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 その行為の呼び名は

 作:しにを




 その行為を教えてくれたのは、槙久さまでした。
 戯れに、幼女のわたしにそうした仕草を教える事に、興を覚えられたのか。
 そして、意味もわからずわたしが拙い手つきでなぞる様を見るのを楽しまれたのか。
 それとも自分の手で交合の準備をしておく事で、挿入時の抵抗を少しでも減らせるよう
にと教えて下さったのか。
 それはわかりません。

 ただ、わたしにはその行為は理解できませんでした。
 名前も知らぬその行為が、どのような意味を持つものであるのかわかりませんでした。
 でも、これは何かいけない事なのだとは、不思議と子供心に感じていました。
 痛かったり、惨く扱われる訳ではないけれど、槙久さまに命じられてするそれは、わた
しに仄かな罪悪感めいたものを感じさせました。
 だから、最初は変なことをしているという意識が大きくて、体に起こっている事はよく
認識できていませんでした。
 何度も繰り返して、やがて慣れて余裕が出てきたのでしょうか。
 手や顔を洗う時とは全然違う、自分の手が触れる事によって生じる不思議な感触。
 それに気づき、意識するようになりました。
 
 快感ではなかったと思います。
 そう感じるには体の成長がまだ追いついていなかったのか。
 いつもの槙久さまの指でされる事と酷似した行為ゆえに、心が拒んでいたのか。

 それでも。
 そう、それでも、不思議な消化できないものが体から湧き上がりました。
 どうしてだろう。
 少しだけ頭がぼうっとしてくるのが。
 触れた処が熱くなるのが。
 おしっこではないもので手と性器が湿り気を帯びるのが。
 不思議でした。

 それを見て、ある時、槙久さまが何かおっしゃりました。
 何を言われたのかは憶えていません。
 ただ、部屋に戻ってから涙をこぼしたのを、ぼんやり憶えています。

 ともかく、わたしは自分の手で拙い指遊びをしてから、槙久さまの部屋を訪れるように
なりました。
 槙久さまが、予定外の時にお帰りになられて唐突にお部屋に呼ばれた時。
 眠っているところを、腕を引っ張られ引きずられるように連れて行かれる時。
 そんな時以外には。
 だんだんと痛みなんて感じなくなりましたが、ひきつるように擦られるよりは、腺液の
助けを借りた方が不快感は少なかったから、その行為は続けていました。
 槙久さまも、わたしが濡らしている方をお好みになっているようでした。

 字が読めるようになってからだと思います。
 自分のしているのが、『自慰』と名づけられる行為だと知ったのは。
 その言葉の意味はよくわかりませんでした。
 自分の手や器具を使って、性器などを弄って性的快感を得る行為。
 これもわかりませんでしたが、何よりわからなかった事。 
 なんで、これが『慰』という言葉を用いるのか。
 どう考えても、惨めに、哀しくなる為の行為としかわたしには思えませんでしたから。
 自ら慰めるなどという言葉になるのが、どうしてもわかりませんでした。

 ずっと不思議な言葉だと思っていました。
 それからどのくらい後でしょうか。
 別な言葉も知りました。
 片仮名でつけられた言葉は、何を意味しているのかわかりませんでしたが、同じ漢字二
文字の言葉がありました。

 自涜。
 じとく。

 とく、と読む漢字の意味がわからないので調べてみました。
 けがす、けがれる。冒涜、涜神、涜職……。
 なるほどと感心しました。

 みずからけがすのです。
 自分の指をもって、己自身を汚してしまうのです。
 それならばわかります。

 わたしは、自らの手で、自らを、汚していたのです。
 だから、惨めになるのです。
 だから、悲しくなるのです。



                   ◇



 四季さまは、槙久さまと違っていました。
 わたしが感じていようがいまいが、気になさいませんでした。
 人形とよく呼ばれました。
 その通りに扱われ、使われました。
 でもそちらの方がずっと、楽でした。
 ただ、わたしの体を道具のように使って、とりあえずの性欲を満たしてもらう。
 わたし自身もその頃には、半ば人形と化していましたから。

