明日のために〜奥様で魔女〜


メッセージ一覧

1: はりがねいぬ (2004/03/27 18:34:50)[bg6`goo.ne.jp]

〜使用上の注意〜
※このSSは、真っ赤な顔を手で隠しながらイヤイヤと首を振ったり、上目遣いで見つめるといったような
キャスターさんの表情を想像しながら読まれるとより一層楽しむことができると思います。っていうか萌え?

※このSSは徐々にテンションが落ち着いていきます。
ギャグかと思ったら、最後にはほのぼの風です。ご了承ください

※最後に一言。「読者王よ、妄想の貯蔵は充分か?」





























キャスターさんは若奥様です。
たとえ、婚姻届を出していなくても、戸籍が無くても。
ダンナ様の宗一郎様も、キャスターさんもそんなこと気にしてないからいいんです。
っていうか、近々偽造する予定。

キャスターさんは若奥様です。………若いの?


   女性に年齢のことを尋ねるのは禁忌です。
   『明日の為に〜奥様で魔女〜』


若いかどうかはともかく、キャスターさんは奥様です。
奥様だから、料理だってしちゃいます。
でも、どっかの家見たく大量に作ったりしなくていいので安心です。
奥様だから、掃除だってしちゃいます。でも、家の中に物が少ないので楽チンです。
奥様だけど、洗濯はしません。寺の若い衆にうっちゃってあります。
若い衆は、下着とかの所為で悶々とした日々を過ごしています。

そんな訳で、キャスターさんは意外と暇人です。
暇はTVを見てつぶします。
ワイドショーは欠かさずチェック。
ピーコと一緒に、辛口でファッションのチェックをします。
昼ドラも見ます。
ライダーさんと一緒に「私達に比べたらまだまだよね」とか言っちゃいます。
午後は○○思いっきりTVしちゃいます。親身になって相談に答えます。、、、ブラウン管の前でだけど。

今日もTVを見ています。
今日は寺の人達が夕飯を作ってくれるので、いつもより余計に暇です。
夕方の再放送枠になっても見続けます。
チャンネルを変えます、変えます、変えます、変えます………つまんないなら、消せよ。
そんな風に騙し騙し見ながら、面白い番組が始まるのを待ちます。
「つまんない・・・」だから、消せって。

そんな時、甘々な新婚さん風光景をブラウン管に発見。

食い入るように見つめるキャスターさん。

「いいなぁ、すっごくうらやましいなぁ。」

-----キャスターさんがTV鑑賞という名の社会勉強中につきしばらくお待ちください-----



「ふふ。現代の新婚さん風生活がどんなものかしっかり学習したわ。これで今日から甘々よ。宗一郎様のハートはもらったも同然だわ。そう、謎はすべて解けた。サーヴァントの名に掛けて。」
柄にも無く指でバキュンッとピストルを撃つ真似をしながら意気込むキャスターさん。

「まずは、宗一郎様を”さん”付けで呼んで見せる。」
早速、様付けじゃん。


早く、早く帰ってきてください、宗一郎様。
私は、メディアは、宗一郎様の帰りをお待ちしております。
カモォン、宗一郎様。パイルダー・オーンッですよ、宗一郎様。
はっ、やだっ、私ったら何言ってるのかしら。


ガラガラッ

「ただいま帰った。」

ぱたぱた

「お帰りなさいませ、宗一郎様。」
「うむ、今日もわざわざすまない。」
「いえ、とんでもありません。それで、宗一郎様。お先にお風呂になさいますか、
それとも、お食事になさいますか?」
「まずは、おまえだ。」
えっ!?そ、そんな、宗一郎様。

いえ、このメディアいつでも準備は出来ています。
ご所望されるのなら、例え、外で、ゲフンゲフン。
も、もっと激しく、く、首輪を(以下、自主規制)。
あ、こんな、宗一郎様、激しすぎぃ、ヒャッ、あ、あっ………はぁっ、はぁっ。
……宗一郎様、逞しかった………。

「メディアよ。」
「こ、このメディア。そ、宗一郎様がお望みならどんなプレイでもっ!!」
「?、驚かしてすまなかった。寺の者に、いいからとりあえず言ってみろといわれてな。」
「へ!?…ハ、ハハハハハ。……そうですか…そう…ですよね。ハハハ……はぁっ。」


