バサセク 傾:ギャグ M;セイバー


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1: ダワ (2004/03/01 02:55:36)

今日は日曜日、とりあえず休日の日である。 

「ご馳走様でした」

昼食を食べ終えたセイバーはそう言って使っていた箸を置く。
 
「お粗末さまでした、さてそれじゃ食器を洗おうか」
 
その対面に居る士郎は優しく言った。

士郎はやはり士郎である事が最も望ましい。きっと今までの士郎は破壊された今を見て気が触れてしまったのだろうとセイバーは思う事にした。

というよりそういう事にしてください、と作者はお願いしていた。

「えぇ、そうしましょう」

士郎は自分の食器を持って立ち上がりセイバーも自分の食器を持って立ち上がって台所へと向う。

セイバーは数日間の暮らしで掃除や洗濯等あら方の事はこなせる様になっていた。

彼女は根が真面目な上に元々器用な方・・・じゃねぇな、あぁ、物覚えが良いほうなのでそれらの仕事を覚えるのは楽だった。

そういうわけでセイバーは午前中士郎と二人で一緒に洗濯をして掃除をしてと、新婚さんいらっしゃぁいな、時間を過ごしていたのである。

ちなみに桜と藤ねぇは朝から部活でした、忘れているわけじゃありません。

(こういう心が暖まる様な時間は私には勿体くらい幸福な事・・・)

セイバーは士郎が洗い終えた皿を布で拭きながら思った。

一番好きな人と一緒に普通の暮らしをする。誰と限らず女性ならば誰もが夢見る事である。

それはセイバーにとっては例外ではない。

しかし、セイバーの中には女としての部分だけでなく騎士としての部分も存在する。

セイバーはもしこのまま安寧とした生活を続けていたらいずれ騎士としての自分が消えてしまうような気がして不安なのだ。
 
(騎士としての私が消えたら私は一体何になるのだろうか・・・?)

セイバーは皿を拭きながら悩んでいた。
 
「セイバー、その皿はもういいから次をやっちゃってくれ、結構溜まっちゃっているぞ」

そのせいで次の皿に取り掛かるのを忘れてしまっていた。
 
「も、申し訳ありません!急いで取り掛かります」
 
そう言ってセイバーはいそいそと溜まっている皿を拭き終わらせてそのまま食器棚に片付ける。
 
「どうしたんだ、セイバー、なにか考え事でもしていたのか?セイバーがボーっとしているなんて普通じゃないぞ」
 
お腹を空いているとき以外にさ、と付け加えないのが華である。
 
「えぇ実は・・・」
 
セイバーは自分の悩みを士郎に相談しようとしたがすぐにやめた。

騎士としての自分が消えてしまうかもしれないのは不安である。だからといってこの生活に不安などない。もし士郎に相談したら彼は、セイバーがこの生活に不満があるのだ、と感じて何かしらの努力をするに違いない。彼に努力をしてもらう事はありがたいが無用の努力をしてもらう気などセイバーはさらさらなかった。
 
「いいえ、やはり何でもありません」

「なんだ、何か問題があるなら言えばいいのに」

と、士郎は訝りながら言う。
 
「いいえ、大丈夫です、シロウは心配しないでいい、これは私の問題ですから」
 
セイバーは訝る士郎を安心させるために自然と微笑みながら言う。
 
「そっか・・・わかった、俺、セイバーを信じるよ」
 
すると、士郎はセイバーに応える様に優しく微笑みながらそう言った。

(やはりシロウはシロウらしくしているのが一番良い・・・)

士郎の表情を見ながらそう思った。

しかし、この先に士郎が豹変するかどうかは作者でさえもまだわからない。

判るとしたらただ一人だけ、笑いの神だけである。ズババーバーン。

「なぁ午後はなにする?セイバー」

皿洗いを終えて二人で居間に戻りしばらくしてから士郎がそう尋ねてきた。

「午前中は家の仕事をこなした事ですし、午後は戦闘の訓練でもしてみますか?」

セイバーはとりあえず思いついた事をすぐに言ってみる。

「うん、それもいいかな、よし、じゃあ道場にいこう」

そう言って士郎はゆっくりと立ち上がり歩き出す。

セイバーも彼に続いて道場に向かって行った。

「排球拳いくわよぉ!」

「ハーイ‼」

「そーれ‼」

「アタァァァァァック‼」

すると、なぜかバレーボールを使って遊んでいるイリヤとバーサーカーが居た。

「・・・一体これはどういう光景なんだ?」

士郎が唖然としながら言った。

「私に聞かないで下さい・・・」

同じくセイバーも唖然としながら答えた。それほど二人の行動はなぜか異常に見えた。

天○飯はカッコいいんですけど、あれはちょっとねぇ。

「なぁイリヤ、それにバーサーカー、二人で何をしているんだ?」

「あ、シロウ、ようやく来た、もう待っていたんだからね!」

「いや、それは悪かったけれど・・・」

(いえ別に悪くはないでしょう・・・)