 だから、時にこんな事も思いました。
 お気の毒にと。
 人形しか相手に出来ぬ四季さまに。

 言われた通りに動いて、指を動かし、舌を這わせましたが、ついぞ四季さまはわたしで
満足なされた事はないようでした。
 それでも律儀に最後まで続けられ、わたしの中にいっぱい精液を出して、用済みという
ように放り出すのが常でした。
 何らかの快楽は得るから、それで吐精なさるのでしょう。
 何度もその行為をなさったのだから、それなりに使い物にはなったのでしょう。
 でも、わたしは出来の悪さが目立ち、お気に召さぬところが多かったのでしょう。
 時にいろいろな言葉で詰られる事もありました。

 つまらない女だと。
 人形を抱いているみたいだと。
 濡れようが、体を火照らせようが、おまえは本当には何も感じていないと。

 その通りですから、何も言えませんでした。
 もしかして、四季さまにとっては、わたしを抱くという事は自慰行為でしかなかったの
ではないか。
 そんなつまらない事を考えた時もありました。



                   ◇



 わたしが初めて誰かの為でなく、自分の為に指を性器に這わせたのは、志貴さんがお帰
りになられてからの事でした。

 四季さまと同じ、志貴という音の名を持つ少年。
 それは……。
 私が唯一、興味を持った少年。
 私が唯一、憎いと思った少年。

 きちんとした再会は8年振りだったでしょうか。
 でも、わたしは何度か志貴さんにお会いしていました。
 いえ、顔を見ていました。

 街へ行った用事の帰り、少し遠回りをして有間のお家の前を通りかかった時。
 宗玄先生のお宅にいた時に、志貴さまが治療に訪れた時。
 志貴さまは勘当されていた為、会う事は出来ませんでした。
 記憶を弄られ、みだりに顔を会わせるのは良くない事でした。
 なにより、わたしは遠野の屋敷以外で会いたいと思いませんでした。

 目につかぬ処から眺めるだけでした。
 どうせわたしの事はわからないのです。
 でも、見てみたかったのです。
 何故かは、わたしにもわかりません。

 秋葉さまが当主となられ、親族の方々を屋敷から追い出し、志貴さんを強引にお戻しに
なりました。
 秋葉さまは、志貴さんを迎えるにあたって私たちに頭を下げられました。
 さまざまな問題を、いろんな綻びを承知の上で、それでも志貴さんを取り戻したい、そ
の想い故に。
 使用人のわたし達姉妹にお願いをしたのです。

 そして、志貴さんは帰ってきました。
 幼くして本当の家族を全て殺された志貴さん。
 そして替わりの家族を与えられ、都合が悪くなると離された志貴さん。
 自分の過去も名前も、記憶も何も作り変えられ、他所へやられた志貴さん。

 当然、わたしの事などはほとんど憶えていませんでした。
 ぼんやりとした記憶はあるようですが、名前などは消されたのか、何年もの歳月に忘却
してしまったのか。
 それはそうです。
 秋葉さまの事ですら、実の妹だという誤った認識をしていたのですから。

 何故でしょう。
 長らくの空白故に、実の妹である秋葉さまとの接し方に戸惑いを見せる志貴さん。
 秋葉さまに教えられて、琥珀と翡翠という名前を新たに憶えた志貴さん。
 その姿は、わたしを切なくさせました。



 その夜でした。
 はじめてわたしは、自分の手を、自分の体に這わせました。
 誰かの為でなく、自分がそうしてみたかったという理由で。
 
 全て、着ている物を脱ぎました。
 お布団の上に腰を下ろして、ゆっくりと胸を弄りました。
 胸の膨らみをやんわりと揉んでみました。
 後ろからつかまれる時のように、両手で。
 指を広げて押さえるようにしながら、手のひら全体を動かしました。