「宗一郎様、お話したいことがあるのですが。」
「何だ?」
「お嫌でなければですけど、そ、宗一郎さんと、呼んでもよろしいでしょうか。」
「うむ。」
あぁ、違うの、違うんです、宗一郎様。
私は宗一郎様にドッキリ赤面で恥ずかしがりながら了承してもらいたかったの。
簡単に納得して終わらないでください。
そんな何も無かったかのように着替えださないでください。
……それにしても宗一郎様の背中って逞しい……。
こう、とっても大きくて、安心感が感じられて、
後ろから抱きつきたい気になって……はふん。
「む、メディアよ。後ろからだきしめられると着替えが出来ないのだが。」
「あ、す、すみません。」


一体、何をやってるのかしら、私。
宗一郎様、機嫌を損なわれてしまっていないかしら。
どうしよう?どうするの?メディア。
今日はお出迎えでも着替えの際にも、宗一郎様にご迷惑をおかけして、こんなんじゃ宗一郎様に捨てられてしまう。

!!そんな、宗一郎様に捨てられたら、私は、私は。
嫌ッ、嫌ッ、私のことを捨てないでください。

「どうした?顔を激しく振ったりして。何か不安な事でもあるのか?」
「そ、宗一郎様っ!!今日はご心配をおかけしたり、いきなり抱きついたりしてすみませんでした。もう二度と、あんな事はしないので私のことを見捨てないでください。」
「メディアよ。それは何かいけない事なのか?」
「え、でも、その、だって、先ほど……」
「一緒に住んでいる者の身を心配するのは当然の事であろう。そして、お前は私の妻だ。抱きついたところでなんら問題はあるまい。」
「は、はい、そうですね。宗一郎様の言うとおりですね。私ったらなに勝手に思いこんでたんでしょうね。」
「ふむ。それでは、少し遅くなってしまったが、夕食をとるとしよう。」

ふぅっ、何やってるのかしら。結局、宗一郎様なんて様付けで呼んでるし、しょうがないからこの案は却下にしましょ。

よっと、宗一郎様、ご飯はこれぐらいかしら。


ほかにどんな甘々があったかしら?
えーっと、あと私が見たのは食後に何をするでもなく
だんな様にくっついてみたり、、、コレね。
「「いただきます。」」
でも、宗一郎様にはこれからやらなければならない”てすとさくせい瓩箸いうお仕事があるし、あんまり、わがままな女だと思われるのもいやだし、どうしよう?

「どうした、食べないのか?体調でも悪いのか?」
「い、いえ、今食べます、はい。いただきます。」
もぐ…もぐ……、宗一郎様に甘えたい。もぐっ。


「「ごちそうさまでした。」」
カチャッ、カチャッ。
「あ、食器を洗うのは私の仕事ですから、そのままで構いません。」
「いや、今日のお前は少しおかしい。体調でも悪いのだろう。少し休んだ方がいい。」
「あ、それでしたら。えいっ。」
しゃらんらー。

魔法な力で、きれいになり、片付いてゆく食器たち。

「これで、宗一郎様も私も食器洗いをしなくていいですね。」
「暇な時間ができてしまった。」
なんですと?……チャンスよ、私。今こそ、宗一郎様に甘えるのよ。
「そ、それでしたら、宗一郎様。空いた時間の間、お風呂が沸くまでで良いですので。
そ、その、寄りかかったり、ひ、膝枕してもらったりしてもいいですか。お、お風呂が沸くまでで良いですので。」
「構わないが。」
「はい。それじゃあ、お風呂の準備をしてきますね。」
トタトタトタ

そ、宗一郎様正座してる…いや、別にいつも通りのことだけど。こ、これなら膝枕してもらってもいいわよね?
そーっと、えいっ。
ポフッ
あー、宗一郎様と一つになってるー。
「メディア。これでいいのか?」
「はい。とても、満足です。」
……本当にしあわせ。

コチッ、コチッ、すりすり、コチッ、コチッ、すりすり、コチッ、コチッ、すりすり。はふんっ。

えへへー、宗一郎様のひざまくらー。ちょっと硬いけど、おっきくて、あったかーい。
そーいちろーさまー。えへへー。そーいちろーさまのぬーくーもーりー。


ピーピーピー

「風呂が、沸いたようだが。」
「あっ…。はい、ごゆっくりどうぞ。」

あーあ、お風呂に行っちゃった。
でも、、、宗一郎様に膝枕してもらっちゃった。フフ、うれしっ。
そうだ、お礼に宗一郎様の夜食を作ってあげよっと。
何にしようかしら。やっぱり、軽いものが良いわよね。

「メディア。上がったぞ。」
「はい。これが終わったら入ります。」
「私はこれから仕事を済ます。先に寝てしまって構わない。」
「はい。」

心配してくださった宗一郎様には悪いけど、今日は先に寝ませんよ。一緒に床に就くんですから。
お風呂からあがったら、夜食をお届けしますから待ってくださいね、宗一郎様。
よしっ、完成。それじゃあ、お風呂にはいりましょ。


