このSSは巴祭(三人祭り)の出展作でした(過去形)。というのも書いているうちに18禁じゃなくなくったので、変更しました(笑)。

[ Moon Gazer ]という、阿羅本さんのサイトにある阿羅本さん作SS
   Curatio vulneris gravior vulnere saepe fuit.
   Dum fata sinunt vivite laeti.
   Nec possum tecum vivere, nec sine te.
   Forsan et haec olim meminisse iuvabit
通称ショタ志貴シリーズの私的番外編です。


















Vive hodie. 〜 今日を生きよ 〜















 遠野志貴は暇をもてあましていた。
 薄曇りの天気。少し寒いが風はそんなに強くなく、少し厚着していればなんとかなる程度の気温。
 それでも吐く息は少し白く、季節を感じさせていた。
 眺めている風景は森といってもいいほどの庭。
 色とりどりに紅葉した葉が落葉している。まるで葉の雨のよう。
 ひらり、ひらり、と舞い降りている。
 今、遠野志貴がいるのは、離れである。
 いつもならば屋敷の方にいるのだが、今日はいたくなかった。
 遠野家の親族が集まっているのだ。
 もちろん、養子とはいえ志貴も遠野家の一員で、一応長男である。だけれども、遠野家という鬼種の血を崇める親族ならぬ血族の話し合いに参加することは血を一切ひいていない志貴には無理な話だった。だから、遠野家当主である妹の秋葉にすべてをあずけて、こちらへ逃げてきていた。
 理由はもちろんそれだけではない。とある切実な、物理的な、肉体的な理由も志貴にはあった。それは遠野志貴の肉体は実際の高校生の肉体から小学生のものへと変貌していたというものである。いったん死に瀕した志貴を蘇生させるためシエル先輩が魔術やらなんやらを駆使した結果なのだが。
 いつもならば、琥珀や翡翠と色々話をしたりして時間を潰すのだが、今日は親族会議のため使用人である二人はてんてこ舞いである。また外へ出かけることもできない。こんな姿を乾有彦なんかに見られたらどうなることか……また有間の家も反対方向とはいえ同じ町内にある関係で、人目につきたくなかった。
 こんな姿をやはり曝したくない志貴とすれば、離れに避難するのも仕方がなかった。
 この数ヶ月は様々なこと――死んだり、イタリアで生き返ったり、先輩とあんな関係をもっちゃったり、琥珀と翡翠でああなったり、浅上では秋葉に襲われたり――と男としてはけっこういい目を見ている気もするのだが、志貴とすれば一大事だった。
 でも喉元過ぎれば何とやら。
 こうなにもなく手持ちぶさたになると、志貴は暇をもてあましていた。
 有り体に言えば、退屈、なのである。
 シャツに半ズボンという、季節的にはすこし寒そうな体であるが、志貴の体はぽかぽかしていてこれだけで全然寒くなかった。胸の傷がなくなったこの体には、活力で満ちあふれていて、駆け出したいほど。前までの貧血に襲われ意識を失うことが多かった肉体に比べれば、元気いっぱいなわんぱくのさかりの体。
 でも、このいつでも弾けそうなうずうずした体を押さえて、ごろり、と横になる。
 畳の香りが心地よい。
 あの事件のあと、離れも使えるように、畳などを取り替えたらしく、青々しい畳から発する香りに、志貴は自分は日本人なんだな、と実感してしまう。
 体にあびる陽光の暖かさ。
 少し冷たい風。
 音は何も聞こえない。しんと静まりかえったこの場は寂しくもあったが、それもまた気持ちよかった。
 心地よく少しひんやりとした畳の感触が志貴の肌となじんで、暖まったとき、志貴の体に何かが覆ってくる。
 ついうとうとしていたのか、志貴ははっと目をあけて、そちらを見る。
 そこには割烹着を着た赤毛の可愛らしい女の人がいた。