 これは気持ちよいのでしょうか。
 わからない感覚です。
 でもやわやわと自分の乳房の形を変えていくのは。
 時に少し強く指を柔に胸に食い込ませるのは。
 決して……、不快ではありませんでした。
 それどころか、芯の方からじんわりと何かが感じられました。

 しばらく続けました。
 すると。
 乳首の先も少しつんと尖ってきました。
 敏感になっているのがわかりました。
 だからそっと、壊れものに触れるように指をあててみました。
 自分の指だというのに、不思議なくらい甘い痛みがありました。
 恐々と触れては、体をピクンとさせる。
 そんな事を何度も繰り返して、だんだんとその刺激に慣れてきました。
 ただ触れるだけでは物足りなくなるほど。
 それで人差し指だけでなく、親指も添えて、挟んでみました。

 普段、お風呂で触れるのとは全然違います。
 少し大きくなって、固くなっています。
 それなのに、いつもより弱いのです。
 摘むというより触れているだけなのに、ドキドキとしています。
 これを引っ張ったらどうなってしまうのだろう?
 そんな事をしたら……。

 怖がるわたしがいます。
 でも、結果を予期して期待するわたしもいるのです。
 躊躇って、そして少し指に力を入れてみました。
 少しだけ潰れて、指の部分だけ平らに窪んだみたいになっている小さな乳首。
 それだけで、さっきまでよりずっと強い刺激が走ります。
 それをさらに、引っ張るのです。
 怖い。
 でも引っ張るのです。

 ……。
 痛い。
 ううん、違う。
 痛みに似ているけど、これは?
 痺れるようなこれは?

 わたしには不慣れな感覚。
 それは快感でした。
 快感だったと思います。

 不思議でした。

 胸を強く、爪の跡がつくほど掴まれた事も、荒々しく揉まれてそのまま千切れるのでは
ないかと思うほど引っ張られた事もありました。
 周りの乳暈ごと乳首を摘まれて潰された事も、咥えられて歯で噛み痕をつけられた事も
ありました。
 その時には何も感じませんでした。
 痛みも何も。
 それなのに、自分の手のささやかな戯れにドキドキしていたのです。
 そして、不思議な甘美な感覚に戸惑っていたのです。
 胸から初めての快感を味わっていたのです。

 不思議でした。

 不思議といえば、何もしていない下半身もむずむずしいていたのです。
 独りでに、太股をもじもじと動かしていたのです。
 その合わせ目が、何か変でした。
 脚をそっと開いて、覗き込みました。
 濡れていました。
 指で、そこに触れてみました。
 間違いなくわたしの中から滴ったもので、指が湿り気を帯びていました。

 びっくりしました。
 指でいつもは丹念に触れないとこんな風にはなりません。
 大陰唇を片手でくつろげて、もう一方の手で、粘膜を擦り、膣口をゆっくりと指でなぞ
ってみたり。
 包皮に隠された陰核を摘んだり、唾液をつけた指で周辺を揉みこんだり。
 機械的に、そんな事を繰り返して、やっと潤いを得るのです。
 それが、指一本触れていないのに、いつもよりずっとトロトロと涎を垂らしたようにな
っていたのです。
 その膣口を、少しはみ出た小陰唇を、濡れた指で触れてみました。

「ふぁッッ……」

 思わず悲鳴が洩れました。
 軽く感電したような強い刺激。

 なんで?
 わかりません。
 自分にこんな感覚があるのかと驚きました。
 今までの槙久さまや四季さまからは、こんな……。

「志貴さん……」

 何故でしょう。
 戯れの間、意識をしなかった名前が出てきました。
 何故でしょう。
 その名を口にすると、何処かに痛みを感じました。
 何故でしょう。
 そして、体に痺れるような強い刺激が走りました。

