 (傾 電波


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1: 久遠 (2004/03/06 14:46:04)

    なぜか毎回注意の方を先に書くため注意になってない気がしないでもないです。

 注意!!
   
    四作目なのに初心に戻る

 このSSは突発的電波によって出来ている

 半分はギャグで 半分はシリアス+@

 幾たびの投稿終えて未熟

 ただの一度も萌えはなく

 ただの一度も燃えもなし

 作者は独り 滑り台の上で電波を受ける

 故に 自身のアイデアに意味は不要ず

 このSSはきっと無限の電波で出来ている 













 人生とは過去と現在そして未来によって出来ている

 過去が無ければ現在は無く

 現在が無ければ未来もなし

 未来が無ければ現在において絶望する

 しかし人は過去を乗り越えることが出来る



 何が言いたいかと言うと

 聖杯を使ってオレの過去をどうにかできないかな〜と

 せめて青子のおばさ・・・・・・げふん!げふん!



 なんでもないでありますお姉さま(いきなり出てくんなよババア!)

 今日も大変お美しいでございます(このショタ痴女が!)

 だから何時までたっても行かず後家なんだよ!(いや〜お嫁さんに欲しいぐらいでありますよ)





 ん?

 しまった!本音と建前が逆に!ってお姉さまその目はなんでしょうか?

 情状酌量の余地があると思うのです。

 (そ〜だ!)いやこれは実はギルッチが言っていたことでありまして。(すまそ金ピカ)

 えっ・・・?・・・同罪?・・・イヤダ・・イヤダ・・・オシオキコワイ・・・       
 


 P〜〜〜〜〜プツンッ! 現在電波が飛び交っておりますお気をつけ下さい。




 上記の文はさほど本編に関わりがありません?



    
        fate/stay night もし03



 ふ〜お茶がおいしいな。

 そしてお茶請けにはドラ焼きが一番だ、うん、青い狸もそう言っていたはずだ。

 ん?

 美綴さんその何か言いたげな視線はなんでせう?

 
 「あ〜衛宮?
  
  さっきのはいったい何なんだ!?

  赤い奴の後ろにいたの遠坂だろ!?

  それに私を抱えながらあんなスピードで走れるなんてどういうことよ!?  

  え〜と私のこと好きか!?」


 なんてほぼワンブレス言いやがりましたよこの子。

 ・・・なんか最後にえらい質問をされた気がするけど、流すか。

 
 さてどうしたものかな?

 基本的に魔術師は秘密主義者みたいなものである。

 オレに記憶操作とかの能力があればよかったんだけどあいにく持ち合わせていない。

 そんな才能欠片もないし。


 それにオレには聖杯戦争に勝つことのほうが大事だ!

 地獄の使者とも言えるあの魔女から開放されるためにも聖杯が必要なのです。

 でもどうしたもんか。
 
 たしかサーヴァントがいないと聖杯が手に入らない、だったか。


 ん〜。

 
 悩んでいると

 
 「おい!こっちの質問に答えろ!特に最後の!」

 ガー!っと吼える美綴に邪魔された、それと同時に 


       ふっと


 電気が消え 

  
   エマージェーシー! エマージェーシー! 敵機接近! 敵機接近!
 

 オレが改良した警報が鳴り響く。


 ・・・初めて聞いたぞ。


 多分気配からしてさっきの青いほうか。


 どうする?


 美綴を守りながら戦うなんてそりゃ無理だ。


 なら・・・迎え撃つ!

 
 「美綴!ここでじっとしていろ!反論は聞かんぞ!」


 そう言って庭に飛び出る。

 月の下

 既に青の槍兵が悠然と佇んでいた。

 疑問に思い

 「どういう心境の変化だ?

  さっきは問答無用で美綴を殺そうとしたのに。

  まさか・・・惚れたか?」
 
 「ま、たしかにいい女ではあるがなちょいと歳が足りん。」

 律儀に答えてくれた。

 うん、なかなかいい奴ッポイな青いの。

 オレ的友情度+9だ。


 ちなみに30以上でダチ、50以上で親友、70以上で心友、90を越えたら運命の友(戦友)だ。


 ふむ、なんとか話し合いにもっていけないかな?


 「あ〜先に言っとくが話し合うつもりはないからな。」


 ・・・出鼻を挫かれた。

 シロウチンショック!

 心の中で涙しつつ

 「なら・・・殺りあうか?」

 そう問いかける。

 ちなみにハッタリだ、純度でいえば99.89%だ。

 殺し合いは好きでないし、「今日のオレ」は弱い。

 「サーヴァント相手に良い度胸じゃないか小僧!」

 わーい・・・殺る気満々だよ青いの。

 仕方ない、腹をくくるとするか。




 状況判断・・・心眼(真)発動


      凡人であるオレに許された能力、修行・鍛錬の極みとも言えるもの

      あの時このスキルを開眼するのが後数秒遅れていたら・・・いや!考えるなオレ! 


 現在無手・・・衛宮士郎は英霊に対して有効的な格闘術を保有していない


      ぶっちゃけ英霊相手にナニをしろと?

      知り合いの赤い髪の魔女とかキシマとかならともかくオレには無理だ!

