衛宮士郎は戦う。輝かしい勝利を収めるために。
衛宮士郎は考える。一つの理想を勝ち取るために。
一つの技に千の思考を施し、有利な布石に万の考察し、一つの布陣に億の意
志を込める。
技はこの日の為に用意した数々の文献、参考資料等を熟読し、自分なりの攻
撃パターンを敵の行動パターンおよび思考等も考慮に入れて組み立てる。
動き方や動かし方、言語による優位の保ち方、体勢の立て直し方、攻撃ポイ
ント、効果的な責め方、それらのコンビネーション、そしてそれらのコンビネー
ションの発動条件、それらを考える。
次は戦いの布石を完成させる。
敵の周期を考えると今日から明日にかけては最高の条件で戦える。たとえや
りすぎて万一の事があったとしても大丈夫のはずだ。
また、前回の戦闘からかなりの時間が空いているので敵の苛立ちはピークに
達しているはずだ。
体調にも抜かりは無い。食事は蛋白質、糖質、ビタミン等をバランスよく取
る事を基本とし、それに加え、各種漢方薬、ドリンク栄養剤等を用いて考えら
れる最高の状態に整えた。
戦いの邪魔となる外部からの進入等は今日、明日にかけては周到な根回しと
取引によって物理的に排除してある。
戦いの布陣も万全である。
戦場となる部屋には拘束具、補助用道具等が用意してある。
少なくない出費では有ったが、これらの武器の有効性を考えると安いものだった。
敵と戦う準備は整った。
さあ、開戦の狼煙をあげよう。
「遠坂、今日泊まっていかないか?」
衛宮士郎、戦う
M20
衛宮士郎は遠坂凛にヤられている。惚れている。大げさに言えば彼女がいな
いと生きてゆけない。
だが、遠坂凛はどうだろうか?遠坂凛は衛宮士郎を愛してくれているだろう
か?
百歩譲って自分のことを好きでいてくれている。恋人にして魔術師の師匠に
して『あかいあくま』そんな彼女がとても愛しい。そして、彼女も士郎を好き
でいてくれる。
だが、衛宮士郎と遠坂凛の関係は対等では無い。
たとえば、魔術の講義や事あるごとに純情な男心をからかい、突拍子もない
行動をして困らせる。
『あかいあくま』の攻撃は関係が深くなって行くにつれエスカレートしてい
く。
それでも愛しいのはあの『赤いあくま』に魅入られてしまったのとは別に、
「ひょっとして俺、Mのヒトですか?」とか己の根源への追求までしてしまい
そうになる。
このままではMに成ってしまいそうに・・・・・いや、男のプライドと本能
にかけて現在の関係で良い訳が無い。
ゆえに、今こそ関係の是正を図らねばならない。
魔術師の師匠と弟子の力関係は「凛>士郎」である。また、恋人の力関係は
「凛≧士郎」である。
この二つの力関係から、明らかに凛が有利なのは小学生でも分る。この力関
係を是正するにはどちらかを「士郎>凛」にするしかない。
魔術の腕で師匠である少女を抜かすのは現状では不可能。ならば恋人の関係
を「士郎>凛」に是正する。ぶっちゃけ自分無しでは生きていけないようにす
るのである。
どのような方策で現在の力関係を「士郎>凛」にするかを考える、惚れた弱
みはこちらにあるし、その他のことでは張り合えない。
だが、たった一つだけ自分にアドバンテージがある項目がある。
そう、そのたった一つを利用して衛宮士郎は今、戦いを起こすのである。
そう、これは正しい男女関係を取り戻すための聖戦なのだ。
自室の布団の上で唇を合せるだけのキスをする。空いている両手で胸と太も
もをなぞる。
「ん・・・ちゅ・・・はぁ・・んっ・・」
キスはミントの香りがした。食事の後、こうなる事を予想してシャワーの時
に一緒に歯を磨いてきたのだろう。そんな些細なことがとても愛しくてキスに
