或る女子の復讐日記 ―或るいは、彼女はいかにして、七夜琥珀になったか―

或る女子の復讐日記


―或るいは、彼女はいかにして、七夜琥珀になったか―
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12月5日
過ぎ去りし日の夢。
帰らぬ思い。
後悔。
涙。
そして、私は夢を見る。
12月4日
夢を、見ました。
翡翠ちゃんと、私。
しき様に、秋葉様。
子供の頃の5人が、楽しく遊んでいる夢を。

とても、楽しかったです。

だから、泣きました。

それは決してありえない夢なのですから。
12月3日
どうやら、風邪だった様です。
お蔭で今日はずっとお布団の中です。
じっと、窓の外でも眺めているしかない。
まるで、あの頃に戻ったようで少し嫌でした。
12月2日
……今日は、とても気分が悪いのでおやすみに……します。

すみません。
12月1日
参りました。
心が沈んでいます。
私は何故後悔しているのでしょうか?
なぜ悲しいのでしょうか?
私は。
私は人形、だというのに。
それとも今更いくばくかの良心に目覚めたとでもいうのでしょうか?
お笑いです。
そんな資格など、とうに無くしたというのに。
本当に、ばかばかしい。
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