別に約束をしていたわけではないのでこちらに非はないはずである。しかし、今それを引き合いに出すと話の進行が遅れるのでセイバーは黙っていた。

「一体二人で何をしていたんだ?」

「何ってバレーボールだよシロウ、見てわからなかったの?」

「いや・・・それは見てわかったけれどなぜ?」

「漫画を読んだから!ね、バーサーカー」

「うむ」

バーサーカーは厳かに言って首を縦に振る。

(あれ・・・)

バーサーカーの声を聞いてセイバーは違和感を覚えた。

だが、それがなんなのかわからずセイバーはとりあえず黙っていた。

まぁ実際はすぐにわかるだろうけれど、それはあれ話の進行的に無視って事でOK ?

「OK、OK、そういう事にしておこうじゃあ改めて聞くけれど二人はなにをしに来たんだ?」

と、士郎は言った。

「うん、二人をうちに招待しに来たんだよ!」

「ウチって藤村組にか?」

「そうそう、いつもここでばっかり遊んでいるからたまにはウチで遊んでもいいと思って、ねぇ別にいいでしょ?シ・ロ・ウ」

イリヤは甘えるように士郎に言った。

ていうか作者は今始めてセイバーが士郎の事を呼ぶ時はカタカナだった事を思い出した。

ずっと漢字だと思っていた。その証拠に今までのやつは・・・

・・・まぁ無問題。じゃないな・・・アハハハハハ、ハーア。

それはともかくしてイリヤの誘いを士郎は応じないとセイバーは思っていた。

先程、士郎はさっき戦闘訓練をすると言っていた。

だから、ここでイリヤの誘いには応じないとセイバーは思ったのである。

「そっか・・・それもたまにはいいかもな、セイバー一緒に行くだろ?」

だから、士郎がそう言ったのを聞いてセイバーは正直驚いた。

「どういう事です、シロウ、我々はここで戦闘訓練をするのではないのですか?」

だから、セイバーは思わず剣呑な雰囲気を出して士郎に詰め寄った。

「い、いや訓練ならば夜に出来るし、本当にたまにはいいかなって思って・・・駄目?」

と、士郎は戸惑いながら反論する。

「・・・いいえ、それがあなたの意思ならば従います、シロウ」

セイバーは苦虫を噛み潰したように言った。

そんなセイバーの事を士郎は心配そうに見ていたが彼女はそれに気が付くことが出来なかった。

そして一同はあっという間に藤村の家に移動した。

「お帰りなさいませ、イリヤお嬢様、バーサーカー殿、それにお久しぶりです、士郎さん」

藤村家に移動した途端に全身を黒いスーツで包んでいるいかにもって感じの男が出てきた。

「お久しぶりです浩二さん」

すると、士郎はそう言って軽く頭を下げた。

「シロウ、この方は誰ですか?」

「あぁこの人は前田浩二さん、顔は怖いけれど趣味はケーキ作りっていう気さくな人だよ」

セイバーの問いに士郎が説明口調で語った。まぁ説明だしね、実際問題。

「はじめまして、セイバーさんですね?お噂はかねがね」

士郎が説明した後すぐに前田はそう言ってセイバーに一礼した。

「始めまして、セイバーです、よろしくお願いします、マエダさん」

それに応えてセイバーも一礼した。

士郎が言った通り顔は怖いけれど気さくな良い人というのは本当のようである。

「ただ今コウジ、私達居間を使って遊ぶけれど別にいいでしょ?」

「えぇ構いませんよ、なにかあったら是非お呼びください」
 
「だってさ、それじゃ、みんな、レッツ&ゴー」

マグナムトルネード!!といった感じで四人は一気に居間に移動した。

結局居間で居間の中での話かよ・・・って突っ込みはなしで・・・

「さて、それじゃ、なにしようか?」
 
居間に辿り着いた途端にイリヤは言った。

「いやなにをしようかってイリヤが俺とセイバーをここに誘ったんじゃないか、それなのになにもする事がないのか?」

士郎はセイバーの言おうとしていた事を先に言う。
 
「特に何も」
 
すると、イリヤは平然と言った。

「な・・・」

セイバーはしばし呆然とした後に