力が入る。
「ん・・んんっ・・」
次第に開いてきた口の隙間から舌を差し入れ歯と歯茎をなぞりながら、奥に
ある遠坂の舌に自分の舌で触れる。ノックするように遠坂の舌に触れながらゆ
っくりとこちら側に導いてゆく。
「あ・・んっ・・んんんん・・・ちゅ・」
舌同士の愛撫に遠坂が慣れてきてから、今日までに培った敵の弱点と文献等
で調べた技術を総動員して敵の完全に抵抗を切り崩す。舌を絡ませ、甘噛みし、
吸い上げる。時折、キスの刺激で喉の奥から漏れる声と小さく体が震える。
震える体から熱を感じ、遠坂の香りが立ち上がってくる。
「んんんっ・・ちゅ、はぁはぁ。んっ・・ちゅ」
呼吸が苦しいのか少しの間、口が離れると深い息をする。だが許しやらない。
より強く唇を合わせ、深く舌を差し込む。強くこちら側に舌を吸い上げる。
「ん〜〜〜〜・・ちゅっっ・・・ぷぁ・・んんん・・・」
あふれてくる遠坂の唾液が甘いと感じるのは脳が悦楽にヤられているせいか、
それとも愛しいからか。たぶんその両方だろう。
「ん・・・んっ・・んっ・・はぁ」
段々と遠坂から舌を絡ませてくるようになり、背中に回されている腕に力が
入るのが分る。
触れあう舌から悦楽がダイレクトに脳に伝わる。遠坂の舌の柔らかさ、暖か
さ、ぎこちなく返してくれる愛撫。
「舌は同じく舌を相手にする場合に毒素めいた性感帯となる」と言ったのは
誰だったか。舌を深く強く差し込み絡ませあう。
完全に臨戦態勢になったズボンの中の怒張を遠坂のお腹に服の上から押し付
ける。一瞬、戸惑い腰が引く反応が返って来るものの、すぐに体を押し付けて
きた。
「ん・・ちゅっ・・・・んんん・・・んっ・・・」
もうどれくらいこうしてキスを続けているのか分らなくなる。どちらの舌が
触れていてどちらの舌が絡ませあっているのかそれすらも曖昧だ。
時間が立つにつれて遠坂の足から力が抜けて行き、反対にしがみ付くように
回された腕に力がこもる。
「ぷぁっ・・・」
お互いに舌を離すと二人の口の間で唾液の糸ができた。
遠坂は耳まで赤くなり、目は潤み焦点が定まっていない。少し開いた口の端
からどちらの物か分らなくなった唾液があごに伝っていた。
その顔のあまりの淫靡さと可愛らしさで当初の計画が頭から消し飛びそうな
るのを辛うじて押さえ込む。
長いキスを終え、足に力が入らなくなり息も絶えだえになった遠坂を布団に
横たえる。
「脱がすぞ、遠坂。」
「うん・・・」
短い宣告の後、了承も聞く前に遠坂の服に手をかける。
シンプルだが可愛らしい上着とスカートを脱がせると遠坂の方も脱ぎやすい
体制になってくれる。上着とスカートが無くなるとレースの飾りが付いた薄い
ピンクのブラとショーツが目に入る。男の目から見ても通常の下着とは異なる
雰囲気がある、おそらくはシャワーの後、わざわざ付けて着てくれたのだろう。
愛しさで頭が沸騰しそうになる。
そのショーツから太ももの半ばにかけて遠坂の蜜が伝っている。研鑽した技
の成果が出たようだ。
「あんまり、ジロジロ見ないでよ。」
キスの悦楽から回復した遠坂が真っ赤なり小さい声で訴えて来る。了承の返
事はしない。その代わりに再びその口を塞ぎにかかる。今度は遠坂の方から舌
を絡ませてきた。
「んっ・・あっ・・ちゅっ・・はあ・・」
粘性のある水音を暗い部屋に響かせながら、遠坂の背中にあるブラのつなぎ
目に手をかけ外す。外気にさらされた遠坂の胸をやわやわと触る。手にすっぽ
りと収まる大きさが良い。ずっと触っていたくなる。たぶん男がこの行為に飽
きる事は無いのだろう。
胸の二つの突起が立ち上がったのを見計らって突起を刺激する、最初はやさ