「あら、起こしちゃいましたか?」

 琥珀は笑う。
 今までの琥珀とは違う笑みだな、と志貴は思った。
 今まではなんだか綺麗な笑みで――綺麗すぎて鮮やかすぎて馴染めなかった。でも今の笑みは――。
 志貴はこちらの笑みの方が琥珀さんらしくていいな、と思っていた。

「いや、ゴメン。ついうとうとしちゃって……」

そういって志貴は体を起こすと、毛布がかかっていることに気づく。

「……ありがと、琥珀さん」
「いいえ」

 やんわりとした笑み。

「あ、でも……」

 志貴は屋敷のことを思い出して、尋ねる。

「親族のみんなは……」
「えぇ、まだいらっしゃいますよ」
「あ、でも琥珀さんがいないと……」
「いいんですよ」

 そういいながら、裾を押さえ払いながら、すっと畳の上に座った。
 背筋がピンと伸びた、綺麗な正座だった。

「今は遠野グループの話し合いになっていまして……これからあとは3時間ぐらいはわたしも翡翠ちゃんも立入禁止なんですよ」
「そうなの?」

 思わず聞き返してしまう。

「そうなんです」

 信用してくれませんねもぅ、といった表情を浮かべる。
 そんな琥珀の顔が可憐だな、と志貴はふと思う。

「その間、庭の掃除でもしようかなと思いまして、きてみたら志貴さんがいらっしゃいまして……」

 そういって視線を庭に移す。色とりどりの枯葉が綺麗に地面を覆い尽くしていた。

「……といってもこの時期の庭掃除ってわたしのさぼりの時間なんですよ」

 庭を見て、志貴は頷く。これだけの枯葉を掃除しようとしたら……何日もかかるに違いないし、この色とりどりの葉に覆われた風景は掃除するまでもなく美しいと思っていた。

「でも、これは翡翠ちゃんには内緒ですよ。『姉さん、ズルはいけません』っていうんですから」

 ころころと笑う。これも最近、琥珀がはじめた笑い方。
 ついその笑顔に見入ってしまう。
 見とれてしまう。
 すると視線に気づいたのか、琥珀さんは顔を真っ赤にする。

「いやですよ、志貴さん。そんなに女性の顔を見つめるもんじゃないですよ」

 秋葉の、四季の、そして遠野家の秘密をしって、犠牲になった琥珀さんが笑っているのを見るだけで、志貴は秋葉のために行ったことでまた救われた人がいたのだな、と感慨深く眺めていた。
 志貴が言われても視線をそらさないので、琥珀は顔を赤くしてもじもじし始めた。
 幸せだな、とふと思った。
 退屈だということは幸せなんだ、と志貴は思い直していた。
 遠野家に戻ってからの大騒動、大波乱のことを思えば、今のこの時を退屈だと思っている自分がなにか思い上がっているような、浅はかな気がしてきた。
 琥珀もそんな志貴をじっと見つめていた。
 なにかを懐かしむような、憧憬にも似た何かをたたえたその琥珀色の瞳に気づき、志貴は尋ねた。

「……どうしたの、琥珀さん?」
「……あ、いえ……」

 さらに顔が赤くなる。まるで湯気がたつほど。正座したまま俯いて、手の指をあわせて、もじもじさせている。
 可愛らしい琥珀さんをつい苛めたくなってしまう。

「……隠し事はいけないな、琥珀さん」
「いえ、隠し事など……」

 じいっと見つめ続ける志貴。
 はぁーとため息をついて、そっと小声で話し始める。
 最初は小声で何も聞こえなかった。
 すると琥珀はもう少し声を大きくする。それでも誰かに聞かれないように話すひそひそ声の大きさ。

「……遊びませんか?」

 ――――は?
 志貴は一瞬なにを言われたのか理解できなかった。

「……子供っぽいといわれるかもしれませんけど」

 志貴の耳元に囁く。完全に内緒話のノリ。

「鬼ごっことか……しませんか?」

 ついきょとんとしてまじまじと琥珀さんを見てしまう。
 胸の内を吐露したためか琥珀さんの顔は明るい。でもこちらをそっと伺う顔はまるでイタズラ好きな――。
 でもどうしてこんなことを言い出すのか、志貴にはわからなかった。
 いつもならば、琥珀はお姉さんとして、使用人として、友達として、楽しくつき合ってきたのに。
 ――――どうして?

