剣の騎士はお姉様。プロローグ Mセイバー 傾向謎 コンプ推奨 


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1: くぅ (2004/03/04 10:59:49)

注※ この話はご都合主義の塊です。ストーリーなぞありません。
   どのルートを進んでいるかもわかりません。
   異常。(誤字にあらず)



目の前でお茶を啜っている女性。
茫然自失している少女。
いそいそとお茶を入れる赤い外套の男。

何故こうなったのかを思い出してみる。

・・・・
あの時、無我夢中で土蔵に飛び込んだ俺。
そのときのことは良く覚えていない。
気付けば、目の前にこの目の前でお茶を啜っている女性がいた。
彼女は強かった。
あの青い槍兵を、一撃で吹っ飛ばした。
いや、比喩でもなんでもない事実として。
つーか、吹っ飛ばされた後、平然と戻ってきてセイバーを口説くな、ランサー。
ちなみに、ランサーはもう一度吹っ飛ばされた。
ああ、あっちは川のほうだ。運悪く川に落ちたら寒中水泳だな。
さかりのついた犬を落ち着かせるには冷水をぶっ掛けるのがいいと聞いたことがある
のだが、もしかして、彼女は狙ってやったのだろうか?

「まったく。水でもかぶって頭を冷やしてなさい。」

とか呟いていた事から察するに、狙ってやっていたらしい。
その後、塀を飛び越えたはいいが、何を間違えたか、彼女は赤いのの上に落下した。
慌てて門から飛び出した時、塀の向こうの空気は、少し気まずいものだった。
セイバーはかかとから赤いのの頭上に落下したらしい。
彼女はいまだ赤いのの頭上でぽかんとしている。
なぜかその場にいた遠坂もぽかんとしている。
どうでもいいが、早くのいてやれ、セイバー。
赤いのがなんかビクンビクンしている。
そのとき、セイバーに踏まれた事で、赤いの(直後、アーチャーと判明)は、
何かに目覚めてしまったらしい。
いや、あの脚で踏まれたのなら、その気持ちわからないこともないが。
まあ、そんなこんなで現在にいたる。

「・・・遠坂。さっきからセイバーをずっと見てるけど、何かあったのか?」
「っ!な・・・なんでもないわよ!」

なぜか真っ赤になって怒鳴る遠坂。
その視線は、セイバーの胸元に注がれている。
彼女は先ほどまで着ていた鎧を消し、今はその下に着ていた、
胸を強調するような服装をしている。
彼女がさきほどから凝視しているのは、服を押し上げている二つのふくらみ。
ああ、なるほど。

「遠坂。安心しろ。世の中には、小さいほうがこの・・・」
ドグシャ。という音と共に、俺の顔面に遠坂の拳が埋まった。
彼女から、身も凍るような殺気が溢れ出している。
どうやら、彼女の逆鱗に触れてしまったようだ。
しかし、彼女がセイバーを気にするのもわかる。
セイバーは、異性であれ同性であれ、思わず見ほれてしまうほどに綺麗だった。
身長は160センチ台の半ばか、それよりいくらか上。
体つきは・・・ええ、もう。思わず胸元にダイブしたくなるくらいですよ奥様。
その容貌は、凛とした気高さと、その内にやわらかさを内包した整った顔立ち。
そう、彼女はまごうことなき自分の理想のお姉さん。
背中くらいまでの金髪をぽにぃているにしているのもポイント高いですよ。
うなじが素敵過ぎる。
ポニーテールという少し幼さを感じさせる髪型。
覘くうなじのもつ艶っぽさや色っぽさ。
コレぞまさに、髪が与えたもうた至宝。
自分は、この、ラストファンタズムと言っても過言ではない彼女とであわせてくれた
神に感謝しつつ、意識をを闇へと落としていった。
気絶しそうだと言うのに、随分と余裕だなオイ。と言うのはナシの方針で。


・・・・・
「ふあぁぁ・・・・よく寝た。」
まだ少し顔が痛いが、まあ、おおむね体調は良好だ。
男の朝の生理現象がいつも以上に活発なのが、それを裏付けている。
起き上がろうと思い、何気なく布団に手をついた。
ふにゃ。
「ん・・・」
あれ?
今、何かやわらかい物に触りましたよ?
何だろうコレ。
ふにゃふにゃふにゃふにゃふにゃ・・・
とりあえず揉んでみた。
「ふ・・ふぁ・・」
・・・
この艶っぽい声。
柔らかな感触。
どうやら自分は、ラブコメの王道を突っ走っているようだ。
というか、なぜ俺の布団の中にいる。セイバー。
「ん・・・」
あ、セイバーが目を覚ました。
「・・・シ・・・シロウ?」

彼女の顔が一瞬で真っ赤になる。
あ、胸を握りっぱなしだった。
しかも、俺の息子はさっきも言ったようにいつも以上に・・・
・・・

「シロウ・・・。」
彼女の顔が引き締められる。
まだ少し顔は赤いが、その顔は寝起きとは思えないほど凛々しい。
ヤバイ。流石にコレは・・・

「その、なんです。そういうことは、互いの合意の上で、いえ、あの・・・」
あ、セイバーが真っ赤になってる。
引き締めた顔に、どんどん混乱の影がさしてくる。

「その・・・え・・・えっちなのはいけないとおもいます!」
と、どこかのメイドさんのようなセリフで、ムリヤリ場を納めるセイバー。

「あ・・・うん。」
と、生返事しか出来ない俺も情けない。

お互い、真っ赤になりながら布団の上で沈黙する。
俺もセイバーも、混乱の極みだ。
なんとなく気まずい空気が辺りに満ちる。
その空気を打ち破ったのは、セイバーの可愛らしいお腹の虫だった。

・・・まあ、そんなこんなで、俺と彼女と聖杯戦争がはじまった。
絶対に、シリアスな展開にはなりそうもないなという予感と共に。


ちょっと説明。
セイバー姉さん。
セイバーENDのセイバーが5年ほど成長したらこうなるかなと言うような感じ。
通常セイバーの状態でも保有していたっぽいお姉さんスキルがアップしている。
多分、B⇒EXくらいにまでアップしている。
オープニングでは、このお姉さん属性を生かしきれなかったが。
てか、此処までの段階だと、お姉さんである必要性がほとんどない罠。
ちなみに戦闘力のほうは、竜の因子が成熟して云々で通常セイバーをかなり上回っています。
素敵に無敵だお姉さん。
さらに余談だが、3サイズは上から87・55・84。身長は167センチらしい。


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