fate もし02(傾 半ギャグ半シリアス


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1: 久遠 (2004/03/06 02:21:53)

 注意1:毎度毎度で恐縮ですがこのSSには壊れキャラが含まれています。
    
 注意2:ご都合主義万歳!!・・・なので色々とお気をつけ下さい。

 注意3:何故?何故に美綴シナリオが無いのだ!?


 

























 別に誰かに認められたいからこんなことをしたんじゃない・・・

 唯オレに出来ることだからやっただけ

 そう、これは自己満足というやつだ。




 
 










       fate/stay night もし02

 

 突然だがオレの通う学び舎には魔術師がいる。

 元々冬木市に根を下ろしていた家系と外から来た家系だ。

 一つは遠坂、宝石の爺さんの弟子の末裔らしいが爺さん曰くここ一番でポカをするという家系らしい。

 遺伝子レベルか魔術刻印にそのスペルが刻まれているのではと言うのが爺さんの予想だ。


 もう一つが間桐、マキリと呼ばれる家系。桜と桜の兄貴であり我が心の友と書いて心友の慎二の家系。
 
 間桐にはこの二人しかいない、いや正確には二人になったと言ったほうが正しい。
 
 間桐の爺さんは何でも昔惚れたアインツベルンの女性に会うために前回の聖杯戦争に参加していきなり
 
 オレのもう一人の心友、いや戦友の金ピカことギルッチにやられたらしい。

 はっはっはっ、ギルッチは容赦がないからなー。


 ここでギルッチについて説明しよう!

 ギルッチこと金ピカ英雄王ギルガメッシュ、あれは遡ること4年前某中華料理店の前で真っ白に燃え尽

 きていたギルッチをお持ち帰りして餌付けし、オレと共に数々の苦難(人災)を乗り越えて熱い友情で

 結ばれた仲なのだ。

 口癖は「今日の飯はなんだ雑種?」である。

 慣れてくるとなんていうか孤高の猫って感じでかわいらしい。

 ・・・断っておくがオレはホモじゃないぞ!

 
 ん?そう言えばギルッチが聖杯がどうのこうの少し前に言っていたような・・・ま・気のせいだよな?

 
 
 タイムスキップー!



 そんな訳で目の前で現在赤いのと青いのが戦っています。

 赤いのはなんか戦い方がオレに似てるというかパクリか?パクリなのか!?

 訴えるぞ!?そして勝つぞ!!

 んで青いのは何というか、うん。

 あいつ女運無いな。

 
 って!いつのまにか聖杯戦争が始まっていますよ!

 ぬー出場枠はまだ空いているんだろうなー空いてなかったらグレルぞ。マジで。

 そんな思考の狭間に囚われていると・・・空気が、いや空間が震えた。

 
 「宝具っ!」

 
 赤いのの後ろにいる人物が声を上げる。

 ってあれ遠坂じゃん。

 んで青いのが持つのは、え〜とゲイボルクか、とするとクーブーリンだっけ?

 違ったか?

 また暢気に思考の穴に嵌っていく途中、

 
 「誰だ!!」


 クーブーリン?が叫ぶ。

 ・・・オレじゃないぞ?

 青いの(クーブーリンは呼びにくい)の目線の先には一人の女子生徒、って美綴かよっ!

 美綴は咄嗟に校舎に向かって走り出す。

 青いのもそれを追いかける。

 オレはそれを見送る・・・訳が無い!!

 オレは衛宮士郎だ!

 故に見捨てるなんて選択肢は無い!

 赤いのと遠坂に見つからないように全速力で跳ぶ。

 一蹴りで約30m、三度目で校舎につきそのまま青いの後を全力で追う。

 階段を登り廊下にでると丁度青い奴の後方に出る。

 奴は槍を引き、その瞬間、視界が、赤く、染まる。

 
 オレはその手に剣を持つ

 誰にも使われず、唯存在しただけの剣

 故に銘は無く、だからこそ衛宮士郎に相応しい


 カキンッ!!

 
 ギリギリほんの数センチの差で槍を弾く。
 
 「何だと!?」
 
 青いのが突然の乱入者、つまりオレに困惑する。

 そのほんの少しの隙を突き美綴を抱えて跳ぶ!

 丁度赤いのが来た、逃げるなら今なのです。


 そして・・・


 む、美綴以外と胸があるな・・・その分重いけど。

 美綴に聞かれたら即死させられそうなことを考えつつ学校を後にした。


 続く・・・のか?



 あとがき

 調子に乗って三作目〜な久遠です。

 前回はっちゃけた分今回は真面目?に進めれたはず・・・

 どうか笑って、もしくは見なかったことにして見逃してくれると助かりますです。


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