「ならなぜ私達をここに連れてきたのです?何もする事がないのならばわざわざここに来る必要はないでしょう」

少し怒ったようにそう言った。

事実少し怒っている。

自分と士郎はこれから訓練をしようとしていたというのに、それを曲げてここに来た。
 
なのに、ここに来てもする事がない。では多少なりとも怒っても無理はない。

作者ならば泣いちゃうぞ。

「別に大河も雷画も居なくてバーサーカーと二人きりっていうのもちょっと寂しいから二人に来てもらったんだけど駄目だった?」
 
だが、イリヤは不思議そうに言った。
 
その顔を見てセイバーは一瞬怯んでしまう。

「まぁする事がないのならばこれから見つければよかろう、なぁセイバー殿」

その隙を上手くバーサーカーが取り繕った。

「えぇ、そうですね・・・」

セイバーは残念そうに同意した。

ここでごねたとしてもイリヤ辺りに軽くあしらわれてしまうのがオチだ。

そんな無駄な事をせずセイバーはしようとしなかったのである。

「さて、それじゃみんなでなにをしようか?」

士郎は一同を見渡しながら言った。とりあえずこのまま居間に居るだけだと話的にあれなので彼に進行役をしてもらうのである。ガンバレ士郎、この話はおまえの肩にかかっている。

「漫画鑑賞!」

と、イリヤは力強く言った。

「却下、こんな所でみんなでするものじゃないだろ」

士郎はそれをあっさりと否定した。

それにそれはいつかやる話のテーマであってここで使うわけにはいかない。

っておっと失言、失言。

「ならテレビ鑑賞などどうだ?」

「イリヤと同じレベルだよ、バーサーカー・・・なぁセイバーはなにかしたい事はないか?」

士郎に尋ねられてセイバーは、訓練、などと今更言う気はなかった。

なのでセイバーはなにをしたいのか考えてみる事にした。

「賭博などどうですか?」

そして、その考えた事を口に出した。

「賭博ってあの賭博か?セイバー」

「えぇ賭博というよりゲームですね、やる事がないのならばこの辺りが無難だと思うのですが」

「確かにその通りだな・・・よし、じゃあゲームって事で異議はないか?」

「意義なし」

と、バーサーカーとイリヤの二人は声を揃えて言った。

「よし、じゃあゲームって事で決定、イリヤ、そういうのがある場所わかるか?」

「わからないけれど、コウジならば知っていると思う」

「よし、なら、俺が前田さんに聞いてくるよ」

そう言って士郎はトランプを探しに席を立ち、しばらくして前田を連れてきた。

「申し訳ありません、この家にはゲームなどの類はないんですよ」
と、一同の前で前田は言った。

「えぇ!?なんでよぉ、この家はヤクザの家でしょ、賭博なんてやりたい放題じゃないの?」

「賭博は我々にとっては仕事であって遊びにはならないのです、だから、そういった類の物は全て事務所にあってここにはないのですよ、見るのも嫌ですから」

不満そうに言うイリヤに対してあくまで物腰柔らかに前田は言った。

「なんだってさ、だからこれから買ってこようと思うんだけど、イリヤ、一緒に付いて来てくれるか?」

「うん、いくぅ!」

「なら私もいきましょう」

と、士郎に誘われてイリヤと前田は言った。

「では私もいきます」

そう言ってセイバーは立ち上がろうとした。

「いや、セイバーはここに残っていてくれ」

だが、それを士郎に静止されてしまった、

「なぜですか?士郎」

理由がわからなくてセイバーは問い詰める。

「まあ、いいじゃないかセイバー、わしもたまにはお主と話してみたい、ここは二人でいかせてやればいいじゃないか、それにすぐに帰ってくるのだろう?」

「あぁ勿論、だからセイバー、少しの間待っていてくれよ、すぐに帰ってくるから」

「ムゥゥ、わかりました、私もバーサーカーと二人きりで話をしています、だから、とっとと行って下さい」

 と、セイバーは言った。

(我ながらかわいくないな・・・)