「志貴さんは、わたしとの鬼ごっこはイヤですか?」

語尾が震えたか細い声。目を細め哀しそうな顔。その声に、その顔につい思わず、

「……い、いや、そんなことは!」

 志貴は思いっきり首を縦に幾度もふっていた。
 するとにっこりと笑う。
 やられた、と思いながらも、やられてよかったなとも思ってしまう、不思議な感情。

「――じゃあ、志貴さん」

 琥珀は手をポンと叩くとすっと立ち上がった。

「鬼ごっこをしましょう」

 そして一言。にんまりとした笑み。琥珀らしくない、でも琥珀らしい笑み。

「負けたら罰ゲームですよ」
「罰ゲーム?」

 思わず素っ頓狂な声をあげてしまう。

「そうですよ。でないと真剣になりませんからね」

 指をたてていう。そのノリノリな様子につい浮かれてしまい、志貴もノることにした。

「いいよ、琥珀さん。じゃあ真剣勝負だね」
「えぇ」

 そうときまれば話は早いと、志貴はいきおいよく立ち上がる。もぅ腕白坊主そのままで、そんな姿を眩しそうに琥珀は見つめている。そして、琥珀も立ち上がり、縁側から庭へと降りた。

「では、10分間と限定しまして、それまでに鬼から逃げられたら勝ち。捕まえたら鬼が勝ちですよ」
「よーし」

 志貴はにこっと笑う。体を一刻も早く解放したくて、うずうずしていた。
 まずは鬼を決める、ということでじゃんけんをする。志貴はグーで、琥珀はチョキ。あっさりと決まる。
 あらら負けちゃいましたね、といった顔を浮かべる琥珀。まるで童のようで、志貴にはとても新鮮だった。
 そして志貴は、スタートと声をかけて走り出した。
 不意を打たれて目を丸くする琥珀を後目にぐんぐんと走り出す。そして琥珀も、まって、と走りはじめる。
 枯れ草をふみつける音。
 荒い呼吸。
 はらはらと舞い降りる枯葉。
 体が熱くなる。
 こっちだよ、こっち、と志貴が叫べば、
 待って下さい、志貴さぁん、と琥珀は後を追いかける。
 脚が伸びる。
 手が動く。
 心臓は力強くでもはっきりとした鼓動を刻む。
 志貴は楽しかった。
 あの時以来、こんなに走ったことはない。動き回ったことはない。
 手を大きくスイングさせることができる。
 脚が大きくグラインドする。
 風をきる音が耳に心地よい。
 走る。
 飛ぶ。
 跳ねる。
 右に、左に。
 こんなに。
 こんなにも体が動く。
 あの――殺し合う時ではなく、自由に、思いっきり、こんな体を動かせる。
 体の奥からぽかぽかして暖かい。
 何かがこみ上げてくる。
 それが笑いの形になる。
 走っている途中に笑うとバテるな、なんて思いながらも志貴は声をあげて笑っていた。
 楽しい。
 体を動かすのが、こんなにも楽しいだなんて――ずっと知らなかった。
 後ろから聞こえる琥珀の声。
 でも待たない。というより待てない。
 動いてしまう。
 痺れを切らしていた体がこんなにも動いてしまうから。
 手が、足が、胴が、肘が、膝が、股が、腰が、こんなにも、こんなにも。
 今まで動けなかった自分からすれば――それは奇蹟だった。
 小学生の時、有彦とかけっこ。でもすぐにバテてしまう。動けなくなってしまう。
 みんなあんなに騒いでいるのに、自分だけのけ者にされた気分。有彦はつき合って横に座ってくれたけど。
 そんな有彦の心使いに、いいヤツだな、と思いながらも、どこかで、劣等感を感じていた。それはすぐになくなってしまうものだったけど。有彦を座って縛り付けている自分がとても悪いものになってしまった気がして、だからわざと保健室に行くこともあった。そうすれば有彦は校庭を、廊下を、みんなと、友達と走り回ることができるから。
 昔、小学生のころ感じていた劣等感が溶けていくのを、解放されていくのを感じる。