「志貴さん」

 今度は意識してはっきりと呟いてみました。
 再会した志貴さんの顔を、思い浮かべて。
 
 それだけでビクンと体が動きました。
 とろりと、股間からまた新たな淫液が分泌されてこぼれました。
 志貴さんの事を僅かに考えただけで。
 驚くほどわたしの体は反応していました。

 指でさらに奥へと触れかけて、わたしは止めました。
 このまま続けたらどうなるのか、怖かったのです。
 そして、わたしが持っていたただひとつの大切なものを汚すのが嫌だったのです。
 そのまま何もせずに、熱夢から醒めるのを待って、身支度を整えました。
 腿まで垂れた蜜液を拭って清めました。
 体に触れる布地が、何だか着慣れぬもののように、どこか違和感がありました。 

 何かいけない事をした気分。
 いつもの罪悪感とも違う得体の知れない気持ち。
 自涜行為。
 自ら汚す行為。
 体を? 心を? 自分の中にある何か大切なものを?
 初めて、その言葉の意味を心の底から理解しました。
 何かはわからぬものを、意識せずに踏みにじったのです、自ら。



 それからは、自分の指で自分の性器を弄ぶ真似はしませんでした。
 それどころではなかったからかもしれません。
 わたしは長い事描いていた下絵に色を塗るのに忙しかったですから。

 いえ、初めての時のうしろめたさが、それをする事を躊躇わせたのでした。
 志貴さんにわたしがする事を考えたら、した事を考えたら……。
 頭の中でまで志貴さんを使う事を……、嫌悪すらしていたかもしれません。
 ……。

 不思議。
 わたしには、自涜行為をすることは、直接的に志貴さんとつながる行為のようでした。
 初めての時の刷り込みでしょうか。
 それとも、わたしにとって想像であれ、そうした行為の相手として……?

 ともかく、それ以来、私は性衝動を持ちませんでした。
 それなのに。
 今……。

 志貴さんの顔を眺めています。
 平静な気持ち。
 不思議です。
 躰はまだ余韻に火照り、志貴さんが触れた感触を、暖かさを残しているのに。
 志貴さんの匂いが染み付いているのに。
 初めての快感の余熱は、まだ消えていないのに。

 翡翠ちゃんは……、あ、今チクリと心が痛みました。
 ごめんね、翡翠ちゃん。
 言っていたよね、志貴さんが眠っていると彫像のようだって。
 まるで死んでいるみたいだって。
 お薬のせいかな、少し雰囲気は違うけれど、でも、そうね。
 とてもとても志貴さんの寝顔は綺麗。
 少ししか効かないかもしれないから、ずっとは見ていられないのが残念なくらい。
 
 不思議。
 なんでこんなに落ち着いているんだろう。
 人形は慌てたりしないのだろうに。

 計画はまだ破綻はしていません。
 四季さまは殺され、秋葉さまは血に狂ってしまわれた。
 ここまではわたしの描いていた絵とほとんどブレはありません。
 たとえここで、絵筆を捨てたとしても、とりあえずは描こうとしたものは見て取れます。
 未完成の稚拙な出来だとしても。

 このまま放っておいても、秋葉さまは誰かに始末されるでしょう。
 遠野の一族には、まだ怖い方がいますから。
 それに、人に仇なすバケモノを消す役目を持つ人達もいると聞いていますから。
 人の血を啜るバケモノは、秋葉さまは、いつか殺されます……。

 そうです。
 翡翠ちゃんを連れて此処を離れても、遠野の直系の家は瓦解し、それでわたしの計画は
一応の成就を迎えます。
 本来、秋葉さまを殺す役割を持っていた志貴さんという題材を、先程の絵に描き加える
のを止めたとしても。
 
 そう、そこがまずわたしの計画の過ち。
 味方につけて、使うべき道具を、なんでわたしは庇っているのだろう。
 なんで共に秋葉さまの処へ向う筈の志貴さんを、お薬で眠らせてしまったのだろう。
 なんで自分で始末をつけよう等と考えているんだろう。

 身支度を整えました。
 もう行かなくちゃ。
 扉まで歩いて、最後にもう一度だけ振り向きました。

 志貴さん。
 初めてわたしを愛してくれた人。
 今のわたしが一番好きだと言ってくれた人。
 騙されているとも知らずに、利用されているとも知らずに。

 ……そうなのだろうか?

