fate/unlimited blade works side story 第二章(M凛、ルディア 傾ほのぼの?


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1: yuzu (2004/03/26 00:38:35)[arimayuzu1653 at hotmail.com]

この物語はセイバーend後を想定しています。しょーむないかもしれませんが最後までお付き合いいただけたら光栄です。

fate/unlimited blade works side story


かわってない町並みを見ながらゆっくりと歩く。前まではなんとも思わなかったけど、今ではひとつひとつが懐かしく感じる。
ただ・・・・・・。
「いったい、いつつきますの?ミス・トオサカ」
こいつがいなければだが・・・・・。
まったく。なつかしく感じる暇もない、もうちょっと思い出に浸らせてくれてもいいのではないだろうか――――。

「もうすぐつきますわ、ミス・エーデルフォルト。」
「そう、ならばよろしいのですけど。わたくし、長旅でつかれていますの。できるだけ早く休憩したいところですわ。」
「あら、この程度で疲れるなんてすこし体力不足でございませんの?ミス・エーデルフォルト」
「そうですわね、少し体力不足かもしれませんわね。ご忠告痛み入りますわ。ミス・トオサカ」
そう言って微笑む両者。傍から見ればふたりとも微笑んでいるはずなのに、周りに人、小動物すらいないのはなぜだろうか―――。



どうこうしているうちに衛宮家についた。やっぱりここも何一つかわっていない。
開け放たれた扉。出入りが自由にできるようになっている。人の温かさを感じる結界。

「ミス・トオサカ。ここって魔術師の工房じゃ御座いませんの?」
「ええ。その通りですわよ、ミス・エーデルフォルト」
「それにしては魔術師の工房らしくないというか、なんというか・・・。」

ルディアも同じことを考えているようだ。まぁ、こっちの家のほうが普通でないことは明らかであったりするわけだ。
普通魔術師の工房はこんなに開け放たれていない。来るものは拒み、入ってきたものは逃がさない。
なぜなら、自分の研究内容がばれるから。それが魔術師というものである。この家は異常っていえば異常だ。

「いい結界ですわね・・・。人の暖かさを感じます。」

ルディアも同じことを考えているようだ。まぁ、ここにいてもいつまでたっても物語が進まないので中に入るとしよう。
物語ってなんだ?私。





ぴんぽ〜ん。
呼び鈴を押す。別に呼び鈴なんか押さずにそのまま入っていけばいいのだが、いきなりづかづかと入っていくのもなんだし、ちょっと他人行儀にすることにした。
まぁ、気恥ずかしいだけともいうが・・・・。

「は〜い。どちらさまですかー?」

聞きなれた後輩の声が響く。

「久しぶりね。桜。元気にしてた?」
「ね・・・遠坂先輩・・?」
「姉さんでいいわよ。久しぶりなんだから、お互い気を使うこともないでしょうい?」
「・・そうですね!よろしくお願いします姉さん!」

そうやって柔らかく微笑む桜。
むむむ・・・・。随分といい女になったじゃない・・・。それに胸も随分とでか・・・って何を考えてるんだ私は!!
私と比べて随分と違うなぁとか、なんで姉妹なのに、こう女の子女の子してる部分に差がでるんだろうとか、思ってない。思ってないってば!

「ところで、その方はどちら様ですか?」

桜がルディアのほうを向いてたずねる。
あぁ・・・そういえばそんなやついたわね・・・。ごめんなさいルディアあなたのことなんかすっかり忘れてたわ。

「始めまして。わたくし、ミス・トオサカの同期で、ルディアゼリッタ・エーデルフォルトと申します。以後お見知おきを。」
「ご丁寧にどうも。私は間桐 桜といいます。よろしくお願いしますね。」

にっこりと微笑ましく挨拶する両者。桜はともかく、私との対応が全然違うのはどうか、ルディアゼリッタ・エーデルフォルト。
まぁ、こんな笑みを私に向けられたら寒気がするのだが・・・。

「つもる話もあるだろうし。中へ入りましょう。」
「はーい。いろいろ聞かせてくださいね、姉さん、エーデルフォルトさん。」

本当に話すことはたくさんあった。藤村先生とイリヤは旅行に行ったみたいで会えなかったのがすこし残念だったけど、女3人寄ればなんとやら。
気づけば夜の12時を回っていた。まだまだ話すことは沢山あったけど、今日のところはお開きになった。
桜も止まるかと思っていたが用事があるみたいで帰るようだ。

「じゃあ、おやすみなさい。姉さん、ルディアさん。」
「えぇ、おやすみなさい。桜。」
「おやすみなさいませ、サクラ。よい夢を。」


「それでは私たちも寝ましょうか。おやすみなさい、ミス・エーデルフォルト。」
「えぇ、おやすみなさい。ミス・トオサカ。」


ルディアは元私が寝泊りしていた客間。ベットもあるし、日本に慣れていないだろうから、布団で寝るのは厳しいだろうという配慮だ。
私はというと――――。



「本当に何もない部屋ね・・・。あいつの部屋っていうのがすぐわかるわ。」



あのバカの部屋で寝ることにする。理由なんかない。ただどんな部屋か興味があっただけだ。それだけ。それだけだってば。きっと。
布団を敷いて横になる。考えることはたくさんある。でも今日は、今日くらいゆっくり休んでもバチはあたらないだろう。


「ん・・・。士郎の匂いがする・・・・。」


どこともなくつぶやく。顔に赤みが差してるのがわかる。なんで、私が照れなければいけないのか。まぁ、今日だけは無礼講。ゆっくり休むことにしよう・・・。




あとがき
更新遅れてすみません・・・。仕事が忙しいのですよ・゚・(ノ□`)・゚・。
なんか私って文才ないなぁと思う瞬間。いやー、いままでもオモッテタンダケドネ。さらに・・・・。
ちなみに、結界はメディアに壊されてるんじゃないかと思った人。
一歩前へ(ぉ
まもなくガンド撃ちます。私に(ぇ
物語上しかたないのですょ・゚・(ノ□`)・゚・。
しっかし物語の進みが・・・・。飽きますよね?ねぇ?(誰に言っている
見放さないでまったりお願いします;;


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