 琥珀は楽しかった。
 この広大な森というべき庭で鬼ごっこ。
 それは二階の窓から見下ろしていた光景。
 志貴さんと四季さんと秋葉様と翡翠ちゃん。
 そこにはいない自分。
 目の前には志貴さん。あのころの志貴さんがいて、走っていて、笑い声をあげていて――まるで昔に戻れたよう。
 ううん。
 走りながらも自分の考えを否定する。
 昔になんか戻れない。戻れっこない。これが感傷だというのがわかっていた。
 それでも。
 楽しかった。
 たとえ志貴さんに追いつくことが出来なくてもいい。
 ただ――こうしてお庭で鬼ごっこ。
 まるで昔夢見ていたような光景。
 息が切れるのがわかる。
 心臓がばくばくいっている。
 こんなに激しい運動などしたことがない。
 なのに止まらない。
 脚が、手が、勝手に動く。動いて前を走る志貴さんを追いかけてしまう。
 待ってくださいよ、とあげる自分の声を聞いてうきうきした。
 息切れして、聞き苦しい声。でも弾んだ声。
 こんなわたしでも、こんな声が出せるんだ。
 そう思うと、笑いがこみ上げてくる。
 子供になった志貴さんが離れにいる姿を見て思いついたこと。
 子供っぽいなと思ったけど、言ってみてよかった。
 志貴さんと鬼ごっこ。
 愉しい。
 と、そのとき――。

 うしろで悲鳴が聞こえた気がして、志貴は立ち止まる。
 肩で息をしていた。まともに口で行きすることができないほど。
 それでも志貴は振り返ると、そこには頭から枯れ草の絨毯にのめり込んでいる琥珀の姿が見えた。
 ついはしゃぎすぎたかな、と思って急いで駆け戻る。よくよく考えれば子供の、黄金期の肉体で走り回る自分と、女の琥珀さんと鬼ごっこというのは、無理があったのかもしれないな、と考える。
 つい――嬉しすぎて彼女のことを気に留めなかった自分を恥じながら手を差し出す。

「大丈……」
「はい、捕まえました」

 声をかようとした途端、脚が掴まれる。
 顔をあげて、にっこりと笑う琥珀さん。
 イタズラ好きな笑み。
 鼻には枯葉の残骸。少し汚れた顔がなぜか志貴には眩しかった。
 やられた、なんて志貴は思わなかった。
 琥珀さんはこういうのが好きだ。そうするのがわかっていたから、わざと捕まったといえるかもしれない。どうしてわざと捕まったんだろうと思ったけど、目の前の琥珀さんの楽しそうな朗らかな笑みを見ると、そんなことどうでもいい気になってくる。

