注意 IFなのでいろいろ思うところがあるでしょうが笑って流してください
全ては虎の一言で始まった
「士郎、明日はみんなで鬼ごっこだからあけといてね」
「・・・・は?」
衛宮さん家のゴンゲーム
ーIFって怖いねー
虎の話を要約するとこういうことらしい
学校で見た昼ドラ『歌月十夜』で行われた『遠野家式鬼ごっこ』をするので明日は空けておけとのこと
「ふざけるなタイガー。明日は新しい料理にチャレンジする予定なんだ。」
と面倒なのでさっさとこの話を流すつもりが
「鬼ごっことは何ですか?大河」
「鬼ごっこってなーに?」
どうやら義姉と騎士王の好奇心を刺激したらしい。
「今から説明するね。『遠野家式鬼ごっこ』って言うのは・・・・
遠野家式鬼ごっこのルール
1遠野家の敷地内で行われる
2鬼に捕まると自分も鬼になってしまう
3商品として自分の大事なものを差し出す。
制限時間を見事乗り切れば残ってる人で山分け
鬼が制限時間内に全て捕まえれば鬼のもの
まぁこんなとこかな。」
とどこからか持ってきたホワイトボードにルールを書き、二人に説明していた。やはり教師、説明は的を得てわかりやすい。
「それはおもしろそうですね。ぜひやりましょう。」
「うん、やろーやろー」
ああ。。騎士王様と義理姉さまやる気満々のようだ・・・
「鬼ごっこなんて久しぶりね。まぁ勝つのは私だけど」
といつの間にやら藤ねぇの説明を聞いていた赤いあくまと
「まぁそれはわかりませんよ姉さん」
「そうです。勝つのはサクラです。」
とこちらもやる気満々の遠坂姉妹とその従者
現時点で六対一、もうやることは確定らしい
「ふー・・。オーケーわかったやるよやりますよ。しかし俺ら七人でするのか?
それにうちの庭だけじゃどう考えても狭すぎるぞ。」
まぁいいか、一成や慎二にでも声をかけるかなとどうなるとも知らず、
軽く考えていた自分を死ぬほど後悔することになる
日曜朝9時
現在地 衛宮家の庭
「おはようございます」
「おい」
「えー本日は皆様、ご集り頂まことにありがとうございます。」
「おい」
「快晴により絶好の鬼ごっこ日和となりました」
「おい」
「それでは皆様張り切って行きましょう♪」
「無視すなタイガーーー!!!!!!」
「タイガー言うなぁ!!!!!!!!!!!」
簡単に終わるものとふんでいた鬼ごっこは、どうやら俺の想像を超えてとんでもないメンバーばかり集められていた。
「動揺のしすぎだ馬鹿者。精進が足らんぞ衛宮。」
「がんばりましょうね宗一郎様、アサシンもがんばるのよ」
「ふむ」
「これもまた雅なり」
と、お寺四人衆
「ガンバローね、バーサーカー」
「ウォォォーーーーー(うむ)」
わぁーお、狂戦士やる気満々
「嬢ちゃんもやるのかい?それじゃあ恥ずかしいところは見せられねーな」
「まぁせいぜいがんばってね。負ける気はしないけど。」
「力の入れすぎで、ミスすると思うがな。」
「うるさい、アーチャー」
「朝から元気ね。遠坂は」
と美綴・ランサー・アーチャー・凛の四人
「頑張りましょうね。サクラ」
「ええ、ライダー。それに兄さんも」
「ふん、俺が勝つに決まっている」
と、サクラとライダーと慎二
「人の苦しみを見ることこそ、私の幸福だ。」
「ふ、雑種の戯れをやるのも、たまにはよかろう」
と、あっちはあっちで金ぴかとエセ神父が会話している。
暇なんだなあの二人・・・
「頑張りましょうねシロウ!!!絶対勝ちましょう」
「はーい、みんなー、ルールを説明するからホワイトボードの前に集まってー。」
と、マイペースを崩さないこの虎と騎士王
そしてみんなホワイトボードに集まってルール説明を受けていた
「でだ。どうやってこのメンバーを集めたんだ藤ねぇ」
「え?適当に声をかけただけよ。後は桜ちゃんがどっから連れてきた」
おいおい