しく、次第に強く。キスしながらなので声は出ないが、胸に刺激を与えるたび
に遠坂の体がぴくん、ぴくんと反応を返す。
「やっ・・・んちゅっ・・はっ・・んん・・」
遠坂の口から顎、喉、鎖骨にキスの雨を降らせる。それと同時に左手で胸を
愛撫し右手で遠坂の髪を纏めているリボンを解く。自由になった美しい黒髪か
らシャンプーの香りした。
「ん・・・ふ・・・あっ」
滑らかなシルク、マシュマロ、暖かなゼリーそのどれにも近くそのどれとも
違う遠坂の肌に舌を這わせ、吸い、甘噛みする。ボディソープの香り、香水の
香り、遠坂の肌の本来の噛み付きたくなるような女の香りを楽しむ。
「あ・・・あんっ・・・ふぁ・・」
鎖骨から胸にかけて唾液でたっぷりと唾液と遠坂の汗で濡らして次の目標で
ある胸にたどり着く。
かわいく充血し立ち上がったピンク色の突起を口に含み軽く吸う。空いてい
る右手は太もも、左手は右の乳房を愛撫する。
「んっ・・ふあっ・・あっ・やっ・・士郎・・だめっ・・あっ・・・」
その「だめ」が拒否でないことを確認して執拗に両の突起を攻め立てる。研
鑽した技術を総動員する。声が完全に上ずった甘いモノになる。
転がし、吸い、軽く噛む。
「ううっ・・・ひぁっ・・・あっ・・あっ・・・んぅ」
胸を責めた後、臍とお腹を嬲り背中を向かせる。まだ、肝心の場所には触れ
ない。
背中を抱くように座らせて肩越しにキスし、両手で膨らみと太ももを愛撫す
る。
「ん・・・ちゅっ・・ちゅっ・・・ぷぁ・」
キスの後、うなじから背骨にかけてを丹念に舌でなぞる。背中が弱い遠坂は
ビクビク震えて声を上げる。
「やっ・・はっ・・んんんん・・・やぁ・あああ」
背中をキスマークだらけにした後、座る体勢から四つん這いにさせる。背中
を抱きしめられている遠坂はこの体勢の意味にまだ気づかない。
再び肩越しのキスをした後、呼吸のリズムにゆれる薄いピンク色に上気した
遠坂のお尻に手をかけ音を立てて吸い歯を立てる。
「いや・・・音を立てちゃ・・・士郎・・んぁ・・あんっ・・・」
媚びる甘い声には拒否の感情が薄い。こんな声を上げさせるのが自分だとい
うことに嗜虐と征服感で頭がオカシクなりそうだ。
自分に向かって突き出された震える尻を唾液まみれにして征服欲を満たし、
肝心の部分に取り掛かる。
四つん這いのまま両手でお尻を持ち上げる。太ももの間から伝った遠坂の蜜
が膝を伝ってシーツを濡らしていた。もうそこはぐちゃぐちゃに濡れ、左右に
開かれた花弁の奥から濃密な女の香りを放っていた。
「や・・こんな・・・」
体勢の意味に気づき声を上げるが、無視し確かな拒否の声をあげる前に行動
に移す。
遠坂の性器に口をつけ吸い立てる。柔らかさと、含んだ香りと蜜の味で頭が
ぼうっとする。
「ひゃあっ・・あっあっあっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
舌で吸い立てた後、舌を差し込む。空いた両手で性器の周りと突起の付け根
を愛撫する。
「あうっ・・・ひぃ・・あぅあっ・・・まって・・ちょっとまって・・・ん
〜〜〜〜」
舌を差し込み、突起とその付け根を執拗に愛撫すると遠坂の体全体がビクビ
ク震える。きっと可愛らしい顔になっているだろう。見られないのを残念に思
う。
「あっあっあっ・・・くぅっ・・・・ひぃっ・・・・あっっ・・」
遠坂の味と反応を楽しんだ後、ぽっかりと開いた遠坂の孔に右手の指を入れ
る。最初は人差し指だけを。
「あう・・・あっ・・・」
人差し指を下に折り曲げ前後にゆっくりとグラインドさせる。だんだんと早
くリズミカルに前後させる。探り当てたやや硬い感触のある部分を中心に動か