そして、そう自嘲するのだった。

ちなみに作者は我ながら無理矢理だなっていつも自嘲しています、

「バーサーカー、なぜ先程から私の邪魔ばかりするのだ?」

士郎とイリヤが居なくなったのを見計らってからすぐにそう尋ねた。

そこには確かな敵意が混じっている。

「なに、お主はなにかを悩んでいる、そういう風に見えたから暴発せぬ前に止めていたのだよ」

だが、セイバーの敵意を涼やかに受け流しながらバーサーカーは言った。

言われた方のセイバーはそれを否定する事が出来なかった。

確かに自分は今悩んでいる。

訓練が出来ないでごねたのも結局は騎士としての自分でいる時間が減ってしまったからなのだ。

そしてさっきからそれが原因でどことなくイライラしているのをセイバーは自覚していた。

「悩んでいるのならば話してみろ、同じサーヴァント同士だ、なにか相談にのれるかもしれんぞ」
 
と、バーサーカーは大らかに言った。
 
それなのでセイバーは安心して士郎に話す事が出来なかった悩みを騎士としての自分が消えてしまうかもしれないという悩みをバーサーカーにした。

「ふふ、なるほどな」

話を聞き終えたバーサーカーは微笑みながら言った。

「何が可笑しいというのですか!?私は真面目に相談しているというのに・・・」

セイバーは微笑んでいるバーサーカーを前にして少し拗ねてみた。

「いやなに、わしも同じような事で悩んだので少しな」

と、バーサーカーは微笑みながら言った。

「え・・・あなたもですか?」

と、セイバーは言って初めてバーサーカーの口調が定まっている事に気が付いた。

「どうしたのですか?バーサーカー、あなたの口調が普通ですよ」

「酷いな、まるでいつも変みたいではないか」

(変だったじゃないですか・・・)

セイバーはそう思ったがあえて言わない事にした。

「実はな、あれは声帯模写をしていたのだよ」

バーサーカーは平然と言った。声帯模写、早い話しがモノマネの事である。

だが、バーサーカーがなぜそんな事をする必要があるのか、セイバーにはわからなかった。だから、尋ねてみた。

「聖杯戦争が終わったからだ」

すると、バーサーカーはどこか懐かしむように言った。

「どういう意味です?」

「言った通りの意味だ、聖杯戦争が終わり戦うための力を必要とされなければわしは無用の長物、イリヤと居る事は出来ない、だが、何も知らない世の中を一人で生きていくのは世知辛いだろう?幸い話をする事は出来た、悩んだ末にわしは芸を一つ見につけてあやつを楽しませる事にしたのだよ」

「そのための方法がモノマネだと?」

「そういうことだ」

恥ずかしそうにだけどどこか嬉しそうにバーサーカーは言った。

バーサーカーはバーサーカーなりに悩んでこの方法を選んだのだろう。しかし、これがバーサーカーの口調が変な理由では無理矢理も良いところもといいきなりバーサーカーがあのような喋り方をしてはイリヤが驚いたのではなかろうか。その辺りがセイバーは気になった。

