Fate/stayは〜れむ ぷろろ〜ぐ


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1: ギギナ (2004/02/27 17:50:00)

注!!!かなりネタバレしますので注意してください。




・・・・・・衛宮 士朗の朝は早い。
何故なら、彼は数人分の朝食を作らねばならないからだ。
しかし!
(これは、おきられませ〜ん・・・・)
というような状況なのだ。
現在、布団の中には士朗を中心に、右腕を抱いている眼帯付の紫色の髪の女性。左腕を抱いている少々耳が尖った女性。さらに上には金髪の少女が気持ちよさそうに寝ている。
無論、全員服というものは一切着ていない。
何とか起きようとしている士朗だが、彼の思考は別の事に侵食されつつある。
(ああああああ!!!や、やわらかい〜〜〜。・・・じゃなくて!!!くそ〜〜〜〜!!!どうやって起きれってんだよ!!!!!)
てな具合である。ちなみに現在の時刻は午前6時。そろそろ起きなければいけない時間だ。そこへ、
「おはようございます。士朗様」
左で寝ていた女性が起きた。
「あ、ああ。おはよう、キャスター」
そして、キャスターは少し拗ねた顔をして、
「もう!私たちだけの時にはメディアと呼んでください!!」
「ご、ごめん・・」
「では、先に朝食の準備をしてきます。二人を起こしておいてください」
「わかった」
そして、メディア手早く着替えて、
「では、失礼します」
部屋を出た。
残された士朗は、早速二人を起こそうとした。が、
「「おはようございます。士朗(シロウ)」」
二人はもう起きていた。
「おはよう。ライダー、セイバー・・・・・でさ、早くどけてくれない?」
「あ、すみませ・・」
「後、五分ほどこのままいます」
セイバーはあっさり承諾したが、ライダーは拒否した。
「ライダー。早く退かないとシロウの迷惑になります」
「それは、セイバー。あなたでしょう?上で寝てられた方が迷惑だと思うのだけれど?」
「っ!それはあなたでしょう!だいたい・・・」

結局、士朗が部屋を出れたのは15分後だった・・・・

で、
「おい坊主、早いとこ飯作れよ」
ランサーがいたり。
「おっはよう!お兄ちゃん」
イリヤが居たり。
「こら〜〜〜!!!!中に入れろーーーー!!!!」
「せんぱ〜〜〜い!!!!今行きます!!!!」
「何で入れないのよ!!!!!」
「衛宮 士朗!!!殺してやる!!殺してやるぞ!!!!」
塀の向こうから中に入ろうとしても結界(キャスター作)のせいで入ってこれない方々・・・・
(あああ・・・・聖杯戦争はどこに行ったんだろう・・・・・)
とりあえず、士朗は黄昏ることにした・・・・・
(思えば、キャスターとの出会いが原因だったな〜〜〜〜〜)

続く


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