す。左手は引き続き突起と付け根を愛撫する。緩やかに動くにつれて指を増や
す。
「あっあっあっあっあっ・・」
指のリズムと同時に響く甘い声を聞きながら指を動かす。
「ふあっあぅっ・・・あっあっあっ・・んん〜っ・・ひぁっあっあっあっあ
っ」
遠坂のお尻と腰がピクピク震えて高まってきたのを見計らって指の動きを止
める。
「なんで・・・」
明らかに不満な顔を向ける遠坂を抱きしめ仰向けにする。
「イキたい?遠坂。」
正義の味方にあるまじき邪悪な質問をする。
「・・・・・・」
質問とその裏にある意図に気づいたのか、赤くなった顔を更に真っ赤にして
そっぽを向く。
とてもかわいい。
そっぽを向いた顔を両手で持ってこっちに向けさせ深いキスをする。
最初は両手から抵抗する動きがあったが、キスが深くなるにつれて両手は力
なく布団に横たわる。
「ん・・ちゅっ・・・んぅ・・・・・」
長いキスを終えて「くてっ」と布団に仰向けになった遠坂を再び以前と同じ
ローテーションで責める。
まずは首から鎖骨、
「ああ・・・あっ・・ふぁ・・」
胸、
「んっ・・あ・・・くぅ・・・はぁ・・」
背中を回って、
「あっあっあっあっ・・・」
四つん這いにして性器を責める。
「やぁっ・・・いぅっ・・あっあっ・・・ふぁっあっあっあっあっふぁっ」
十分に責めた後、イキそうになったらまた止める。
そして再び遠坂に質問する。
「イキたい?遠坂。」
遠坂の潤んだ目と上気した顔に一瞬の後に逡巡と観念の色が混じる。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いかせ
て」
望んだ回答に頭がヤられ、体中の血液が沸騰する。すぐさま怒張を遠坂の性
器に叩き込みたい欲求を全力で押さえ込む。
当初の目標の一つを達成した。さらに畳み掛けるのみ。
「つけないけど大丈夫だよな?」
小さくうなずくのを見て二つ目の目標が達成したのを確認する。
「遠坂凛は誰のモノだ?」
そして、最後となる邪悪な質問を投げかける。
「・・・・・・・・・・・・・・・・ぜんぶ・・・全部、士郎のモノよ」
もう理性を使う必要は無い。今までがんばってくれた理性にさよならを告げ、
衛宮士郎の全ての欲望と獣性と開放し襲い掛かる。夢中で怒張を遠坂の性器に
差し込む。
「ああぅんっ!あっあっあっくぁっ!」
熱く濡れた性器に怒張を差し込むとねっとりと包まれる感触を感じる。遠坂
を求め動く。怒張から伝わってくる快楽、遠坂の表情、遠坂の声、遠坂の蜜と
汗の香りが動きを加速させる。
「あっあっああぅ。はっはっ・・・ぁあああ!・・・っく!」
もう、研鑽していた技術やテクニックなどは頭から吹き飛んでいる。
熱く狭い遠坂の中から引き抜き、入れるたびに腰骨と脊髄が灼け付きそうな
快楽が頭のてっぺんまで走る。この快楽のためにならどんなことでも出来る。
本気で思う。
「やぁ・・はっ・・はっ・・あぅ・・あっ・あっ・あっ・・・」
遠坂の顔を見る。切羽詰った中にも、悦びが入ったヤラシイ顔だ。
学園のアイドルにこんな顔をさせている。
遠坂が俺の下で息も絶えだえで喘いでいる。
この女は全部、俺のモノだ。
事実の一つ一つに頭が沸騰し、腰の動きをさらに加速させる。
だらしなく開いて空気を求めるようにあえぐ唇を奪って舌を差し込み、唾液
を送り込んだあと強く吸い上げる。無論動きは緩めない。絡ませてくる舌が愛
しい。
「んっ・・んっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
出して入れる。出して入れる。出して入れる。出して入れる。出して入れる。