 それほど志貴さんは鈍い方だろうか。
 まったくおかしいとお思いになっていないのだろうか。
 いつの間にか志貴さんはわたしと翡翠ちゃんの取り違えに、気づいていました。
 あの白いリボンをわたしに返してくれました。
 ならば、わたしが何を考えているのか薄々と気づいているのでは?
 
 部屋を出て、音を立てないようにして扉を閉じました。
 締めた扉に背をつけて、よりかかるように体を預けました。
 もう、これできっと志貴さんを見ることはありません。

 はやく秋葉さまの処へ。
 そう思うのに、何故か躊躇う気持ちがあります。
 どうしたのか、自分でもわかりません。

 知らず、指を口に含みました。
 濡らして、それをわたしのいやらしい処へ触れさせました。
 着物の裾から手を差し入れて。
 さっきまで志貴さんが貫いていた膣口へ、躊躇い無く指を挿入しました。
  
 なんで、こんな事をしているのだろう。
 早く、秋葉さまの処へ行かなければならないのに。
 そう思うのに、指が止まりません。
 指一本だというのに、きついです。
 ゆっくりと出し入れするのがやっと。
 さっきまで、志貴さんの大きいモノが挿入されていたというのに。
 
 そこにいない志貴さんの顔を見ながら、指を動かしました。
 気持ちいいです。
 でも、さっきのような高ぶりはありません。
 これはむしろ、槙久さまにされていた時と同じような感覚。
 不思議なほど他人事のように後ろから自分を見ている感覚。
 
 でも、あの時にはない満足感があります。
 濁ってはいない透明な平静さがあります。
 なんでこんな馬鹿な事をと思う気持ちが、薄れていきます。
 先程の自分の蜜液と、志貴さんに注いでいただいた精液で手をぐしょぐしょにして。
 わたしは指を動かしました。
 きっとぎこちない幸せそうな顔をしていたのではないでしょうか。
 それが相応しいように思えましたから。

 時間にしたらほんの少しの間。
 始めた時と同じ様に、体が勝手に動きを止めました。
 僅かに志貴さんとの余韻に浸っただけ。

 そうか、もう一度だけ思い出したかったんだ。
 今の生まれてから一番幸せだった時を。

 ああ、そうか。
 もう、二度とあんな事はないから。
 それで、自分で自分を。

 慰めたんだ。

 ああ……。
 自らを慰めるという言葉の意味が、少しだけわかりました。
 これは自らを涜する行為ではありませんね。 
 これは自らを慰める行為ですね。
 
「志貴さん」

 届かぬ言葉を大切に口にしました。。
 
 琥珀は、人形にも感情を持つ真似事が出来るのだとすれば……。
 志貴さんを好いておりました。
 志貴さんを憎んでおりました。

 ……。

 では、行って参ります。
 多分もう、お会いする事はないでしょう。
 失敗するにしろ、成功するにしろ。


「さようなら、志貴さん……」



 《了》







―――あとがき

 なんだか、書いててブルーになっていくお話でした。
 でもこういうのも好きなので。
 浸って書くと、後で読み返して、うぁぁぁと呻き声洩れるんだよなあ。

 どうにも女性の独り語り、それる琥珀さんとなると、瑞香さんの書かれた作品がちらほ
らと浮かぶのですが、苦手意識を払拭する為にあえて書いてみました。
 読み返してみて……、ぜんぜん違ってる。よし。

 四季の位置付けが琥珀シナリオだと違ってた気もしますが……。
 まあ、お見逃しを。
 それより、読んでしょんぼりな出来ですみません。
 
  by しにを  (2002/7/17)