「で、バーサーカー、モノマネに対するイリヤの反応はどうでした?」

「無理しないでいいよ、だそうだ、まったく人の努力も知らないで良い気なものだよ」

口では文句を言っているがバーサーカーの顔は笑っている。

どうやら彼自身も自分が無理していた事を自覚していたようである。

「まぁ何にしてもだ、今をどのように生きるかはおぬし自身が決める事。だが、そう思いつめてはいかぬ、それに騎士としてのおぬしがそう簡単に消えぬとも思えぬしな」

と、バーサーカーは気楽に言った。
 
「でも、私は不安なのです、騎士としての私が消えたら私は一体なにになるのでしょうか?」

だが、それでもセイバーは不安だった。

騎士としての部分がなまじ強いためにそれが消え去ってしまった時が不安なのである。

しかし、それは彼女が誇り高い女性という証拠である。

「なにを言っている、騎士としての部分がなくなろうがなにになろうがお主はお主だろうが」

バーサーカーは真面目な顔をして言う。

「と、おぬしのマスターならば言うんじゃないか」

そしてそのすぐ後に少し照れた顔をして言った。

「わかりました・・・この問題について私はもう少し悩んでみる事にします、そしてどんな結果になってもそれを受け入れようと思う」

バーサーカーの照れた様子を見て励まされたセイバーは自信を持って言う。

この先の生活で騎士としての部分が消えてしまえば所詮それまで。

でも、それで自分というモノが終わるわけではない。

だから、どんな結果になっても受け入れようと彼女は覚悟を決めるのだった。

「そうだ、そうだ、大体お主は女として格別なのだから、おぬしのマスターはそれで満足しているだろうが」

「バーサーカー今のは聞き捨てならない、あなたは今私というものを侮辱しましたね」

「なーに、おぬしは魅力ある良い女だ、と褒めてやったのだよ」

そう言ってバーサーカーは楽しそうに笑った。

そんなバーサーカーの事をセイバーは憎たらしく思う事が出来ず呆れながら見ているのだった。

それから二人は世間話に花を咲かせた。だが、イリヤと士郎の二人は帰って来なかった。

「いくらなんでも遅すぎやしませんか?」

時計を見ながらセイバーはバーサーカーに言った。

二人が出てからもう一時間近く経っている。ちょっと買い物に出ただけにしては時間がかかり過ぎていた。

「が、イリヤが我が儘を言っているだけやもしれぬ、もう少し様子を見てみよう」

バーサーカーは冷静に言った。だが、彼も僅かに動揺している事がセイバーにはわかった。ガラガラガラと玄関の扉が開く音がした。二人はすぐさまそこに向う。

すると、血塗れの前田が立っていた。

「ま、前田さん!いかがしたのです!?」

セイバーはそう言って前田の事を抱きかかえる。

「わ、わりぃ、ドジちまったぜ・・・二人の事を誘拐されちまった」

と、前田は力なく言う。彼がもうすぐ事切れるのは目に見えていた。

「前田、誰に!?二人は誰に連れ去られたというんです!?」

「・・・し、白国組・・・」

「はくこくぐみ・・・?」

「た、頼む・・・二人を・・・」

そう言ってオリキャラの前田さんはあっさりと死んでしまった。

まぁそういう運命だったので仕方がない。

ドガンと音がするくらい力強くバーサーカーが壁を叩く。

彼は今自分がイリヤを放っておいた事を後悔しているのだ。

そして、それはセイバーも同じである。

「二人の救出に向います・・・バーサーカー、あなたの騎士は死んでいませんね?」

「無論だ、あやつを助けるためならばわしは何度でも狂ってみせよう」

バーサーカーの応えに満足したセイバーは無言で歩き出す。

そして、バーサーカーも彼女に続いて行った。そんな感じで次回に続く。

しっかし無理矢理だなこれ!

ダワのOH!MYアヴァロン

ダワ「なんかさぁ最近目が痛くて鼻水が良く出るんだよね、なんでだろう?」

セイバー「それは花粉症でしょう」

ダ「でも外に出た覚えがないんだよね、一週間に二回くらいしか」

セとダ「・・・・・・」

ダ「というわけで始まりましたOH!MYアヴァロン略してOH!アヴァ、司会のダワです」

セ「アシのセイバーです、しかしダワ、今回の話は・・・」

ダ「真面目でしょお、僕ちゃん、頑張ったもん」

セ「中途半端ですね全てがそしてなにより話しの私の心情の変化が無理矢理すぎる」

ダ「・・・それは僕の力がないから・・・」

セ「自分の力をない事を言い訳に改善出来る問題を無視するのは卑怯者のする事です」

ダ「いいんだよ、今回はバーサーカーの喋りが変だった理由を付けるのがメインだから!細かい所は気にするな!」

セ「ほう、あなたはあれでその問題が解決したとおっしゃる、これは傑作だ、ならば尋ねますが彼がドラえもんのモノマネをしていた時に出した秘密宝具はどう説明する気です?」

ダ「悪い時は過ぎたよぉ♪」

セ「唄って誤魔化すな!そうだ、歌で思い出しましたがフェカラでアーチャーが唄った部分、間違っているでしょう、そもそも歌詞を出すのはい・・・」

ダ「ZzzzzzZzzzz」

セ「不貞寝しましたか・・・まぁいい、その態度によって世間はあなたをどう見るかなど私の知った事ではありませんから
  さて、今回も無駄に長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました、次回はまぁそのうち投稿しますので」

ダ「その時はよろしくお願いします」


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