出して入れる。出して入れる。出して入れる。出して入れる。出して入れる。
出して入れる。出して入れる。出して入れる。出して入れる。出して入れる。
出して入れる。出して入れる。出して入れる。出して入れる。出して入れる。
出して入れる。出して入れる。出して入れる。出して入れる。出して入れる。
繰り返し何度も何度も執拗に行う。何度目かの動きの後、遠坂も自分から動
きはじめた。
「んぁ!あう!んんっ!ん!ん!ん!」
あえぎ声が重なる。吐息はもうどちらが出しているのかも曖昧だ。
粘着質な水音は止まることなく二人の動きに合せて響く。
何度入れても何度貫いても足りない、足りない。全然足りない。もっと欲し
い、そう思う。
だから動く、何度も何度も何度も。
「あぅ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!ひぁ!」
遠坂と一つになってからどのくらい時間が経ったのかも分らなくなる。
限界が見えてきた。遠坂も限界のようだ。動きをこれまでで最速にする。
「ひっ!あっあっあっ・んっんっんっんぁ、ああああ!しろうぅぅ!」
「とおさか!とおさか!とおさか!とおさか!とおさか!」
遠坂の腰が震えだす、絶頂が近い。もうすぐそこだ。夢中で腰を叩きつける。
「あぅっ・・・しろうぅぅ!」
遠坂が達したのと同時に中が絞り込まれる。
絞り込まれるような痛みに限りなく近い快楽を感じる、動くとオカシクなり
そうだった。その刺激に後押しされ遠坂の中に射精する。
「と・おさ・・・かっ!」
怒張から脊髄を通って頭にダイレクトに直結するような快楽。あまりの刺激
に涙が出た。
腰をグラインドさせて二回、三回、と立て続けに出す。
四回目の射精が終わった後、ゆっくりと引き抜く。
自分のを処理し、疲労ため布団に座り込みながら遠坂を見る。
遠坂は目を閉じぐったりしたまま、荒い息を吐いている。怒張を抜いた性器
から自分が出したとは思えない量の精液が出てくる。
自分が作ったとてつもなく淫靡な光景を見ながらふと、
「遠坂を征服した」
「中出してやった。」
「アレは俺のだ。」
そんなイカレタ感情が頭を支配する。気が付くと怒張は元の硬度を取り戻し
ていた。
まだ足りない。全然足りない。もっともっともっともっともっともっと欲し
い。
近くに置いてあった紙袋の中の「武器」を取り出す。いくつかの「武器」中か
らとりあえず最初に使うものを手に取り、意識を取り戻していた遠坂に近づく。
「何それ・・・・まさか・・まだする気なの?」
「悪い。遠坂、今夜は寝かしてやれそうに無い。」
「え・・・あっ・・・いやっ・・・だめ・・ひぁ・・・・・・あっ」
夜は長く、夜明けは遠く、衛宮士郎の性戦はまだ終わらない。
翌日、対等の男女関係を取り戻した衛宮士郎は、その代価として「赤いあく
ま」謹製のフィンのガトリンクを一発残らず被弾させられ、寝込む羽目になる。
それはまた別の話。
あとがき
先に謝っておきます。
鬼畜好きの皆さんすみません。約束していた話はまだ途中です。なぜか知り
ませんがこのようなお話を書いてしまいました。
エロが足りないっ!!この馬鹿弟子がぁ!!
とかのご指摘を多々受けると思いますが、甘んじて受ける覚悟でいますので
BBS等でご指摘いただけると幸いです。
また、愛が足りないっ!とのご指摘に関しては当方は「愛」の実在を信じま
せんのでなにとぞご了承下さい。
ご縁と鬼作師匠が降臨したならば、赤いあくま触手地獄変(仮)でお会いし
ましょう
ではまた。
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