 
 武器の有無・・・道場に竹刀、土蔵に多数有り


      土蔵にたしかエドゲ○ン君とボン○ー君シリーズがあった筈

      後、対暴走虎姉用決戦兵器ポテンヒ○ターもあったな


 剣製・・・限定許可 B以上の宝具の使用は危険


      さっき学校で無茶したからな〜これ以上は魔力量的にも無理だ

 
 結論・・・全力で攻撃を回避しつつ土蔵へ


      それは・・・青いの相手にかなり無茶なことだよ心眼のオレ



 衛宮士郎第1056回脳内会議終了(ジャスト1秒)


 と同時に赤い閃光が走る

 
 そこっ! 見えないっ! 多分こっちだっ!


 その三撃をかわせたのは現在のオレの状況からすると奇跡に近い。


 これも日ごろの行いの賜物だろう・・・料理とか洗濯とか掃除とか料理とか・・・


 青いのがこちらを睨む、ちょっと怖いがまだレベルが足りんな。


 「お前・・・何だ?

  ただの人間って訳じゃねーよな?」


 多少の困惑を混ぜ、大変失礼なことをほざいてきやがりました。

 む〜どこからどう見ても好青年のオレを捕まえて失礼な。

 
 「なんでさ?どこからどう見ても普通だぞ。

  知り合いの人達はその限りじゃないけど。」


 そう言いながら自分と奴、土蔵の位置を計算し体をずらしていく。

 青いのが本気になる前に、宝具を使われる前に土蔵に行かないととってもデンジャーだ。

 


 そして今までとは比べるまでも無い神速の一撃が

 
 ヒュンッ!!


 オレのいた場所を通り過ぎる。


 態と隙を見せ打ち込ませる箇所を限定させる事による回避。


 青い奴の攻撃を普通にかわせる身体能力を持っていないが故の回避術。


 転がり終え瞬時に立ち上がり、青いのに体を向ける。

 オレの背後には土蔵、計算どうりだ。


 そこに


 計算違いの一撃が来た
 

 直前の一撃が神速なら、今のそれは超神速だろう。


 吹き飛びながら油断だと自分を罵る、同時に運が良いとも思う。

 
 ・・・結構余裕があるなオレ・・・


 奴の一撃は事前に強化しておいた腹巻の上にきたからだ。


 頭部にならそこで「衛宮士郎」は終わっていた。



 扉を吹き飛ばすように土蔵の中に飛ばされる。


 「ゴホッ!」


 血を含んだ咳をしつつおもむろに丁度近くにあったソレをつかみ


 青いのに向けて躊躇無く引き金を引く。


 「エド○イン君!ファイアッ!」


 オレの叫びと同時に目も眩むような閃光が突き抜ける・・・アレ?


 鉄球は?

 ドリルと同じ漢のロマンは何処にいった?


 目を向けると青いのが呆然と閃光が向かった満天の星空を見つめている。


 当然だ、今の一撃はAランク級の宝具のそれに匹敵する。


 青いのがオレを睨む、さっきより数倍怖い・・・ん、まだまだだね。


 「じゃすと あ もーめんと ぷりーず。」


 とても日本人的な発音、しかも何故か英語でまったをかけ。


 エ○ゲイン君の裏を見て愕然とする。


 「青子ちゃん 改良作単発式ナンちゃって宝具 士郎へ哀を込めて(ハート)」


 あーそうかい、あんたの仕業ですかドチクショウ!


 青いのは哀愁を漂わせ項垂れるオレに同情的な視線を向けてくる。

 多分そのオレの雰囲気に生前身に覚えがあるのだろう。

 やっぱいい奴だな友情度+12だ。


 となるとボ○バー君シリーズはおろか土蔵にあるもの全てがバイオレンスだ。


 打つ手がない、オレもうすぐ親父のとこに行くかも。

 


 ・・・冗談じゃない!




 何処かの赤い悪魔もこのようなことを言っていた 
 
 「頑張った奴はその分幸せになるべきだと。」


 そう衛宮士郎はこんなところで死ぬわけにはいかない!


 切嗣との約束も果たしていない

 
 オレ的アヴァロン(ハーレム)も成しえていない


 プライミッツにまだお手をしてもらっていない


 ライダーは萌えだ む、これは電波か?


 その他もろもろまだやり残したことはいくらでも有る


 故にオレはこんな奴に殺されてやるわけにはいかない!


 


 そしてやる気のない青い槍兵の赤き一撃が


 閃光と 


 金属のぶつかる音に遮られる


 「・・・本気か、七人目のサーヴァントだと・・・・!?」


 信じられないと言った顔の青いのが土蔵の外に退避する。


 そして


 オレの目の前には


 王がいた


 「問おう。貴方が私のマスターか」


 凛とした声


 オレの中のなにかが言う


 彼女はオレの、衛宮士郎にとっての剣だと

 
 左手に走る痛みなど気にならない


 今まで離れ離れになっていた大切なものと再開できたという喜びに満たされる
 

 

 ああ・・・彼女はなんて綺麗なんだ・・・。




 続く・・・のか?



 あとがき

 どうも久遠です。
 
 なんというかこんなSSでいいのかどうか。

 ほんと作者の妄想で出来ています。

 文章も士郎の一人称で壊れてます。

 どうか笑って、もしくは見なかったことにして見逃してくれると助かりますです。


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