ふんふーん。

うんっ、あまり無駄な脂肪がついたりしてないで、スタイルもいい…と思う、それなりに。
お肌の調子もいつも通り良好。玉の肌とはいかないけど、それなりに張りもあるし大丈夫。
今日も、宗一郎様に見られても恥ずかしくない体よ。
……別に、体が醜くなっても、宗一郎様は私を愛してくれるだろうけど…。
やっぱり、好きな人のためにはきれいでいたいものよね。

ふー、最初は戸惑ったけど、慣れればお風呂はとっても気持ち良いわね。
それに、宗一郎様の入ったお湯だし、、、ん?

宗一郎様の入ったお湯=宗一郎様の何かいろんなものが入ってるお湯=宗一郎様味のダシ
…………飲んでみようかしら?
って、何考えているのよ、私!!
そんなの、脂っこい中年親父じゃあるまいし。

んー、ちょっと変な事考えちゃったわ。
そろそろ、あがろうかしら。



コンコン
「宗一郎様、夜食を作ったのですが。」
「ご苦労。」カリカリ
「今、お茶を入れますね。」

コポコポコポ
「お茶です、どうぞ。今日の夜食は、一口サイズのおにぎりにしてみました。具は明太子と昆布です。」
「うむ。」カリカリ

宗一郎様、真剣に仕事をしていらっしゃるのね。
でも、少しは手を止めて私に構ってくれても良いのに……。

「メディア。なにか用か?」
「いえ。用はありませんが。」
「では、先に寝るが良い。」
「いえ、宗一郎様のお仕事が終わるまで私もここにいます。」
「、、、そうか。」
「はい。」

宗一郎様、何であんなこと言うのかしら。
それは、心配してくれるのはうれしいけど、、、できるだけ一緒に居たいのに。
まったく、女心を理解してくれないんだから。
…………理解してくれる宗一郎様もなかなか怖ろしいけど。


それにしても、黙々と仕事をする男の人の背中ってかっこいいわ。
それが、愛する宗一郎様だから尚更にかっこいいわ。
やぁん、もう、何言わせるのよ。はずかしぃ。

宗一郎様の背中、大きいなー。抱きつきたいなー。って、今日それでご迷惑掛けたじゃない。
でも、寄りかかるぐらいなら良いかなー。って、それもだめよ、私。
今日は、宗一郎様に抱きついたり、膝枕してもらっちゃったり、もう、充分甘えたじゃない。
だから、見てるだけ。寄りかかるのも、まして、抱きつくなんて、ダメ、絶っ対ダメ。
見てるだけでも、充分幸せ。今日はちょっと甘えすぎだから、宗一郎様に甘えてもらうのよ……無理っぽいかも。
ふぁ、ふぁーっ、やっぱり少し眠いかも。


「仕事が終わった。それでは寝るとしよう。メディア、メディアよ、、、寝てしまったか。まぁ、仕方が無い。」


ん、んー、なんだか温かくて、適度に揺れてていい気持ち。…なんで?
なんで、ほんのり温かくて、適度にゆれてるの?
……もしかしてお姫様抱っこされてる?宗一郎様に抱っこされちゃってる?……って、
「キャッ!!」
「ん?目が覚めてしまったか。」
「え?わ、私、寝ちゃいましたか?」
「ああ。仕事が終わったので、これから寝室に行くところだ。」
「そう、でしたか……。」
また、ご迷惑を掛けてしまった。
「起きたのなら、降ろしてもいいな。」
「あ、はい。」

もしかして、イヤって言ったら寝室までお姫様抱っこで行けた?
……惜しいことしたかしら。まあ、明日以降にもチャンスはあるわよね。
それに、甘えてばかりなのもイヤだし。
やっぱり、夫婦は一緒に並んで、対等な位置で歩いていくべきよね
……でも、やっぱり惜しいことしたわね。


「明かりを消すぞ。」
「はい。お休みなさい、宗一郎様。」
カチッ、カチッ、カチッ


えへへー、今日は宗一郎様にいっぱい甘えちゃった。
抱きついちゃったり、膝枕してもらったり、、お姫様抱っこしてもらったり。
与えてもらってばっかりじゃなんだし、明日からは甘えるのを控えようかしら。
その……甘える宗一郎様も想像がつかないし。
決めた。明日からは甘えるのを控えましょう。

………やっぱり、少しだけならいいわよね。



――――――――――あとがき―――――――――――――
書いてみました。キャスターさんを萌え萌えにしたいがために。


記事一覧へ戻る(I)