「あは、汚れちゃいましたね」

 立ち上がって、土や枯葉をはたく。
 髪には枯葉が一枚。
 それを志貴は背を伸ばして、はらって上げる。

「ありがとうございます」

 琥珀はそう答えながら、なんだかくすぐったいような笑みを浮かべていた。
 その笑みになんだか志貴の方も照れてしまう。

「では罰ゲームですね」

 すごくうきうきしたはしゃいだ様子。
 仕方がないと肩をすくめて、琥珀の言葉を待つ。すると――。
 突然、目の前でもじもじし始める。
 どうしてなのか、わからない。
 志貴はちょっと見上げるようにして、琥珀の顔を覗き込む。
 真っ赤だった。
 そんな顔を見て、志貴はよかったな、と思った。
 琥珀が少しずつ変わりつつある。
 それがどんな方向であるにせよ、笑っている印象しかない琥珀さんがこうしていろんな表情を浮かべるようになった。
 時折、なんていうか企んでいるような含みのある顔を浮かべるのはちょっと引いてしまうけど、志貴とすればこの澱んだ遠野家に新しい風が吹いている象徴であった。
 古き血によって反転を恐れる秋葉、感応能力者として引き取られた翡翠と琥珀。そして反転し封じられた四季。そして七夜の血をひく自分。
 時折、シエル先輩が訪れるようになって、秋葉と一悶着。それを宥めるというか煽ったりする琥珀さんに、ただ沈黙して見守る翡翠。それを苦笑しながら、どうやって丸く収めようかと考えている俺。
 新しい遠野家。
 新しい家族。
 新しい生活。
 だから――琥珀が今なにを言いだしても出来る限り叶えたいなと思った。……秋葉を裏切るようなのとかは却下するけど。
 にこにこと笑いながら、志貴は琥珀が言い出すのを見守っていた。
 立場が逆転していた。
 子供の姿をしている志貴が大人の余裕の表情を浮かべ、大人の琥珀がもじもじとしていた。
 ようやく決心したのか、志貴の方を見ると、またひそひそ話の声で、秘密事のように、睦言のように囁く。

「わたしのこと、『琥珀ちゃん』って呼んでいただけませんか?」

 ――――。
 ――――。
 ――――。
 ――――え!?

 突然、このような事をいわれて志貴は混乱していた。
 琥珀、さん、じゃなくて……琥珀、ちゃん……。
 ちらりと見上げてみる。
 真っ赤になってもじもじしている姿は、まるで翡翠のようだった。
 表情、振る舞い、口調そして着ている物から別人の印象を受けていたが、志貴は改めて翡翠と琥珀は双子なんだな、と実感した。
 なんだか笑いがこみ上げてくる。
 すると琥珀は何か言おうと口を開く。
]  しかし機先を制して、志貴は言う。

「いえやっぱりけ……」
「うん、琥珀ちゃん、行こう」

 そういって手をひっぱってズンズン歩く。
 何か言い足そうな琥珀さんを……いや琥珀ちゃんをひっぱって、ガサガサと音を立てて枯葉を敷き詰めた絨毯の上を歩く。
 左手には琥珀ちゃん。
 天高く、風はやや冷たい。
 色とりどりの木の葉の雨。
 晩秋。
 志貴は笑いながら、手をひく。
 昨日は昨日。今日は今日。明日は明日。
 昔になんか戻れない。
 それは永遠の真理。
 だから今日を生きる。
 今日という日。そして明日という日。
 そしてひいている手の先には、琥珀さんではなく、昔の白いリボンの女の子がいるんだ。
 そう確信していた。
 過去はできなかったこと。
 でも今日できること。
 そんな中、志貴はか細い声が後ろから聞こえてきた。

「……うん、ありがと。志貴ちゃん……」

 それはまさしく、白いリボンの女の子の声、だった。
 志貴は笑った。
 昔、ここにいた頃のように。
 昔遊べなかったリボンの女の子と一緒に。
 今、これから何をして遊ぼうかな、と考えていた……。



あとがき


 まずなんて言っていいのやら……。
 冒頭にかいたとおり、もともと18禁でした。この作品。でも作品がゆるしてくれませんでした。
 鬼ごっこで負けた志貴くんに琥珀さんが「2時間はわたしのいいなりですよー」といわれて縛られたり嬲られたりする話だったはずなのに……。
 前半のギャップに負けました(笑)

 ショタ志貴はオープンソースだから、自由にしていいよ、と快諾してくださった阿羅本さんに感謝を。

 次こそ……18禁です(笑) たぶん

2nd. November. 2002 #71

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